Sports Graphic Number W杯臨時増刊 2010年 7/6号

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) W杯臨時増刊 2010年 7/6号 [雑誌] Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) W杯臨時増刊 2010年 7/6号 [雑誌]

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6月もあと1日でおしまいですね。私にとっては激動の一ヶ月! でした。なんといってもジェイクの新作を2本を見られたこと。正確には「プリンス・オブ・ペルシャ」は5月に見たのですが、2回目は6月16日に見ましたから。そのときワールドカップの日本対デンマークの、パブリック・ビューイングの告知を見ました。シネコンで日本代表を応援するってことです。料金は格安の500円でしたが。はあー、予選リーグ敗退でしょう? と、まるで代表を信じていなかった私。でも、にわかファンではありませんよ、86年のメキシコ大会でサッカーに目覚めたのですから、て、24年前ですか!

その事実に気づいて愕然とする私。今月、月日の流れが何たらと書いてきましたが、いやはや、サッカーの魅力に気づいて24年ですか! そして86年のメキシコ大会。いちばん輝いていた、優勝チームのアルゼンチンのヒーロー。マラドーナが今回は監督として! もうベスト8進出を決めましたね、たいしたものです。彼にノックアウトされて私はサッカー道(?)に導かれたのでした。

当時の日本代表がどんな状態だったか。メキシコ大会には出られませんでした、韓国に敗れて。本当にもうちょっとだったと、以前からサッカーファンだった友人に聞きました。「でも、最多失点で一次リーグ敗退しただろうから、よかったかもね。」の発言には、そうかあー、と、わかったような、わからなかったような。その年の暮れ、トヨタカップで初めて生サッカー観戦です。アルゼンチンのリバープレート対ルーマニアのチームでした。

明けて87年。元旦の天皇杯決勝が日本サッカー初観戦。読売クラブ(現・東京ヴェルディ)が優勝。今は解説者の武田くんがルーキーで活躍していました。ラモスも現役バリバリ、まだ日本には帰化してませんでした。当時、日本サッカーにはプロリーグは存在せず、JSL(日本サッカーリーグ)があるだけでした、企業が主体のリーグです。観客動員もさびしいもの。これじゃいかん、プロリーグなくしてワールドカップ出場はありえない!(韓国の例を見ても)と私は思いました。しかし、どうやってプロリーグを立ち上げるのか?

大幅にはしょりますが、1993年、Jリーグが発足しました。紆余曲折があったものの、17年、続いてきたのは評価されるべきと思います。私の目の黒いうちに日本は出られるのか? と懸念していたワールドカップにも、98年から4回連続出場、すごいことです。そしてついに、自国開催でないのに今回、予選リーグを突破しました。3戦ともリアルタイムで見ていない私ですが、今夜のパラグアイ戦だけは! TVの前で応援するつもりです。結果だけ見て、やっぱりね、だったドイツ大会。当時のしらけた私はもういません。そう、経験なんだよね。私たちはもう、初心者じゃないんだよね、と、こちらの記事にうんうんとうなづきながら、我らが代表の奮闘を見守りたいと思います。

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著者:サニーサイドアップ,中田 英寿
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  ワールドカップではイタリアが決勝に進みました。90年の地元開催時は準決勝で涙を呑んだイタリア、こうなったら優勝してほしい! ドイツファンの皆さんには申し訳ないですが、90年はドイツが優勝してるし、たまにはイタリアに花を持たせてやって。

 今朝はかなり冷静さを取り戻してます。ヒデこと中田英寿がプロとして長く滞在したイタリアが勝利したのも大きな浮上材料。上記の本、欲しいなあ。私の心の都・フィレンツェ。ヒデがセリエAで最後に所属したのがこの街のチーム、フィオレンティーナでした。

 ご存知のようにヒデは現役引退を発表しました。サッカーだけの人生は送りたくない、30前に引退するかも、とかねてから口にしていた彼のこと、驚きはしません。
 ただ、まだまだ先のことと思っていたことが現実になった、もう「その時」がきてしまった、という動揺は自分でもたじろぐほど。昨日の未明にネットで引退を知り、眠れなくなりました。

 たまらず96年3月の、日本が28年ぶりにオリンピック出場を決めたサウジ戦のビデオを何年ぶりかで見直しました。19歳のヒデは当時から輝いていた。要所要所でいいプレイしているのがよくわかります。そして歓喜のホイッスル。前園、川口、城、ヒデ。最強といわれたメンバーは見事、閉ざされ続けた五輪への道をこじ開けました。

 他のメンバーが高揚する中、ヒデはインタビューでもクールでした。その後、前園とヒデがカレー麺のCMに揃って出たなんて覚えてる方、いらっしゃいます? 「カレー?」と声がひっくり返ってたひょうきんなヒデ。

 当時のヒデは愛想よくインタビューに答えていました。マスコミ嫌い、不遜な態度、とよく言われますが、ヒデを頑なにしたのはマスコミです。インタビューの一部を曲解して取り上げられることが続いては不信を抱いて当然です。心を許せる人の前ではヒデは素直でした。「ナンバー」誌上での「キャプテン翼」作者の高橋陽一との対談、無邪気な笑顔のヒデがいました。また、TVイタリア語会話にゲスト出演したときは、ジローラモさんとイタ飯を楽しみながらおしゃべり。

 さて。アトランタ五輪で代表はブラジルを破る「マイアミの奇蹟」を。2勝しながら決勝トーナメントに進めなかった稀有のケースとなりました。
 夕方。TVで当時のチームメイト川口や城がコメントを寄せ、彼らの男臭くなった貌に10年の重みを感じ、そしてヒデの先日のブラジル戦後の表情を改めて見て、だいぶ気持ちが落ち着きました。

http://live.sports.yahoo.co.jp/hide_message_text.html

 上記のヒデのメッセージに胸がいっぱいです。「人生とは旅であり、旅とは人生である」、本当にその通りだなあ。旅なんて面倒くさい、だった私がいきなりルネサンス美術に目覚めてしまい、意を決して一人で出かけたのがフィレンツェ、99年8月末でした。

 小心者ゆえ言葉の通じない国に行くのは恐怖で、出発までの3ヶ月間、必死にイタリア語を学びました。TVイタリア語会話のビデオを何度も見たのはもちろん、道を歩きながらdestra,sinistra(右、左)と指差し確認、トイレのドアにuno,due,tre…と数の表を貼り、部屋ではイタリア語のCDを流しっぱなしに。

 この前年の98年、ヒデはペルージャに移籍。会見では「Basta. Ho fame.」(もういいでしょう、おなかがすいた)とレッスンの成果を披露。ヒデの努力に私も触発されました。この年ヒデは自身のHPを立ち上げ、そのネット日記をまとめたのが「nakata.net―98‐99」でした。職場のPCでこれを読むのが楽しみだったものです。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4104359017/503-2004234-7919944?v=glance&n=465392

 単行本が出たのは2000年3月。私は27日に買い、一気に読み、とても救われた気持ちになりました。購入したのは実家の側の書店。その時私は父の見舞いのため実家に戻っていたのです。当日の夜は主治医に呼ばれていました。

 父は保って1週間、という宣告。辛かったあの日、ヒデのこの本がなかったら、私はどうなっていたでしょう。最後の2日、父の病室で寝起きしたときも、この本をお守りのように手元に置いていました。薬で眠り続ける父を見守るしか出来ることはなし、時々開いて元気をもらいました。あの時、どんなにこの本に励まされたか、前向きでひたむきなヒデに支えられて乗り切れたんだと感謝しています。

 いつも世界に目を開かせてくれたヒデ、ワールドカップで戦うことの厳しさを教えてくれたヒデ、それを受け止めきれなかったメンバーたち。昨日、前園が「僕が若い選手ならヒデにどんどん接近して教えを請う」と言ってましたが、現代表の若手が「偉大すぎる」先輩に引いてしまったのだとしたら情けない。そんな根性では世界に出て行くのも無理では?  2010年はオーストラリアがアジア枠に入ってくる、大変な脅威です。

「心の底から一言を。 “ありがとう” 」

 メッセージの結びの言葉を、そのままヒデに贈ります。

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★いよいよ決勝2チームが出揃いました。プレイモービルくんは、あんまり差がないですが(何せ全部同じ顔・笑)ファイナルを楽しみましょう!

http://e-kibun.com/worldcup/index.html

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