遠い空の向こうに(3)

October_sky009 今頃なんですが、「はやぶさ」の帰還には本当に泣けました。誰かが言ってましたが、機械なのにどうしてこんなに涙が出るんだろうって、全くそのとおりです。燃え尽きようとする「はやぶさ」の前方にカプセルが! 光の弧を描いて地上へと力強く進んでいく。本体は、どんな華麗な花火も敵わないほどの輝きを見せて消えていく。もう涙、涙です。打ち上げられたことも、とてつもない困難を乗り越えて帰還したことも今回はじめて知ったのですが。ロケットに関しては失敗続きというイメージの強かった日本、こんなプロジェクトがあったとは。もう、ネットでのいろんな映像を見ては涙と鼻水で大変です。「こんなこともあろうかと!」あらゆるトラブルを想定し、奇跡の帰還。あ、また鼻水が。

大気圏で燃え尽きるというと、前にも書きましたが「サイボーグ009」のラスト。002は自分だけなら地球に生還できるのに009を放っておけず、一緒に燃え尽きてしまうんです、そう、はやぶさのように流れ星になって。「ガンダム」でも印象的なシーンがありました。大気圏突入もOKなガンダム、しかし周囲のザクは次々に火の玉になってしまうのです。

そんなことを思ってボーっとしているうちに、やっぱりというか「遠い空の向こうに」を見直したくなりました! 主人公ホーマー(ジェイク)はスプートニクに魅せられ、自分もロケットを飛ばす! と無謀な夢に挑戦し、みごと科学フェア(97年より「インテル国際学生科学フェア」)で金メダルを! ついにはNASAのエンジニアに。ジェイク、いい映画に出てくれましたね。「プリンス・オブ・ペルシャ」と比べると別人のように幼い(17歳だもんね)彼の、確かな演技に改めて感心しました。

それにしても、です。ホーマーが見とれたスプートニクもきれいでしたが、はやぶさの最期の姿ほどのインパクトではなかったですし、はやぶさに影響されて日本でも、いや世界中でホーマーみたいな子が増えるのではないでしょうか。希望の見出しにくい時代ではありますが、久々に明るいニュースでした。日本代表もカメルーンに勝ったしね。私の命があるうちW杯に出られるんだろうか、日本は。と悲観していた20年前を思うと夢のようです。生きてるだけで丸儲け、といいますが、こんなにうれしいニュースが短期間に続くとは。ジェイクの新作を続けて見てしまって、ちょっと放心状態だったのですが、また前向きに生きていかなくちゃ!

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トランスフォーマー(4)

トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション DVD トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション

販売元:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日:2008/07/04
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 当然のように続編の製作が決まった「トランスフォーマー」ですが、今年のMTVムービー・アワードで作品賞に輝きました。おまけに男優賞候補にシャイア・ラブーフ、ブレイクスルー演技賞候補にミーガン・フォックス。そしてベストキス賞候補にはシャイア・ラブーフ@「ディスタービア」と注目度が高いじゃないですか、嬉しいです。彼は話題の「インディジョーンズ4」にも出演、順調にキャリアを重ねてますね。

↓劇場で見る予定だったのにな~。どんなキスシーンなんでしょ。

ディスタービア DVD ディスタービア

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2008/04/25
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 続編「Transformers 2」のヒロインにはオーストラリア出身のテリーサ・パーマー。「トランスフォーマー」でも同じオーストラリア出身のレイチェル・テイラーが活躍してましたね。テリーサとレイチェルの共通点はもうひとつあって、「ハリウッドで勝て!」の著者、一瀬隆重さんがプロデュースしたJホラーのハリウッド・リメイクに出演してるのです。「トランスフォーマー」続編が出来る前にテリーサを見たいです。「呪怨 パンデミック」、なんか怖そうですね、オリジナルのJホラーも相当に怖いと聞いておりますが~。

呪怨 パンデミック ディレクターズカット・スペシャル・エディション DVD 呪怨 パンデミック ディレクターズカット・スペシャル・エディション

販売元:エイベックス・エンタテインメント
発売日:2008/03/28
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トレマーズ(2)

トレマーズ (ユニバーサル・セレクション2008年第4弾) 【初回生産限定】 DVD トレマーズ (ユニバーサル・セレクション2008年第4弾) 【初回生産限定】

販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2008/04/10
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 とってもお気に入りのB級巨大生物ホラー映画、昨夜放映されたので久々に見ました、なつかしー。前回のネタバレ感想こちらです。書いたのは2004年夏ですね、実際に劇場で見たのはおそらく90年の夏の終わり、故郷で友人に誘われまして。前にも書いたけど「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」がお目当てだったのです。当時は地方では2本立て上映が多かったんですね、併映のこちらはパス、と思ったのですが、友人は当然のように見ましょうと。が、結果的に見てよかったです、楽しい!

 パニック映画(?)が楽しいってヘンかもしれませんが、コメントでも評価は高いです、この手の映画で平均8.5点て高スコアですよね。昨夜、18年ぶりに見て気分爽快でした、ネバダの砂漠地帯で砂埃もうもうと立ち込める画面ですが、ちょっとBBMに通じるものが~別にないか? でもBBMにも登場のライフル30-30が使われてましたよ~。

 主演のバル(ケヴィン・ベーコン)の初心な恋が印象的でした、この作品のケヴィンが好きという方も多いのですね、納得。が、今回は年上の相棒役フレッド・ウォードに注目、いいコンビです。しかし彼の役名はアールでしたか…。

 18年もたって再見、やっぱりB級の傑作だと再確認です。陸のジョーズなんですね、なるほど~。4作目まで作られているそうで、他のも見たいような見たくないような。製作総指揮は「ターミネーター」「エイリアン2」のゲイル・アン・ハードだそうで、道理でしっかりした作り? そして、あの巨大生物はエイリアンを想起させました、ネトネトしていて気持ち悪かったですが、真昼のシーンが多いせいか、あんまりキモくもなく。見終わってさわやかなモンスター映画も珍しいですよね、その意味でも世紀の傑作?

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トランスフォーマー(3)

彼方より―諸星大二郎自選短編集 Book 彼方より―諸星大二郎自選短編集

著者:諸星 大二郎
販売元:集英社
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「トランスフォーマー」とこの漫画にとは何の関係もありませんが、「トランスフォーマー」の初期予告を見た頃、もしや諸星センセの「生物都市」のような結末? とぞーっとしたのです。金属や機械と全人類がグチャグチャに融合するのです。ぜんぜん違う話でよかったです。

 Wikipediaによれば【元となった『ダイアクロン』のロボット達と違い、「自分の意志を持った生物」という設定になったのは、「人が乗って戦うロボット」という日本ではおなじみの概念にアメリカ人がなじめなかったためという説がある。 】ガンダムみたいのはアメリカ人はなじめない? なぜなんでしょうね、金属生命体、のほうが好みではありますが。そして期待通りのロボット対決、まさに圧巻でした。

 私ったらこんなにも巨大メカ(ウルトラマン系VS怪獣)の対決が好きだったのかーと。ゴジラ対モスラ等の怪獣映画でもいいのですが。そんな私の原点は、もしや故郷のねぶた祭り? 針金に和紙を張った巨大なハリボテですが、テーマは歌舞伎や戦国武将の対決が多いです。勇壮な囃子に乗って夜の街に出陣、交差点等でぐるぐると回る姿は巨大メカ対決に通じるものがあるような。こんなビデオもあり。ねぶたのメインカラーは赤と青、オプティマス・プライムの色でもありますね。

 ついでですが、ねぶたの「ハネト(跳人)」の衣装について。こちらをご覧ください、男女がまったく同じ格好ですね、男性も腰巻をつけるのです。花笠には豆絞りの手ぬぐい付き。顔も隠したら暗いところでは誰が誰やらわかりません。民俗学に詳しい方によると、花笠の花は本来「稲の花」、ねぶたも豊穣を祈る祭りなんですね。でもって男女ともに同じ格好なのは夜の○交用? と聞いて以来、ハネトを見るたび複雑な気持ちになります。

*以下はネタばれ編となります。未見の方、お早めに本編をどうぞ。

 まずは、おおやちきさんの傑作イラストをご覧ください、ありあさんのレポも最高、あの楽しさがよみがえります。たしかにユニフォーム着てほしかったかも。額にハチマキでも可。バンブルビーだけは間違いようがないんですけどね。ちゃんとモジョもいますよー。ペントハウスに住んでるんですよね、骨折中なのに木に登らせるとは、そもそもなんで骨折したんでしたっけ?

 ネタばれといっても、主人公の恋愛模様について、ちょこっとだけです。

 サム(シャイア・ラブーフ)があんまり活躍しないという声も聞きますが、ひ弱なオタクにしてはよくやったのではないでしょうか、ずいぶんたくましくなりました。ミカエラ(ミーガン・フォックス)の強さが目立ちますが、いまどき、こういう描き方でないと観客(特に女性)が納得しないのでは。脚にダメージを受けたバンブルビーを車の荷台に乗せて運転するとは、自分だって危険なのに。

 そもそもサムにとってミカエラは高嶺の花でした。ミカエラにはアメフトをやってるマッチョな彼氏がいます。これがまた、女はかわいく男に従ってればいいといわんばかりのマッチョタイプなんですね。ミカエラも嘆いてました、筋肉マンばかり好きになってしまうと。そしてそんな自分に嫌気がさしている。そこへ問題外の存在、サムが登場します。

 ミカエラは男以上に車に詳しいのですが、そんなことを明かすと男に嫌われるので黙っています、どうでもいい相手のサムには言いますが。内心、変化を求めていたであろうミカエラは怪事件を通じてサムと親しくなっていきます。ミカエラの過去にもサムは動じなかった、ミカエラはうれしかったでしょう。最後はアツアツ、きっとミカエラがリードしていくんでしょうね、サムはミカエラ女王様に「どこまでもついていきます!」て感じがお似合い。

 もう1人の美女、謎の音声解読をするマギー(レイチェル・テイラー)はタスマニア出身だそうですね。タスマニアというと麗しいピアニストを生んでいます。オーストラリアからまた新星が出現、どんどんキャリアアップしていけますように。2年後の続編(?)ではもっと活躍してくれるといいのですが。「トランスフォーマー」は、やはりロボットが主役なので、あんまりスター俳優は起用してませんが、それもいいのでは。若手の3人はきっとブレイクすることでしょう。成長を見守るのも楽しみです。

 国防長官(ジョン・ヴォイト)がアクションしていて楽しかったですね。普通、こういう人って実戦に向かなそうなんですが。ジョン・タトゥーロもいいキャラでした。明日は2回目を見に行きます、楽しみです。TVのスポットCMを見ると、もう1度、と思ってしまいます。

↓それにしても邪悪。やっぱり「プレデター」入ってます?

トランスフォーマー ムービー MD−07 メガトロン Toy トランスフォーマー ムービー MD−07 メガトロン

販売元:タカラトミー
発売日:2007/07/20
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トランスフォーマー(2)

トランスフォーマー ムービー ニューバンブルビー MA-10 Toy トランスフォーマー ムービー ニューバンブルビー MA-10

販売元:タカラトミー
発売日:2007/08/09
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 主人公の愛車で女性に大人気というバンブルビー(私も好き)ってこんなロボットだったんですね。やっと全容を見たような。いや、動きがめまぐるしくて、ちっともわかりませんでした。(汗)beeというだけあって、背中に翅(ドア部分?)が、よくできてますね。ちゃんとカマロにトランスフォームするんですか、むむむ、欲しくなりますねー。お値段もかわいい。

 しかし、頼りになるのはこちらのオプティマスプライムの方、濃ゆいレビューがたくさんついてます。私はとりあえず、これがコンボイにトランスフォームするだけで満足ですけどねー。ますます欲しいじゃないですか、困ったなー。がっちり力強い分(?)、風貌もお値段もかわいくはありませんが!

トランスフォーマー ムービー オプティマスプライム MA-01 Toy トランスフォーマー ムービー オプティマスプライム MA-01

販売元:タカラトミー
発売日:2007/06/02
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 監督マイケル・ベイは、この作品に興味を抱いたのは、「はじめて自分の車を手に入れることが少年の(アメリカ限定?)通過儀礼であり、自分もそうだったから」と。車をゲットすることは通過儀礼なんですか、ふむふむ。ところで、こちらの記事には苦笑。「マイケルに声がかかるのは普通の監督が倍かかる映画を、2分の1の予算で撮れるから」だとは。ハードな撮影でスタッフ、キャストを泣かせても製作側は任せたくなるでしょうね。

 本作でうれしかったのは、「アナポリス」でフランコくんをしごきまくっていたタイリース・ギブソンがけっこう活躍してること。ジャケ写の右の方です。「1シーン終わると砂漠の暑さに『あっちい~~』と軍服を脱ぎ捨ててしまったが、鬼のマイケルはそれも許さず! 『タイリース! 服を脱いでるひまはないっ! 次のシーン行くぞ!』」、まさに鬼ですね、涙。

 ネタばれの件は、また次回ということで、今日はこれにて~。

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トランスフォーマー

トランスフォーマー Music トランスフォーマー

アーティスト:オリジナル・サウンドトラック/リンキン・パーク/スマッシング・パンプキンズ他
販売元:WARNER MUSIC JAPAN(WP)(M)
発売日:2007/07/25
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 昨日、見てきました。見終わった感想は、まずおなかいっぱいって感じ。いちばん驚いたのはいかに自分がメカフェチ、正確には乗り物フェチだったかという事実です。コンボイを含む車やヘリ、ステルス戦闘機、戦車が出てくるだけでうれしいのに、それらすべてがロボットに変身、すんごいカタルシスでした。(爆)

トランスフォーマー」は春先から抽象的な予告を映画館で何度も目にしてきたものの、なんだか実態がつかめなくて、別にいっか、だったんですが。要はメカがロボになるんですね、早くそう言ってくださいよ。実態を知ったとたんに「絶対見るー!」となった私。そして期待は裏切られないどころか、確かにこれは一種の映像革命、と度肝を抜かれました。

 ミニシアター系もハリウッドの大作も、いわゆるおバカ映画も私には等価値です、私の興味をひく要素はそれぞれ違いますし与えてくれる喜びもそれぞれ。ジャンルだけで見ず嫌いはもったいないですね。村松友視の言葉を思い出します。「あらゆるジャンルに貴賎なし。あらゆるジャンルに超一流あり」。これでいくと本作は「ハリウッド大作映画の超一流」ということです。乗り物、メカ好き、ロボットアニメ好きな方は私がお勧めするまでもなくご覧になるのでしょうね。

 スピルバーグのインタビュー、面白かったです。でも少々クレームも。「男は“メカ”“戦い”“破壊”が好き」って。私は女ですが、破壊はともかく「メカ」「戦い」は大好きですよ。だからこそ「トランスフォーマー」見に行きました。インタビュアーの質問の仕方もどうかと思いますけどね。「女性から見ると、とても不可解な男性の特性」ってさあ。女性にもいろいろあるっつーの! 自分の基準だけで決めるんじゃない! スピルバーグの答えも気に入りません。「女の子が楽しむポイント」って、これもステレオタイプ、恋愛面はどうでもいい私です。ただ、本作では女性がリードしてるぽくてよかったです。

 もっと書きたいのですが、以下は後日のネタばれ編に続く、ということで。

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ドリームシップ エピソード1/2

ドリームシップ エピソード1/2 DVD ドリームシップ エピソード1/2

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2007/01/26
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 DVDを返却した後で知りました、吹き替え陣の豪華さ! シャアにアムロにカミーユ!? がああん、聞きたかった、ショック。で、でもシャアのイメージが崩れるのはいやざんす。ドイツ語で「スタートレック」「スターウォーズ」のパロという違和感もなかなかだったし~。これからレンタルされる方はぜひ、吹き替えで。感想も教えてくださいね。「ロック・ユー」のパロディもありますよー。

日本以外全部沈没」のDVDに予告が入っていたおかげで見逃さずに済みました、両者を配給してくれたトルネード・フィルムさんに大感謝!(「めまい」がしそうなHP)

 この2本について「新作コメディ2作に見る、日本と欧米の製作状況の落差」という記事がヒット、「両作ともバカバカしさ極まる怪作で、観る人を選ぶハードルの高い作品」ということです、存分に楽しんだ私は選ばれた? 「日本以外…」の外タレさんはどこから? という疑問も解けました、「稲川素子事務所」が貢献しているようです。

 色々と考えてしまいました。「日本以外…」のチープな特撮、それはそれで面白く見たのですが、いかんせん低予算はありありですよね。一方「ドリームシップ…」は「荒野のマニト」を大ヒットさせたヘルビヒ監督の作品、きっと制作費も潤沢だったことでしょう。確かにCG等、一般SF映画にひけをとらないですよ、うーむ。

 日本では何故コメディ映画がヒットしないのか? 笑いを映画に求めない? お笑いの世界で充足しちゃってるんでしょうか。確かに笑えないコメディ映画を見るくらいならドリフの方がいいか。落語も聞き始めると面白いですし。

↓池田さん、こんな本を書かれていたんですねー。マチルダさんについては記述がないようですが。

シャアへの鎮魂歌 わが青春の赤い彗星 Book シャアへの鎮魂歌 わが青春の赤い彗星

著者:池田 秀一
販売元:ワニブックス
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 次は「日本以外…」の川崎監督の「ヅラ刑事」を是非見たいのですが、レンタルにないみたいで哀しいです。「必殺ヅラ投げ"モト・ヅラッガー"」(ウルトラセブンの「アイ・スラッガー(宇宙ブーメラン)」のパロですね)が武器かあ。銭形平次もまっつぁお。なつかしくなってアイ・スラッガーを検索したらこちらがヒット、まさに大ヒットです。検索って楽しい~。

ヅラ刑事 DVD ヅラ刑事

販売元:バップ
発売日:2007/02/21
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12モンキーズ

12モンキーズ DVD 12モンキーズ

販売元:松竹
発売日:2006/12/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する

12モンキーズ」? なんとも思わせぶりなタイトル、イメージがまるで湧かないです。もしやイエスの12使徒ならぬ12猿? ぜんぜん関係ないけど高橋和巳は太宰治を「滅びの使徒」と呼んでいたような。太宰が「駆け込み訴え」を書いたことを思い出しました。「未来世紀ブラジル」のギリアム監督だし「セブン」のブラピが出てるし、きっとものすごく怖い映画だろうとずっと逃げ腰でした。でも逃げてちゃイカン! とこわごわ…。

 あら怖くないわ意外だわ、ぐいぐい引き込まれていきます、面白い! ラストで全てが明かされ、「ドニー・ダーコ」みたいだな、と思いました。輪廻は回る糸車、ですか。特に謎を解明しようという気にはなりませんが、なるほどねーと感心。

 ブルース・ウィリスは「無難」ですか。ブラピはこれでGG助演男優賞をゲットしたんですね、あの落ち着き無いキレまくりの、こっちまで不安になってくるよな演技は確かに評価されるべきかも。

 えー、途中でジェームズとキャサリンが映画を見るシーンがあるんですが。「めまい」なんですよね、ヒッチ先生の。

【主演女優の名前(マデリーン・ストウ)が『めまい』の幻の女の役名(マデリン)と同じ、逆に主人公の役名(ジェームズ)と『めまい』の主人公を演じた俳優の名前(ジェームズ・ステュアート)が同じなのは偶然ではあるまい。(Wikipediaより)】

 え、そうなんですか、マデリーン・ストウは大好きなんですが。ほら51回見た「ラスト・オブ・モヒカン」のヒロインだし。名前だけで起用されたとは思いたくないです、ぷんぷん。

 それはともかく、「めまい」の年輪を見るシーンが登場します。「鳥」もちらっと。この映画館、オールナイトでヒッチコック作品を上映していたのでした。

↓こっちは本当に怖いです、もう2度と見たくないし感想も書きたくありません。未見の方、ぜひ見て私と同じ恐怖を味わってください、私だけあんな思いをするなんて不公平~?

未来世紀ブラジル DVD 未来世紀ブラジル

販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2004/11/25
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トゥー・ハンズ 銃弾のY字路

B000b5iork01  「トゥー・ハンズ 銃弾のY字路」、なじみのないタイトルですが、なんとヒース主演の未公開作品('99、オーストラリア)、5月10日正午までGyAOで無料配信中です。えいやさん宅で情報を頂きました、ありがとうございます! これがヒース初主演映画という事になるんでしょうか、同じ年の「恋のからさわぎ」はアメリカ映画、翌年「パトリオット」に抜擢されたのですね。ジェイクも同じガブリエル役のオーディションを受けたのでしたっけ。

 クライムものです。正直、ヒースが出てなかったら見なかったと思います。結末は? ちょっと疑問は残るもののお兄さんが守ってくれたのね、ということでよろしいかと。ヒースの笑顔を嬉しく眺めていました。確かに「恋から」と同時期って感じです、黒いロン毛とか。この頃からアメリカ進出は決まっていたのでしょうか。

 共演は「トロイ」で巫女さん役だったローズ・バーン、なかなかキュートです。彼女もアメリカで順調にキャリアを重ねているようですね。そんな2人のオーストラリア時代の共演を見られて楽しかったです。

 ヒースの役はストリップクラブの客引きジミーです。とりあえずは意に沿わない仕事でも食うためには仕方ないわけですね。でもジミーにもやりたいことがあって、それが原題「Two Hands」に関わってくるのです。とても好感が持てる希望で、うまくいくといいね~と祈るような気持ちに。

 街の顔役も銀行強盗を企む男たちも、家に帰ればただの父親。子供たちの前で襲撃の計画立てるなよ、と突っ込みたくはなりますが、どんな犯罪者も一人の人間なんだよなー、とこの描写には人間味を感じました。悪事に手を染めなければ長生きできるのに?

 19日がジェームズ・フランコの誕生日で御祝い記事を書きました。ヒースより1年上、バースデイは半月違いですね。あちらで取り上げた「学園天国」は学園モノとはいえ「恋から」よりは大分落ちます。おまけにフランコくんの役は顔だけ男でがっくりです。でも性格の悪いプレイボーイを誠実に演じていたと思います。その積み重ねの結果、今日のフランコくんがあるわけで。「スパイダーマン3」公開が楽しみです。

 ヒースも「Two Hands」には全力で挑んだんじゃないでしょうか、大きなチャンスだったはずです。オーストラリアでの評価は高かったのですよね。私も見られて良かったです。「ブラザーズ・グリム」同様、次男役ですか。BBMでもそうだったけど兄は全く出てこなかったし、「パトリオット」「ケリー・ザ・ギャング」では長男役。どっちかというとヒースは長男タイプに感じるのですが???

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トリスタンとイゾルデ

オリジナル・サウンドトラック「トリスタンとイゾルデ」 Music オリジナル・サウンドトラック「トリスタンとイゾルデ」

アーティスト:サントラ
販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2006/09/27
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 予告が出た段階で記事を書くほど入れあげていた「トリスタンとイゾルデ」。ジェーズム・フランコのコスプレなんてたまりません。が、公開時はどうしても都合がつかず、やっと行けるかと思った時には上映終了じゃないですか、ガーン! 日本でのDVDリリース日も未定。ガマンできずにアメリカ版を買ってしまいました!

 あのフランコくんがマントをなびかせ~、う、うつくしー。もうダメになりそう。(笑)やっぱり私のアメリカの王子は彼ですね。ジェイクは~、ジェイクはアメリカの理想の弟(ほんとは息子・汗)。まあいいじゃないですか、同じLA出身だし? イゾルデのソフィア・マイルズも清楚、トリスタンの養父マーク王はルーファス・シーウェル。「パリ、ジュテーム」に続いて見直しました、大好きになりました。24日には「ホリデイ」も公開、楽しみです。

 中世ですから何か泥臭い戦いぶりに血が騒いでしまいました。1対1でぶつかり合うのがいいんですよね。すっかり忘れていたけど昔プロレス好きだったんです。デートで見た男性もアクションシーンには満足でしょう。悲恋とアクション、私は両方堪能しました。フランコくんは「スパイダーマン3」も待機してるし、今度こそスクリーンで会いたいです。

 しかしこの映画、原作にこだわりのある方には不評のようですね。確かに大分話が変わってます。「白い手のイゾルデ」(トリスタンの妻)も出てこないし、「惚れ薬」は? 【一緒に飲んだ男女が永遠の愛を約束され、死して後も離れることなく、喜びも悲しみも共に分ち合うという魔法の秘薬】。誤ってこれを飲んだばかりに2人は惹かれあってしまうんだそうです。でもそれで愛し合うようになるってちょっとね。やはり運命的に出会って恋に落ちたと思いたいので、私はこの展開で満足しております。

Pic_012  イゾルデがマーク王に嫁ぐため小船でやってくるこのシーン(HPの予告でも見られます)、ため息が出るほどでした。「エクスカリバー」のラスト、黄泉の国にアーサー王を運ぶ船を髣髴とさせましたね。衣裳、美術、音楽。いずれもナイスでございました。

「トリスタンとイゾルデ」は楳図かずおの「ロマンスの薬あげます」(単行本は「ロマンスの薬」)に惚れ薬が出てきて知ったんです。読み返したいけど絶版なんですね。復刊リクエスト受付中、皆さんもよかったらご協力お願いします。私も投票済みです。楳図さんの恐怖マンガには夜、トイレに行けないほどビビりました。「ねこ目少女」「紅グモ」等々、ほんとに怖かった! 一方では「まことちゃん」に代表されるギャグあり…、なつかしいなー、「グワシ!」あまりに凄い顔なので載せてしまいました。

「まことちゃん」もいいのですが、「ウルトラマン」が忘れられません。怪奇マンガのテイストですか? 私は巨大化したアキコ隊員(?)の色っぽさが衝撃でしたけどね。これまた絶版、読めないとなるとますます読みたくなるのが人情、こちらも復刊リクエストにご協力よろしくお願いします。100票に達すると復刊交渉してくれるらしいです。

超!まことちゃん 1 (1) Book 超!まことちゃん 1 (1)

著者:楳図 かずお
販売元:小学館
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 寄り道しすぎて何の記事だか分からなくなってきましたね。(汗)

 本筋に戻って、「ライアンの娘」こそ本来の「トリスタンとイゾルデ」に近いのではないかという記事を目にしました。確かにそうかもしれません。舞台はアイルランド、当然イングランドと対立してますし。たしかDVDになってたはず、と思ったら廉価版が。うーん、こりゃ買いかも、ぜひ再見したいです。

ライアンの娘 特別版 DVD ライアンの娘 特別版

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2007/01/26
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 今回の映画「トリスタンとイゾルデ」では【「ロミオとジュリエット」の悲劇は、ここから生まれた】というキャッチに疑問を感じた方もいるようです。確かに根っこは違いますでしょう、下記はバレエ日記に書いたものですが、ご参考までに転載します。

【2005/08/29 (月) 「ロミオとジュリエット」発祥の謎

フェリとコレーラ主演のミラノ・スカラ座版「ロミオとジュリエット」。
幕が開いたら、そこはシエナ。いや、シエナのドゥオモ(大聖堂)みたいだった。
太い柱は金と黒のツートンカラー。それが写真で見たシエナのドゥオモの内部を彷彿とさせるのだ。
結婚式のシーンでまた驚いた。背後の緞帳の絵がシモーネ・マルティーニの「受胎告知」に酷似している。普通、ここでは聖母子像が飾られているのだが。
マルティーニはシエナ派の画家である。またもやシエナ。「R&J」の舞台はヴェローナでは?

謎が解けたのは数日前。パリ・オペラ座の「ダンサーズ・ドリーム」の「R&J」を見直していたら、この話は最初、シエナが舞台だったとコメントされているではないか。前に見た時、なに聞いてたんだろう。
スカラ座版は、それでは最初からシエナを念頭においていたのだ!

以下、「イタリア歴史の旅」(坂本鉄男・朝日選書)より「ロメーオとジュリエッタの悲劇ーヴェローナ」をご紹介。

イタリアを訪れたこともないシェークスピアが何故、北イタリアのヴェローナを舞台に悲恋物語を書いたか?
発端はダンテの「神曲」に始まる。
ギベリン党(皇帝派)のダンテは13世紀末のイタリアを荒廃させるギベリン党とグエルフィ党(法王派)の対立を嘆いて「神曲」の「煉獄編」第6歌を書いているが、そこに登場するのが、「R&J」で対立する二つの家名。

北イタリア代表としてヴェローナの皇帝派貴族モンテッキ家。
クレモナ市の法王派党員の結社カッペレッティ(カプレーティ)

ジュリエットのキャピュレット家は貴族じゃなくて結社名! なのですね。

そして、このダンテの詩と、すでに存在していたシエナを舞台にした敵対する二つの家の悲恋物語をごちゃまぜにして、16世紀にルイジ・ダ・ポルトという作家が舞台をヴェローナに移して書き上げたのが「二貴族の恋人の物語」。これが大評判を呼んだそうだ。
当時は版権など存在しないから、面白い題材はどんどん拝借されていた。近代小説家の元祖といわれるマッテーオ・バンデッロが、この話を自分の「短編小説集」200編の中に挿入。
当時、イタリアはヨーロッパの文化の中心。この本はヨーロッパ中で読まれていたらしく、シェイクスピアも、この中のどれかからヒントを得たのだ、と坂本センセは書いてらっしゃる。】

ミラノ・スカラ座バレエ団「ロミオとジュリエット」(マクミラン版)全幕 DVD ミラノ・スカラ座バレエ団「ロミオとジュリエット」(マクミラン版)全幕

販売元:TDKコア
発売日:2003/09/26
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