ミステリー・トレイン

ミステリー・トレイン DVD ミステリー・トレイン

販売元:パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
発売日:2006/07/21
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 ジャームッシュの映画は「ナイト・オン・ザ・プラネット」しか見てません。他のも見てみるか、とようやく重い腰を上げました、第一弾は工藤夕貴、永瀬正敏も出演の「ミステリー・トレイン」です。…中途半端な作品ですか、はあ。私はけっこう面白く見ましたが、「ストレンジャー・ザン・パラダイス」や「ダウン・バイ・ロー」に比べると落ちる、らしいです?

 舞台はエルヴィスの故郷メンフィス。第一話が日本人ペアが主演の「ファー・フロム・ヨコハマ」です。ジャケ写は夜のメンフィスでホテル探しする二人。赤いスーツケースの取っ手に竹(?)を渡して共同で運ぶのが可笑しい。二人が見上げた青銅のエルヴィスの銅像、ふと松葉寿司前の美空ひばりの銅像を思い出してしまいました。ひばりさんのはミニサイズですけどね。

 そして永瀬くんといえば「濱マイク」、舞台となった横浜日劇は閉館、復活を目指していたのですが、とうとう今月中に解体が決まったそうです、残念です。たいへん歴史ある映画館でした、私は1度しか入ったことがないですが(経緯は「上海1920」の感想をどうぞ)。

 第2話はユーレイ話、ローマから来た女が泊まった部屋に…、です。未明の銃声に「38口径ね」って、よくわかりますね。だんだん第一話とのつながりがわかってきます。無関係なオムニバスではないんですね。同じホテル、同じ風景、同じラジオ番組でエルヴィスの「ブルームーン」を聞く。

 第3話はスティーブ・ブシェミが若くて可愛い&可哀想でした。他の出演作は「パリ、ジュテーム」くらいしか知らないのですが、こちらも不幸な役。あの後、どうなっちゃったんでしょうか。通称エルヴィスと呼ばれていたイギリス男が元クラッシュのジョー・ストラマーだったとは。亡くなっていたことも知りませんでした、ご冥福をお祈りします。「ロンドン・コーリング」を聞きながら、今日はこのへんで。

「ビバ ジョー・ストラマー」プレミアム・エディション DVD 「ビバ ジョー・ストラマー」プレミアム・エディション

販売元:ハピネット
発売日:2007/02/23
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みじかくも美しく燃え

みじかくも美しく燃え DVD みじかくも美しく燃え

販売元:紀伊國屋書店
発売日:2007/02/24
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 15の春だった。高校にも無事合格、ふわふわした解放感に包まれた、中学生でも高校生でもない頃のこと。久々に「イレブンPM」を見た私の眼に鮮烈な映像が飛び込んできた。

 花々の咲き乱れる野で蝶を追う娘。彼女に銃を向ける男。娘が蝶を捕らえた瞬間にストップモーション、2発の銃声。天使のような少年合唱が流れる。

 それが「みじかくも美しく燃え」のラストシーンだった。いったいこれはどういう映画なのか、絶対に見たい! と思った矢先、地元の2番館で上映があると聞いて狂喜した。場末の映画館、普段は口が重い私も念願の作品を見られるとあって、思わずもぎりの女性に「これ、とっても見たかったんです」と。「遠くから来てくださったんですか」と彼女は貴重なプレスシートを下さった。パンフレットも手に入らなかったのでとても嬉しかった。

 とにかく映像が美しい。パッケージにあるとおり、どこを切り取っても印象派の絵画のようなのだ。しかし恋の逃避行をするエルヴィラとスパーレ中尉には幸福はつかの間。

 スウェーデンの短い夏、駆け落ちした2人は森で満ち足りた食事をする。白いクロス、みずみずしい果実、パンと赤ワイン。ビンが倒れてクロスが血の色に染まる。顔を曇らせる2人。ああ、この食事がラストにつながるのだった、と、再見して胸が痛くなった。

 もう既にネタバレなのだけど、ストーリーは単純なものだ。要は妻子ある男とサーカスの美しい娘との心中話。だが不倫映画と切り捨ててほしくはない。2人の愛の歓喜と破滅(解説にあるように「2人は天国に隠れ家を求めた」と詩的に解釈したい)をじっくり眺めるだけでいい。

 こんな愛はきっと長くは生きられない。はかない蝶がモチーフなのも頷ける。脱走兵であるスパーレ中尉は仕事を求めることもできず、手持ちの品を売るにも限度があった。森に入り、木苺やキノコで飢えを凌ぐ日々。切迫した2人の結論は同じ。

 スパーレは酒場に赴き、「最後の朝食」のために腕相撲でワインとパンを手に入れる。あの時と同じ白いクロス。たっぷりバターを塗ったパン、鶏小屋から失敬した卵もある。ワインのビンから注がれたのはただの水? バターと替えたのだろうか。

 67年のカンヌで話題になったというから、もう40年も前の作品だが少しも色あせていない。DVD化に踏み切ってくれた紀伊國屋に感謝あるのみ。

 問題のラストシーン、私は声をあげて泣いてしまった。ああ恥ずかしい、1人で見てよかった。「さすらいの青春」のときもこうだった、やはり10代半ばに出会い強烈な印象を残した映画と再会する、それも30年以上たって…というのは特別な経験なのだ。

 全編に流れるモーツァルトのピアノ協奏曲第21番、通称「エルヴィラ・マディガン」(映画の原題、ヒロインの名)は、モーツァルトがこの映画のために作曲したのではないかと疑うほど、もちろんそんなわけないのだが。(試聴は下記、2番目のトラック)

Mozart: Piano Concertos Nos. 21 Music Mozart: Piano Concertos Nos. 21 "Elvira Madigan" & 9

販売元:EMI
発売日:2004/03/02
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ミュージック・フロム・アナザー・ルーム

ミュージック・フロム・アナザー・ルーム DVD ミュージック・フロム・アナザー・ルーム

販売元:ハピネット・ピクチャーズ
発売日:2003/11/27
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 ヴィヴィアン・リーの「アンナ・カレーニナ」を再見、すっかり落ち込んでしまった私は何かで浮上する必要があった。と、ぴったりの映画があるではないか。「アンナ・カレーニナ」を下敷きに、アンナの生き方を否定、大ハッピーエンドを迎えるジュード・ロウ主演のラブコメ。若くてカワイイ彼を堪能できるのも魅力。

 運命的な再会を果たしたアンナ(グレッチェン・モル)とダニー(ジュード・ロウ)。しかしその時すでに、アンナには婚約者が! それにもめげないダニーは猛アタックを開始。

 何度も見てほのぼのしちゃうハート・ウォーミングなラブコメ、ジュード主演にしては珍しく明るい。当時は2本に1度は死んでいたから、明るい気持ちになれる本作は貴重だった。ヒアリングの勉強も兼ねて字幕なしで見たっけなあ。少しずつ聞き取れる単語が増えていき、とても励みになった。

★以下、ネタばれですが読んでから見ても差し支えない程度?

「アンナ・カレーニナ」を思わせる要素はいくつもある。ヒロインの名前はずばりアンナ、婚約者がいるとういう障害。ダニーはアンナの姉ニーナ(チェーホフの「かもめ」のヒロインから取った名)の朗読係を務めるのだが、ダニーが読むのは「アンナ・カレーニナ」、この朗読だけでも聴く価値は十分。

 ニーナは目が見えないために引っ込み思案だが、クラブでジーザスという南米系の男性と知り合い、恋に落ちる。「カレーニナ」ではキティとレヴィンに当たるカップルだろう。この2人の恋の進展ぶりがまた、感動的。主役のカップルがかすんでしまうほどポジティブ、特にニーナがどんどん自信をもち活動的になっていくさまには涙が出る。

 アンナとダニーはいったん気持ちが通じ合うがある障害により、再び決裂。と、アンナに決意を促すのは、あれほどアンナに頼り切っていたニーナ。ジーザスの愛を得たいま、ニーナにはアンナの偽善がはっきりと分かるのだ。

「『アンナ・カレーニナ』を読み終えたわ。ママが言ってたような最高の恋愛小説なんかじゃない、くだらなかった。ヒロインは鉄道自殺するの。飛び込んだのは間違いだと気づくけど、もう遅いの。」アンナはニーナにダニーの残したメッセージを見せられ、彼の大事さに気づく。

 恋ってどんなもの、と訊かれたダニーはこう応える、「恋って、隣の部屋からふと聞こえてきた音楽を、いつの間にか一緒に口ずさんでしまうようなもの」。タイトルの[Music From Another Room]の由来はここから。「情熱」の定義も語られるが、これもなかなかだ。

 脇役陣も達者だし、公開時はほとんど話題にならなかったのが不思議だ。たしかに小品だけど爽やかな気持ちになれる。下記の紹介でのレビューも好意的なものばかしだし、BBMで煮詰まった皆さんにもオススメ♪

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=162022

下町のナポレオンさんの感想です。せっかくTBしてくださったのに反映されませんので、こちらでご紹介。(7・14追記)

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みんな元気

 シチリアに住む老人マッテオ(マルチェロ・マストロヤンニ)が、イタリア本土に住む5人の子供を訪ね歩く。

 ナポリの息子は旅行で不在、ローマの息子は同居を申し入れるがマッテオは今更、生活は変えられないと。フィレンツェの娘は未婚の母、ミラノの息子も問題を抱え、トリノの娘は離婚寸前だった。

 それぞれに父の理想とは違う人生を送る子供たち。時折はさまれる回想シーンがせつない。シチリアののどかな海で戯れる5人の子供たち、満ち足りて見守るマッテオと妻。そんな穏やかな時は過ぎ去ってしまった。
 やがて海岸の思い出さえ、マッテオの悪夢に変り、徐々に現実が暴かれていく。

 マストロヤンニは当時66才か、亡くなったのは96年だから晩年の作品に入るが、この「みんな元気」(90・伊、仏)では74歳の役とあって実年齢より老けた感じで、役柄とあいまって哀愁を漂わせている。

 マッテオは役場の戸籍係として、二万人近い新生児を登録し、子供たちは世界に散らばっていると。いかにもシチリアだなあ。
 シチリアから出ていった子供たちは、けしてシチリア的には生きていけないだろう。5人の子供たちはそれぞれに都会の生活に疲れ果てている。

 マッテオの旅の途中、ミシェル・モルガン演じる上品な老婦人と淡いロマンスがあり、そこは救われる思いがした。

 ジュゼッペ・トルナトーレ監督らしい、ノスタルジアにあふれ、それでいて現実の厳しさも描かれた佳作。ただ、タイトルからして明るい映画だと決め付けていた私には、とても苦いものが残ってしまった。これが人生なのかもしれないけれど。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD15843/?flash=1

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ミザリー

ミザリー 特別編 DVD ミザリー 特別編

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2004/01/23
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 私にとって「ミザリー」(90・米)はキャシー・ベイツがアカデミー主演女優賞をゲットした作品、というだけで長らく見るチャンスがなかった。「黙秘」で彼女の演技に感心、しかもあのドロレスはS.キングがベイツを想定して書いたというではないか。キングはよほど「ミザリー」でのベイツが気に入ったのだろう。

 そもそもこの作品、キングのお気に入りで映画化権を売り渋っていたが、ロブ・ライナーが監督するというのでOKが出たとか、結果的に素晴らしい作品に仕上がったわけだが、キング原作となると皆、気合入れて作るのだなあ。

 主人公は「ミザリー」シリーズで売れっ子となった作家ポール(ジェームズ・カーン)。「ミザリー」とは訣別しようと別の作品を書き始める。その原稿を出しに行く途中、吹雪の中で事故にあい、彼のNo.1ファンだという看護婦アニー(ベイツ)に助けられる。彼女はポールをかいがいしく介抱するが、実は何処にもポールのことを知らせていなかった。

「ミザリー」の最終作が刊行されたとき、アニーの怒りが爆発する。ミザリーはラストで死ぬのだ。アニーは車椅子のポールに書きなおしを命じる。仕方なく従うポール、一緒に考えて書こうよ、とアニーのご機嫌をとる。次第にミザリーと同化していくアニー。ポールへの愛も敬愛する作家というより一人の男性として…。

 執筆しながらアニーの秘密を少しずつ知っていくポール。アルバムには看護学校の優秀な生徒の死亡記事、次のページにはアニーがトップで看護学校を卒業したとの記事が。
 このままではポールも危ない、たぶん「ミザリーの生還」が完成すれば…。それまでに脱出できるのか? ハラハラドキドキの連続である。
 
 キャシー・ベイツはブロードウェイの舞台女優だったそうだがこの作品で一気にハリウッドスターの仲間入り。無名の女優を使いたかったというが、ここまで成功するとは素晴らしい。逆に作家役には有名スターであるJ.カーンが起用された。

 撮影も音楽も編集も、本当に素晴らしくて、怖さ倍増である。
 この世でいちばん恐ろしいのは人間の心、そのことをつくづくと思い知らされた。

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耳に残るは君の歌声

耳に残るは君の歌声 DVD 耳に残るは君の歌声

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2005/11/25
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 ロシア、1927年。家族のために少女フィゲレ(クリスティーナ・リッチ)の父はアメリカへ出稼ぎに。父を探してフィゲレも旅立つが、ついた先はイギリスだった。
 スージーとなったフィゲレは英語が話せず苛められるが、父譲りの歌のうまさで皆を感動させる。「私が大地に横たわるとき」を歌ったのだった。

 成長し、アメリカを目指すフィゲレは、まずはパリでオペラのコーラスの仕事を。親友のローラ(ケイト・ブランシェット)も一緒だ。ローラはオペラ歌手のダンテ(ジョン・タトゥーロ)と恋仲になる。そしてフィゲレは白馬を操るジプシーのチェイザー(ジョニー・デップ)と。
 ほとんど言葉は交わさず、目が、態度が互いの気持ちを物語る。饒舌なダンテ、ローラとは対照的な2人。

 フィゲレは実はロシア系ユダヤ人だった。同じアパルトマンのポーランド人の老女と親しくなるが、ナチの危機がパリにも迫る。まさかパリが占領されるとは誰も思っていなかった頃、しかし現実になり、老女は連行される。
 ナチはユダヤ人だけでなくジプシー撲滅もたくらんでいた。フィゲレは今度こそアメリカへ、チェイザーは仲間を守って安全な土地へ。

 2人は「ロミオとジュリエット」だ、と特典映像のインタビューでジョニー・デップは語っていた。戦争がなくても続かなかったのではないか、と。ジプシーと白人女性の恋はご法度だから、とC.リッチ。
「これは本で読んだんだけど。ヒットラーは自殺の直前までジプシーを全滅させろ、と命じていたそうだ。」ジョニデの言葉は衝撃だった。

 サリー・ポッターは淡々と事実だけを描く。感動で盛りあがる、といった感じの作品ではなかった。
 父が歌った子守唄、「真珠採り」など美しい歌曲の数々が胸に残った。そして、なんといっても、
「私のことを忘れないで。でも私の辿った運命は忘れて」
 幼いフィゲレが歌った「私が大地に横たわる時」。

 それはパーセルの歌劇「ディドとエアネス」の、ディドの歎きの歌。カルタゴの女王ディドは魔女の姦計でトロイの王子エアネスに捨てられてしまう。死を選んだディドの絶唱なのだ。
 パリ・オペラ座のドキュメンタリー映画「エトワール」で、A.デュポンとY.ブリダールがこの曲にのって踊るのを見てちゃんと聞きたくなり、CDをゲットしたのだが、まさかこんなところで再会するとはね。
  2000年、イギリス、フランス作品。

Music パーセル:ディドーとエアネス

アーティスト:ヤーコプス(ルネ),ドーソン(リン),ジョシュア(ローズマリー),フィンリー(ジェラルド),キール(マリア・クリスティナ),ビックリー(スーザン),ヴィス(ドミニク),ブレイズ(ロビン)
販売元:キングインターナショナル
発売日:2001/05/23
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ミッドナイト・エクスプレス

ミッドナイト・エクスプレス DVD ミッドナイト・エクスプレス

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2005/09/28
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 主人公ビリー・ヘイズはアメリカ人男性、トルコ旅行の際、軽い気持ちで麻薬に手を出し、懲役20年の刑を言い渡される。実話だそうである。
彼の服役生活とミッドナイト・エクスプレス(脱獄)を赤裸々に描いた問題作である。
トルコの強烈な日差し、乾いた大地.

 ビリーと白人男性の囚人との交流が忘れられない。これはリリカルに描かれていて、とてもせつなかった。互いを熱く見つめあいながらの腕立て伏せとか、思わずキスしてしまうシャワーシーンは鮮明に覚えている。
 しかし、心のよりどころだった彼も出獄し、ビリーは取り残される。手を振って去っていく彼。また一人になってしまうビリー。

 男だらけの世界に、突然、女性が現れる。ビリー婚約者(いたんですねえ)が面会に来るのだ。
 ガラス越しに、久々に会った彼女に、ビリーは「胸を見せろ」
 エエッ、と驚く間もなく彼女は胸をはだけ…それをオカズに彼は始めてしまうのだ。
そのあさましい(と私には思えた)姿に婚約者は滂沱の涙。
「ビリー、どんなことがあっても、ここから出て。絶対に出なくてはだめ」
 全くですよ、かなり人格崩壊していると私の目には映った…。この時点で投獄後、何年たっていたか定かではないが、相当に追い詰められていたことは確か。

 ついに脱獄決行の夜。ビリーの前に立ちはだかったのは、ねちねち意地悪だった巨漢の看守だ。あと少しだったのに。「お前を犯してやる!」(空前絶後の怖い台詞)と襲い掛かってくるのだ。こんなのに××されたら壊れちゃう~、脱獄もアウト、廃人と化して一生、刑務所暮らしになるのは必至。
 固唾を呑んで成り行きを見守る。もみあううちに看守は壁に頭をぶつけ…打ち所が悪かったらしく、ビリーは脱獄成功!

 といった手記の映画化なのだが、名手アラン・パーカー監督の手による強烈な1本です。この映画が言いたいのは何か? 旅先では軽々しい行動に気をつけろ?
たびたび話題になりますよね、海外で麻薬に手を出して長期間、服役している同胞のことが。
も ちろん、これは教訓を垂れるための映画ではなく、事実を淡々と描いただけなのかもしれない。今となっては、囚人同士の危うい関係、面会でのショッキングな展開(罪を悔いて涙するかと思ったら、いきなり「胸を出せ」だもんなあ)、そして看守との対決シーンでしょうか。
 とにかく強烈だった、もう1度見たいとは思わないが、長らく記憶に残る1本。

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