オリエント急行殺人事件

オリエント急行殺人事件 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] DVD オリエント急行殺人事件 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

販売元:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日:2006/06/29
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 今月13日。126年の歴史を誇るオリエント急行が廃止になった! と聞いて絶句しました。いまNHKで関連番組「さよならオリエント急行」を見ていますが、やはり出ました映画「オリエント急行殺人事件」。アガサ・クリスティー原作のこの映画が、オリエント急行を有名にしたと。確かに私も、あの映画を見るまではオリエント急行の存在を知りませんでした。

 残念ながら(?)殺人事件の謎解きのほうに気をとられ、ゴージャスな車内の様子はほとんど覚えていません。30ン年前の、京都・祇園会館。学生だった私は、格安料金で3本立てのこの映画館に、どれほどお世話になったことでしょう。なんだか、そんな思い出までが「廃止」になるようで寂しいです。確か映画「スターリングラード」でナチのケーニッヒ少佐がスターリングラードにやってくるのも、この列車ではなかったでしょうか?

 乗車は叶いませんでしたが、ヴェネツィアの駅でオリエント急行と遭遇したことはあります。2000年の秋、ミラノ~トリエステ~ヴェネツィアの旅に出たときです。トリエステから2時間の列車の旅でようやくヴェネツィアへ。サンタ・ルチア駅で下車した私の眼前にオリエント急行が! なんてゴージャス、なんて幸運。しかし、切迫していた私は、とにかくトイレに駆け込むのが先決。オリエント急行は、それからじっくり鑑賞、と思ったのですが。すっきりして出たあと、ホームにはもう、オリエント急行の姿はありませんでした、がっくり。

 いつかは乗車してみたいとその後も夢見ていたのですが、突然の廃止です、はあ~。でもまあ、とりあえず現物を見ることはできましたしね。「オリエント急行殺人事件」をン十年ぶりに鑑賞するのもオツなものかと。きっと当時とは違った感想を抱くに違いありません。

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狼は天使の匂い(2)

狼は天使の匂い [DVD] DVD 狼は天使の匂い [DVD]

販売元:紀伊國屋書店
発売日:2009/07/25
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  この映画への思い入れは、前にも書きましたが~。ついにDVD化されると知って、なんつーか、へなへなーとなってます、体から力が抜けてしまいました。やっぱり紀伊國屋書店さんは頼りになりますわ。「雨の訪問者」もDVD化されるんですよね。あちらはチャールズ・ブロンソンの存在感とフランシス・レイの音楽のおかげか有名ですが、同じルネ・クレマン監督のこちらは~。

 Amazonのレビューには、「ずっと探していた」方も。私もLDが出ていることを知り、プレイヤーもないのに注文! しかし、すでに品切れでした。公開当事にサントラLPを買おうとしたけど廃盤になった後。15年位前には輸入盤のサントラCDを見つけたのですが、そのときはイマイチ気が乗らず、迷っているうちに売れてしまいました、アホです。

 といった感じで、振られ続けた映画なので、DVD化は夢のようにうれしいです。4回見たのに意味不明のシーンもあります、今度こそ謎を解かないと! 確かに見るものを選ぶ映画かもしれませんが、私はこの映画に選ばれたと、勝手に思ってます。この画像はラスト付近のビー玉を賭けた狙撃ですね。早く見たい! 早速、予約しますー。

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オープン・ウォーター

オープン・ウォーター DVD オープン・ウォーター

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2006/07/19
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 怖いです。本当に怖いです。昨年、雑誌の紹介を見て興味はありましたが劇場では見るチャンスがなく。やっとレンタルしてきましたが、いやーん、怖い! 「こんなのヤダー」とギャーギャー言いながら見てました。もっと暑い時期に見てたら背筋がゾーッとして涼しくなっただろうに、残念です?

 悪夢を見たような気分です。1日たっても不安感が消えません。海派のはずだった私なのに、もう海はいい、船にも一生乗らないゾーと固く決意しちゃったりして。1日にして山派に鞍替え、ってBBMフリークなんだからやはりこうなる運命だった? 

 昨日、英語ブログの方でジェイクとクラゲの話を書きましたが、その後このDVDを見まして、同じくクラゲに刺されるシーンが。でもジェイクのは笑い話で済んでも、こっちは360度、見渡す限りの大海に取り残されたカップルの恐怖実話? シャレになりません。

 公式サイト、これも怖いです。絶対に音声付で見てください。私だけが怖い思いをさせられてなるものか、皆さんも地獄に道連れ~♪ こっちの紹介も写真が怖いです。こんなシーンの連続です、はっきり言って「ジョーズ」よりずっとずっと怖かった。(泣)

 それにしてもカリブ海って妙なナマズやウツボ、そしてサメしかいないんでしょうか? 楽しみにしてたのにダイブのシーンで可愛らしいお魚たちはあんまり出てきませんでした、しょぼーん。ホラーだから仕方ないのか? 1千万円の低予算のせいか? でもサメは本物だギャ! でもって大ヒット&世界26カ国で公開だギャ!

 決めゼリフは日本版予告の「この夏、海には行けない」。まあ、夏ももう終わりですが、マジでもう一生、海には行けないです。ダイヴィングのライセンス取りたいなんて野望もあっさり捨てました。(汗)大体カナヅチだからライセンスの取りようがないんですが。

 唯一の救い(?)は昨夜、夢にはじめてジェイクが出てきてくれたこと。シチュエーションはぜんぜん覚えてないですが、笑顔でした。ライフセイバーをやってたくらいだから、It's all right.て慰めに来てくれたのねー、ということにしとけば幸せ♪

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オペラ座の怪人

オペラ座の怪人 通常版 DVD オペラ座の怪人 通常版

販売元:メディアファクトリー
発売日:2005/08/26
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 私のバレエ日記から転載します。やはりこちらのブログの方がふさわしいようなので。

*2006年1月30日(月)

 やっと見ました「オペラ座の怪人」。スクリーンで見られてラッキー。
http://www.kenminkyosai.or.jp/life/cinema/index.html
 上記、共済シネマホールで予告も見たが、廃墟と化していたオペラ座がよみがえり、真紅の座席が映し出されたところで、もう涙。
 ああ、ガルニエ(いわゆるオペラ座。設計者ガルニエの名にちなんで。バスティーユ広場には89年に新・オペラ座が完成)だー!

 本編を見てみたら、建物も内部も微妙にガルニエとは違うのだが、パリ・オペラ座であることに間違いはない。大階段なんかはそっくりだった。
 贅沢にも、もう10数回、ガルニエでバレエを見ているのだが、行く度に私は目が眩んでいて、結局、細部は見えていない。

 チケットを手に、ガルニエ内部に足を踏み入れた瞬間、夢の世界が始まる。バレエはもちろんだが、ガルニエにいる、それがもう夢の実現なのだ。
 申し訳ないが、この感覚は実際にガルニエに、それもバレエなりオペラなりの舞台を観に客席まで行った方でなければ分からないと思う。想像はできても実際にあの空間に身をゆだね「体感」するガルニエは格別のものだ。
 まだ未経験の方はぜひともガルニエに足を運んでほしい。万難を排してたどり着くだけの価値のある劇場だ。

 というわけで、この映画の主役はオペラ座。音楽も歌唱も素晴らしいのだが、一歩オペラ座を離れてしまうと、とたんに色あせて聞こえる。劇場が、オペラ座が主役であることが露呈してしまう。

★追記;DATでジェイクと共演したエミリー・ロッサム、「Dear フランキー」で無口なstrangerを演じたG.バトラーの熱唱は素晴らしかった。歌わない彼らは想像もできなかったが、それぞれにナイス。
 しかし、何しろ私にとってのオペラ座は建物それ自体が魅力なので…、ファンの方、申し訳ありません。(06、6、17)

↓オペラ座地下の水路の写真。

http://www.nina-opera.com/sous-sol.htm

↓「オペラ座の怪人」の写真など。上記と同じオペラ座バレエ関係のHPより。

http://www.nina-opera.com/phantom-of-opera.htm

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狼は天使の匂い

Tensinonioi   サム・メンデスの「ロード・トゥ・パーディション」の公開前の話。邦題は「狼は天使の匂い」と聞いてショックを受けた。4回も見たルネ・クレマン作品の邦題と同じとは。かんべんしてよ、変えてよーと思ってたら結局、原題のまま公開。あの時はホッとしたなあ。

 72年のフィルム・ノワール。原作はアメリカ人のデイヴィッド・グッディス、「ピアニストを撃て!」の原作も彼だそうでフランスで人気あり? 「ワイルドバンチ」にも出ていたロバート・ライアンが出演。このポスターの右の人物。左が主演のジャン・ルイ・トランティニヤン。

 ライアンはこの翌年、ガンで他界した。「ワイルトバンチ」から数年後なのに、ずいぶん老けていた。当時、もうガンに冒されていたのか。「ワイルドバンチ」ではずいぶん若々しかったのだが。

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD1312/index.html?flash=1

 原作ではアメリカが舞台らしいが、映画ではカナダ。冒頭、モントリオール万博の会場内を逃げ回るトニー(ジャン・ルイ・トレンティニヤン)が印象的だった。訳あって追われるうち、チャーリー(ロバート・ライアン)の一味の仲間になることに。中にはシュガー(ティサ・ファーロー。ミア・ファーローの妹)、ペッパー(レア・マッサリ)という女たちもいた。二人のネーミングも意味深。

 彼らは島の、廃業した旅籠を隠れ家にしている。宿の看板には板が打ち付けてあった。最後の銃撃戦でこの板に弾が当たって外れ、現れたのは「チェシャ猫亭」の文字とあの歯をむき出してにやりと笑うチェシャ猫の絵! そう、これはルイス・キャロルの世界なのだ。

 冒頭に出てくるルイス・キャロルの言葉。「われわれは大人になっただけの子供」だったっけ。要するになりはでかくても中身は子供のままだと。ラスト、追い詰められたトニーとチャーリーは包囲する警官隊に発砲、ビー玉を賭ける。一人当てたら1個。まるきり子供の遊びだ。

 夕暮れ、二人の少年が名残惜しそうに別れていく。もう家に帰らなければ。振り返り振り返り、涙をぬぐったりしながら。そんなシーンがさしはさまれる。トニーもチャーリーも互いに別れたくなかっただろうが、運命は過酷だ。しかしきっと笑って死んでいったことだろう。転がるビー玉。顔を見合わせ、楽しそうに的を狙う。

 間違いなく西部劇と同じ「女無用の世界」だ。私は友情以上のなにかを感じ取ったのだろう。あれは京都の学生時代。四条大宮の二番館で立て続けに4回見た、見ずにはいられなかった。フランシス・レイの哀切きわまりない音楽とともに忘れられない1本。

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大いなる遺産

大いなる遺産 DVD 大いなる遺産

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2006/01/13
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 以前紹介した池波正太郎の「映画を見ると得をする」第3章。「なぜ映画を見るのかといえば」には、「映画なら2時間で自分とは別の人生を見られる」。つまり時間の節約ができるとある。時間の節約、魅力的な言葉だ。

 その最たるものが名作の映画化でしょう。自慢じゃないけど古今東西の名作はほとんど読んでいない私。だって長いんだもん。オー・ヘンリー短編集くらいなら読みましたが。
 ディケンズの「大いなる遺産」も、映画なら2時間で筋がわかる。特に98年公開のこの「大いなる遺産」は舞台を現代のアメリカに移していて、さらにわかりやすい…はずだった。

 主演はイーサン・ホーク(フィン)とグウィネス・パルトロウ(エステラ)。フィンは10歳の頃、少女エステラと出会い、淡い恋心を抱く。

 成長した二人が、廃墟と化した屋敷でベサメ・ムーチョの曲に乗って踊るシーンが印象的だった。
 南部だったのか、棕櫚に囲まれたかつての豪邸、今は屋根さえ崩れ落ちた廃墟で2人は踊る。「ベサメ・ムーチョ」は別のシーンでも何度も使われ、すっかり頭にこびりついてしまった。

 大昔のラテンのヒット曲だが、「ベサメ・ムーチョ」という語感は好きでなかった。が、これは「もっと(たくさん)キスして」という意味らしい。

 もっとキスして、しっかり抱きしめて。あなたが消えてしまいそうで怖い

 ダンスの後、エステラは突然、ヨーロッパに旅発ってしまう。フィンは絵の勉強のためニューヨークへ。画家として成功し、エステラとも再会、フィンは富みも名声も手に入れる。しかしエステラは再び姿を消し…。

 というストーリーだったらしいのだが(資料を見て書いている)、何も覚えていないなあ。
絶えず不機嫌そうだったグウィネス・パルトロウ。ダンスのときも無表情で…、とにかく廃墟でのダンスシーンしか記憶にないのだ、なさけない。監督はメキシコの人か、それで「ベサメ・ムーチョ」?
http://www.foxjapan.com/movies/expect/

 結局「大いなる遺産」のストーリーさえ知ることができなかった、いいけどね。今となってはグウィネス初見の映画だった、というだけのこと。それも「リプリー」公開の頃、「大いなる遺産」のチラシ写真でやっと気づいた。あの不機嫌女がグウィネスだったのか。
 
 どうもこの人、苦手なのよね。「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」もジェイクが出てるから見たかったけど、共演がグウィネスじゃなーって、結局パスしてしまった。

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男と女

男と女 特別版 DVD 男と女 特別版

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2005/09/30
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 ダバダバダ、ダバダバダ、の音楽(フランシス・レイ)があまりに有名なルルーシュ監督の「男と女」。66年作品だから、私が映画を見始めた頃にはすでに過去の名作となっていた。
 何度も見るチャンスはあったのに、けっきょく見逃して今日に至ってしまった。いいかげんに見なくちゃ~。で、見ましたが。

 映像は確かに美しい、若きルルーシュの出世作というのもうなづける、当時としては斬新な流麗な映像。感覚で撮ってるって感じだ。
 アヌーク・エーメとジャン・ルイ・トランティニアン、どちらも若く(といっても子持ちの役)歳月の流れを痛感する。

 しかし、なんとなく腰が退けてしまうというか醒めている自分がいた。要はルルーシュとの相性か?
 ルルーシュの作品だというので勇んで見た「愛と死と」は、アラブ系の男性が娼婦とうまく行為ができず、彼女を殺してしまうというドキュメンタリータッチの映画で、死刑撲滅を訴えていたのだろうか、でもピンとこなかった、評価も低かったように記憶している。

 彼の作品はこの2年後の「白い恋人たち」が好きだった、グルノーブルの冬季オリンピックの記録映画。台詞もナレーションも一切なし、音楽と映像だけで綴る記録映画。
 あれも同じくフランシス・レイの音楽が印象的、誰でも一度は聞いたことがあるのではないか。ラストシーン、雪の中でトリコロールの3色旗がたたまれるのが印象的だった。
 
 というわけで、「男と女」は、あの音楽がこういうふうに使われていたのか! と確認するだけの映画となってしまった。
「太陽がいっぱい」でも感じたのだが、音楽が有名すぎる場合、スクリーンにそのメロディが流れると出来すぎな感じがしてしまう。

 映画が音楽に支配されていると、こちらは感じてしまうのだ。
 たとえばゼフィッツェリ監督の「ロミオとジュリエット」なら、公開時に見て、ニーノ・ロータの旋律がスタンダードになっていく過程を、こちらも知っている。 が、音楽に耳慣れたあとで映画そのものを見ると、音楽ばかりが印象に残ってしまうというか。いや、「太陽がいっぱい」は作品的にも入り込めたのだけど。「男と女」はちょっと。

 フランスのエスプリ、とか流れるようなカメラワークだとかを、ただ楽しめばよかったのだろうか。とりあえず見ておいて損はない「男と女」ではあったが、うーん。

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おかしなおかしな訪問者

  12世紀のフランス。勇敢な騎士ゴッドフロワ(ジャン・レノ)は手柄をたて、公爵の美しい娘と結婚が決まり幸せの絶頂に。が、魔女の呪いをかけられ、それを解くためにタイムトラベル…らしいのだが、とにかく800年の時を越え、ご先祖さまが12世紀からやってくる、というお話。

  コスプレ大好きな私、わーい12世紀のフランスだ、とわくわくして見に行くと。
  こんなのイヤー、不潔! 土ぼこりの舞う戦場、服は着たきりスズメで悪臭が漂ってきそうだ。そういえばヴェルサイユ宮殿だってトイレがなかったんだもんなあ、お風呂がないから香水が発達したって話もある、ううむ。

  そんなゴッドフロワと侍従が800年後にやってくるのだから、カルチャーギャップは大変であった。
「サラセン人だ!」黄色い郵便車を運転していたアフリカ系職員に襲いかかる二人。彼らには彼がアラブ人に見えたのだ。

 途方に暮れながらも、居城を探し出すと、そこはホテルになっていた。維持費がかかるから仕方ないのだろう。おまけに子孫のベアトリス(ゴッドフロワの婚約者と二役)は掘建て小屋に住んでいる。
 現代の感覚では豪邸なのだが、なにせ城主のゴッドフロワ、その没落ぶりには大ショック。自分も便器で顔を洗ったり、バスタブにシャネルNo.5の大ビンをぶちまけて肌着のまま入浴したりしてるんだけど。

 92年作品、「レオン」でブレイクする前のジャン・レノがコミカルに堂々と12世紀の貴族を演じている。
 私はもともとフランスのコメディが大好きなので、公開当時は久々に堪能させてもらった。フランスの貴族事情を知らないので、爆笑というほどではないが、楽しかった。

 本国では大ヒット、続編も作られたようだが、この第1作ほどの評価は得られなかったようだ。やはり1作目を越えるのは難しい。
 ハリウッドで「マイ・ラブリー・フィアンセ」つうタイトルでリメイクもされたようだが、見るまでもないかと。

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD16720/?flash=1

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おもいでの夏

おもいでの夏 DVD おもいでの夏

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2002/06/07
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 原題は「SUMMER OF ’42」。1942年の夏だ。
 前年の暮れに太平洋戦争が勃発、が、この夏のビーチでは平和な営みが繰り広げられている。日本では「欲しがりません勝つまでは」と窮乏生活を強いられていた頃なのに。日米のあまりの格差に、まずショックを受けた。

 主人公ハーミーは16歳の高校生。どこにでもいる、性への好奇心の強い少年である。解放的な夏の気分の中、悪友と女の子を誘い映画に行き、胸に触ったつもりが腕だったり、と冴えないことをやっている。
 彼の憧れの女性は、海辺の丘の家の若妻。夫に抱き上げられはしゃぐ彼女を、ハーミーはまぶしいものを見るようにみつめる。やがて、新婚の夫は招集された。
 男手のない彼女の大工仕事を手伝ったりして、ハーミーは次第に彼女と仲良くなる。

 そして、ある夜。バーミーが彼女の家に行くと、暗い室内で彼女はうずくまっていた。ターンテーブルではレコードが空回りしている。
 ハーミーを見ると、彼女はレコードに針を落とし、ハーミーの手をとり踊りだす。このときの曲が、もはやスタンダードとなった、ミシェル・ルグランの「おもいでの夏」。
 彼女はそのまま、ハーミーをベッドにいざなう。その日、夫の戦死の知らせが届いたのだった。

 翌日、ハーミーが彼女を訪ねると、家はもぬけの殻だった。
「もう会わないほうがいい」と手紙にはあった。
「私には理由がわからなかった」と男性のナレーションが流れた。当時16歳だった私にも、彼女の気持ちはわからなかった。
「いまは分かる」と声は続いた。2回目を見た二十歳の時、私にも去っていった彼女の気持ちが分かるようになっていた。

 3度目に見たのは、上京後、私はあの人妻と同じくらいの年になっていた。
ハーミーの気持ちも、彼女の気持ちも手に取るようにわかった。
 これが年をとることなんだ、と感傷にふけったが、それももう、はるか昔のこと。

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王は踊る

王は踊る DVD 王は踊る

販売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2001/12/21
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 今日は4月に来日するパリオペラ座バレエ団のチケット発売日。あまり希望通りにはいかなかったが、なんとかチケットをゲットできてホッ。下記のように仰天価格なのに高い席からがんがん売れている、さすがあ。
http://www.nbs.or.jp/news/detail.php?id=284

 さて、バレエはイタリアで生まれ、フランスで発展したが、その立役者が太陽王ルイ14世。その辺の経緯が映画化されている。タイトルもずばり「王は踊る」(00・仏/ベルギー/独)。

 老いたる作曲家・リュリは死の床で少年王ルイ14世の幻を見る。出会ったころの幸せなだけの日々。王はこよなくダンスを愛し庇護した。
 華麗なる足さばきのバロックダンス、見惚れました。通常よりかかとの高いデコラティブな金色の靴を太陽王に差し出すリュリ。「私が履いて慣らしておきました」てさあ。主君・信長の草履を懐で温めた秀吉のエピソードを彷彿とさせるんですけど。(笑)

 それはともかく、フィレンツェ出身のイタリア人リュリは、太陽王を熱烈に愛している。けして触れられない相手ではあるが、舞踏音楽家として寵愛されているのだ。
「音楽は動きだ。王を踊らせてみせる」、リュリの音楽を王は気に入る。「リュリの音楽は喜びだ、満足している」。若きルイ14世を演じた役者、名前はわからないがなかなか美しい。いや、長じての14世(ブノワ・マジメル)も美しいですが。王の選んだ女と嬉々として結婚するリュリ(男色家なのに)。

 劇作家モリエールと組んで次々と王好みの作品を生み出すリュリ。しかし王の寵愛を独占しようとモリエールを排除したとたん、作品は輝きを失う。モリエールは現在も読み継がれているが、リュリなんて…、だものね。バロックダンスのBGMとしては聞けるが、単独だと眠くなります。癒されると言い換えてもいいが。

 一方、舞踏は進化していく。時代が進むにつれ、ジャンプや回転が増え、だんだんバレエに近づいていくのだ。王自らが踊り、フランス・バレエ界を擁護発展させていく。これが現在のパリ・オペラ座の礎になったかと思うと感無量である。ルイ14世が絶対君主として君臨していく過程が壮麗なダンスシーン、ベルサイユ宮殿の造営などを絡めて紹介されていき、なかなか楽しめる作品であった。

 ところで、王は踊らなかったという説がある。華麗な衣裳をつけて舞台に立ったのは事実、でもなにせ太陽だから、惑星役のダンサーが周囲をぐるぐる回っただけ、とどこかで聞いた。せっかくこんな映画も作られたことだし、本当に踊ったと思いたい~。

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