マイ・ブラザー(3)

マイ・ブラザー [DVD] DVD マイ・ブラザー [DVD]

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2011/02/02
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18日はジェイクの誕生日でしたね。どうにかそれに合わせて記事を、と思ったはいたのですが、実現できず。遅ればせながらお祝い記事? です。

若い若いと思っていたジェイクも今年で30歳、早いものです。欧米では10年ごとの誕生日を盛大に祝うと聞きますが、ジェイクも今年は区切りの30歳、どこでどんな風にお祝いしたのでしょうか。今年はようやく日本で新作が公開、それも続けて2本で、半年前は舞い上がってましたー。マイ・ブラザーのDVD発売はずいぶん遅くなりましたね。まだ1ヶ月半くらい待たないといけません。かなり辛い内容なので、DVDが出たらジェイクの出演シーンだけつないで見よう、と公開時から決めていた私です。

本作は、あまり評価が高くない(オリジナルのほうがいいという意見多し)のですが、私はオリジナルを見る必要は感じないし、これはこれでいい映画だと思います。いろいろ書きたいことはあるのですが、Amazonのレビュー(一色町民さん)を読んだら、もう私の出る幕はないかな、と。本当にトビー・マグワイアを中心に各演技者のアンサンブルというか化学反応というか、見事でしたね。私はジェイクのダメ弟も、ちゃんとダメに見えましたよ。プリンス役を見たばかりだったせいもあるかもしれませんが、ほんとにチンピラでした。

もう今年も10日でおしまいなんですね。日本公開は見送りか、と心配していたアン・リー監督の新作「ウッドストックがやってくる!」は1月15日公開だそうです、ほっ。ただいま邦画一色の私、首都圏での公開は渋谷のみ、となると見に行くかどうか微妙ですが。とりあえずジェイクの出演作が来年も公開されるように祈っております。

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マイ・ブラザー(2)

Dra7038301 アメリカ版DVDのジャケ写です。こうしてみると(どちらも髭付き)ジェイクとトビー、やっぱり似てる? 下半分は思い出すのも辛いシーンへとつながります。撮影はすべてニューメキシコ州で行われたそうですが、ちょうどそのさなかにヒースの訃報がジェイクに届いたんですよね。

まだ公開後数日しかたっておりませんが、気になって感想を探してみたら。「すべてが紋切り型」というのがあって、はあ? と口をあんぐり。そう感じるのでしたら、この方の映画の見方自体が「紋切り型」なんでしょうね。それに、ずいぶん多くのことを見落としているのでは。繊細で控えめな表現が多く、BBM同様、想像力を駆使しないと真意が見えない箇所もありますが、私自身はそれに気づけたのが嬉しいというか。これもBBMで鍛えられたおかげでしょうか。目に見えるものだけが映画の表現ではないはずです。

この作品の場合、どこからがネタバレになるのか悩みますが。一応、予告編で明かされている点(兄が出征し別人になって戻ってきた。その間に妻と弟が?)はOKなのかな、と。つまり弟トミー(ジェイク)が兄の妻グレースと惹かれあうようになる、この件に触れるのは許容範囲ですよね? 問題はその後なのですから。

これも他人の感想ですが、「弟は兄の妻を嫌っていたようなのに惹かれるのはヘン」みたいなのもありました。これまた見えるものしか見てないというか台詞にだまされていると言うか。「変化」に気づかないのでしょうか? 兄の訃報が届いてから、トミーは明らかに変わります。あるべき純な姿にもどったといってもいいでしょう。何かと兄一家に気遣い盛り立てようとします。グレースが彼を頼もしく思い、親しく語り合ううちに心を通じ合わせたとしても不思議ではないです。トミーもグレースの意外にくだけた点に気づきます。この「意外性」もある意味、恋へのステップではないですか? もしかしてトミーは、ずっと前からグレースに、それと気づかず惹かれていたのかもしれませんよ。とにかく、「ダメ弟」「堅物オンナ」と避けあっていた以前とは違うのです。

それにしてもあの予告はよくできています。見終わった後で見直したら、非常にツボというか重要なシーンが散りばめられていて感心しました。父親のひどい台詞も! あんなこと口にしたらまずいでしょう、と思うけれど日常茶飯事だったのかもしれません。なーんて思わせぶりですが、まだご覧になってない方も多いでしょうし、核心に触れる記事は後日、改めて。

いま言えるのは、この映画はBBMと同じで時間がたつほどにじわじわと心に沁みてくる、ということです。主演の3人だけでなく脇や子役の演技も素晴らしいです。

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マイ・ブラザー

ある愛の風景 スペシャル・エディション [DVD] DVD ある愛の風景 スペシャル・エディション [DVD]

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2009/11/20
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マイ・ブラザー」は、このデンマーク映画のリメイクとのことです。デンマーク人が何故アフガンに? 国連軍の兵士だったんですね。しかしアフガン、イラクに多くの兵士を送り、泥沼に陥っているのはアメリカ。アメリカでこそ、この映画は作られるべきだったのかも。そして、何せジェイクが出演、兄役はトビー・マグワイアですから、とっても期待していました。アメリカからは半年も遅れて公開ですが、「プリンス・オブ・ペルシャ」と2週続けて、ファンには嬉しい限りです。もっと多くのシネコンで上映されるといいのですがねえ。私は近所で拝見できてラッキーです。

 トビーはいまや「『スパイダーマン』の」と形容されてしまいますが、「サイダーハウス・ルール」「楽園をください」の繊細な演技が印象に残っており、むしろ「スパイダーマン」を演ると聞いたときは「?」でした、彼に合うのかしらって。杞憂でしたけどねー。それでもやはり、トビーの、特に「楽園をください」の初々しさが忘れられません。奇しくもBBMと同じアン・リーの手になる佳作です。トビーの役名が「ジェイク」だったのも何かを感じます。今回、トビーとジェイクは兄弟役で競演ですが、ジェイクもBBMでトビー同様「最後のイノセンス」をうまくキャッチしてもらい、それは永遠に映像に残るのです。もちろん、ヒースも。

 と、見る前に上記を書きました。見終わった今は「プリンス・オブ・ペルシャ」、もう一度見たいかも~。ジェイクの役どころはプリンスから180度転換して、出所したてのダメダメ男でした。まあ途中までなんですけどね。一方の兄はエリート軍人。父の愛は一心に兄に注がれています。ところが、皆さんご存知と思いますが(今日の記事は基本的にネタばれなしです)、アフガンに派兵された兄は別人になって戻ってくる。その理由がもう、ヘヴィなんてものじゃないです。こりゃ確かに人生おかしくなるわ、というか、こんなんで家族と何もなかったように平和な生活に戻れるの? シェリダン監督がインタビューで語っているように「時には生は死よりも辛い。」を痛感してしまいました。本当にシビアな映画ですが得るものも多いです。ぜひご覧ください。

 さて、トビーとジェイクは兄弟に見えるのか? 性格や置かれた立場なども含め、あまり似ていない兄弟には見えましたね。ジェイクは「NYじゅうのタクシードライバーに『僕はスパイダーマンじゃないですよ』と言わないで済ますためにも」この映画に出たそうです。トビーとは少し顔が違うと証明するために、ですって。といったエピソードより私は、弟役がジェイクに決まったことでトビーが本作の出演に興味をもった、という事実が嬉しかったです。トビーいわく「ジェイクとスクリーンであんな関係を築くのは面白いだろう」と。実際、2人の激突シーンは怖いくらいの迫力でした。それだけでも見る価値があります!

 兄の妻役のナタリー・ポートマンもよかったですね、芸達者なのは知ってましたが、あまり出演作を見たことがなくて。若いのにたいしたものと唸りました。そしてジェイクと同じくらいに楽しみだったのが父親役のサム・シェパード。だいぶお年を召しましたが、さすがの存在感、複雑な父親がぴったりです。兄弟だけでなく父と息子たちにも焦点が当てられた映画です。そういえば「父の祈りを」もシェリダン監督。拷問シーンが怖くてまだ見てないのですが、なんとかしよう。「マイ・ブラザー」を見た今なら乗り越えられるかも?

 で、最後にまたジェイクの話ですが。弟役が似合いますねー。「プリンス…」でもやんちゃな三男でしたが、次男というと「遠い空の向こうに」が思い出されます。あの映画でもフットボールが得意な兄の陰で次男ホーマー(ジェイク)は父から軽視され、それでもロケットを飛ばすという夢に向かって進んでいくことができました。ホーマーが夢を抱いたスプートニクスの打ち上げは1957年10月。「マイ・ブラザー」で兄が出征するのが2007年10月。きっかり半世紀であり、その間の出来事(主にベトナム戦争とイラク・アフガン問題)を思うと暗澹たる気持ちになります。もう「遠い空の向こうに」のような時代は過ぎてしまった。アメリカの現実は「マイ・ブラザー」的なものでしょう。そして10年の時を経て、ジェイクが両方の映画に出演したことが、何か象徴的に思えるのです。

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迷子の警察音楽隊

迷子の警察音楽隊 [DVD] DVD 迷子の警察音楽隊 [DVD]

販売元:Nikkatsu =dvd=
発売日:2008/06/13
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 【文化交流の為イスラエルに招かれてやってきたエジプトのアレキサンドリア警察音楽隊。何故か空港に出迎えは無く~】

 と、これだけで次の展開は予想がつきますが。予告を見て、ぜひ見たいと思いつつDVDでの鑑賞となりました。

 イスラエルが舞台ですか、なーんもないところですねえ。まさに荒野(あらの)、BBMの田舎町とはまた違った風情の、文化なんてない場所? 警察音楽隊の苦難の旅が始まります。一夜限りの縁が、それぞれに深く心に沁みる一期一会。確かに名作ではありますね。

 コメディ、とジャンル分けしてしまっていいんでしょうか。確かにシリアスかと訊かれると、ユーモアあふれるシーンも多いし、8人の隊員、ひとりひとりの、そして彼らにからむ町の人々の、それぞれのエピソードが生きていて、作為的じゃなくて、あー、こんな映画もあるのか、と感心。人生泣き笑いとでもいいましょうか。

【思わず身をのりだしたり、ぼろぼろ泣いたりする…そんなのばかりが名画じゃないですよね,】というAmazonのレビューに同感です。
 個人的にはイケメン隊員の意外な一面がほほえましかったですね。と書いても何のことやら、ですよね。90分に満たない作品ですし、何の予備知識もなしにご覧になると感慨もひとしおではないでしょうか。

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マンデラの名もなき看守

ネルソン・マンデラ―南アフリカの革命児“黒ハコベ” Book ネルソン・マンデラ―南アフリカの革命児“黒ハコベ”

著者:リチャード テームズ
販売元:国土社
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 20数年前、南アフリカが経済制裁下にあったことは知っている。スーパーで南アフリカ産のりんごジュースを安く売っていたが買わなかったような気がする。アパルトヘイトする国からの輸入品を、安いからと買う気にはなれなかった。それから数年、マンデラは釈放され、やがて南アフリカの大統領になった。

マンデラの名もなき看守」、なかなかいい邦題だと思います、「GOODBYE BAFANA」(原題)では意味不明、ラストで、ああ、そうかと納得しますが。主人公はグレゴリー(ジョセフ・ファインズ)という一看守なのだから。フランス/ドイツ/ベルギー/南アフリカ合作、監督はピレ・アウグスト。私には「エルサレム」が強烈でした。あの映画を撮った人の作品なら、と期待して見に行きました。

 白人が支配する南アフリカ。グレゴリーは、マンデラの看守に抜擢されます。マンデラと故郷が近く彼らの言葉コーサ語がわかるグレゴリーには、秘密の会話や手紙の内容をチェックすることが求められますが…。

 黒人はテロリスト、と何の疑問もなく口にするグレゴリーの妻。マンデラたちが提唱する「自由憲章」には「白人を殺せ」と書いてあるのだと信じていますが、グレゴリーが禁を犯して入手した自由憲章には、すべての人間は平等だとありました。その考えはグレゴリーをも惹き付けていきます、看守は決して尊敬される仕事ではなかったから。息子を大学にやろうとすると「看守の息子が?」。看守を辞めようとすると「元看守を誰が雇う?」。妻がグレゴリーの出世を願うのは、平看守では生活するのもやっとだから。差別されていたのは黒人だけではなかったんですね。

 コーサ語がわかるグレゴリーは結局、マンデラの監視の仕事を続けます、そしていつしか友情が育まれ、同じく看守となったグレゴリーの息子もマンデラを叔父のように慕い、世論の盛り上がりでマンデラの自由は広がり、すべてはいい方向に進みそうだったのですが、悲劇が訪れます。そしてマンデラとの絆はいっそう深まっていくのです。

 マンデラを演じたデニス・ヘイバートはドラマ「24」シリーズでアメリカ大統領役だったそうですね、「エデンより彼方に」にも出演。知的で落ち着いた雰囲気が良かったです。本作では大統領就任までは描かれていませんが。

 2010年にはサッカーワールドカップが南アフリカで開催されます。問題山積の現状ですが、かの国の歴史を知る上でも見る価値のある映画だと断言できます。劇場でご覧になれない方は、DVDがリリースされたら是非ご覧になってください。

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マッシュ

マッシュ DVD マッシュ

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2007/01/26
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♪自殺は苦痛ではない 気分が変わるもの やるもやらぬも私の勝手~

 ポロロンポロロンと陰気なギターに歌。低速飛行のヘリ数機、サイドの担架にゃ血まみれの負傷兵。こんなバッド・オープニングだったかと口をあんぐり、以下ラストまでノンストップのブラック・ジョークに開いた口が塞がらず。30年の時を経て再見したアルトマン監督の「マッシュ」、やはり世紀の傑作でした!

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←公開当時のポスター。インパクトがあって好きです。

 舞台は朝鮮戦争、韓国の野戦病院? 日本から近いせいか屋外スピーカーからは日本語の歌がよく流れてました。小倉でゴルフをやるシーンもありましたねー。

 しかし何と言っても「ホット・リップス」です。お下劣になるので詳細は省きますが、熱気ムンムンの新宿テアトルで一番盛り上がったのは、このシーンなんですよね。

「マッシュ」のことは公開時から知ってましたが、すぐには見られず。京都で学生をやってたある年のGWに友人を訪ねて上京、運よく見られたのです。何せビデオもない時代、映画は映画館でしか見られません。あの時、新宿テアトルには「マッシュ」を鑑賞できる喜びでいっぱいのオーディエンスが集結してたんですね。館内に限らすロビーも熱っぽかったです。

 70年といえばベトナム戦争がえんえんと続いていた頃、「マッシュ」はアメリカの厭戦気分をしっかり反映してたんですね。当時としては過激な映像ばかり、製作はFOXのお偉方にばれないようにゲリラ的に。同時期に「トラ! トラ! トラ!」「パットン大戦車軍団」という大作が進行していた為、こちらにまで目が届かなかったのだろうとメイキングで知りました。なんと公開さえ危ぶまれたそうですが、試写の結果は上々。

 ドナルド・サザーランド(「24」のキーファーのお父さんと言ったほうが通りがいいのか)、エリオット・グールド、トム・スケリット等の出世作でもあり、アルトマン監督の名を世界に知らしめた名作です。少し遅れたけど、ほぼリアルタイムで見られて良かったな、とつくづく思います。今回、再見に当たって不安だったのは、「なーんだ」となることでしたが、全くの杞憂でした。名作は色あせない。

♪自殺は~、(主題歌「自殺のすすめ」)に合わせて自殺願望の歯科医の最後の晩餐シーンもありますが、これがまあ、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」にそっくりの構図なんですよ。全員、白衣の医師、食卓にはパンと赤ワインのみ。ワイドな画面ですから、ほんとにダ・ヴィンチの世界そのままです。メイキングには「最後の晩餐」の複製画を手に位置指導するアルトマン監督の姿が。

 アルトマンもアカデミー賞とは無縁に終わりました、昨年の名誉賞だけとは。時代がやっと彼に追いついた矢先、他界してしまいました。アルトマン作品に興味があっても何から見ていいかわからない方、まず「マッシュ」からご覧ください!

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マイアミ・バイス

マイアミ・バイス DVD マイアミ・バイス

販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2006/12/22
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「アレキサンダー」「イノセント・ラブ」で大好きになったコリン・ファレル。「ジャーヘッド」「ドリームガールズ」でかっこええわーとポーッとなったジェイミー・フォックス。そんな二人の合体、いえ共演とくれば「イマイチかも」と不安だった劇場版「マイアミ・バイス」だけど見てみたくなりますよね! 

 いちばん不安だったのはTVシリーズのドン・ジョンソンのイメージがつきまとい集中できないのでは、ということ。映画化に合わせてテレ東でオンエアされたのを数本見ましたが、そりゃもう面白いのなんのって。バッドエンディングが多いながらしっかり楽しめました、人気が高い理由がよく分かりました。

 TVドラマのイメージはあっさりクリアできたんですよ、コリンとジェイミーはまるで別のペアの魅力がありますから。問題は話が長すぎるのと、女優との絡みになると急につまんなくなることですかねえ。特にコリン、あなたに女は似合いません。別に相手役がコン・リーだからってことじゃなく、「アレキサンダー」でも妻のロクサネとはぜんぜん似合ってなかったです、やっぱり大王はヘファイスティオンと一緒にいなくちゃ。例外的に「イノセント・ラブ」では女性相手でも違和感を感じず、相手の女性が年上だったから?

 つーわけでジェイミーのと合わせて4箇所あるというベッドシーンはすべて早送りの刑に処しましたので悪しからず。

 ベッドシーンを減らし、あと30分短くして展開をスピーディにしてたら、もっと楽しめたかもしれないのですが…正直、イマイチでした。マイケル・マン監督「老いたな」というレビューを目にしましたが、それが全てを語っているような。

↓ドラマも観なおしたいけどDVD-Boxじゃねえ、と思ってたらこんな廉価版が! み、観たいじゃないですか!

ザ・ベスト・オブ・マイアミ・バイス Vol.1 DVD ザ・ベスト・オブ・マイアミ・バイス Vol.1

販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2006/11/30
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ザ・ベスト・オブ・マイアミ・バイス Vol.2 DVD ザ・ベスト・オブ・マイアミ・バイス Vol.2

販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2006/11/30
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↓上記のジャケ写じゃドラマ版ペアのかっこよさは伝わりませんね。フィギュアをどうぞ。やっぱりワニは欠かせません。でも売り切れなのよね~。

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マーニー

B00024z47801_1  この「マーニー」もヒッチコックの名作、「めまい」同様シャケさんの記事で興味をもちました。ヒロインであるマーニーのトラウマが大きなテーマです。ノックの音、雷鳴、そして赤。イニスの場合、トラウマの原因ははっきりしている(リンチ死体を見せられた)のですが、マーニーの盗癖の原因は最後まで明かされません。

 色がやはり印象的でした。オープニング、マーニーの後姿は黒髪、小脇にはさんだクリーム色のバッグ。ツイードのスーツの裾かがりが同じクリーム色でおしゃれ。潜伏先のホテルで洗髪すると鮮やかな金髪の美女に変身です。この映画、黄色系が目立ちます、黄色い薔薇やショーン・コネリーの黄色(シャンパン・ゴールドと呼ぶべきか)のガウン、下に着ていたシャツまで黄系。黄色の椅子も出てきました。黄色は変化の色? あのガウンはハネムーンの船の中で着ていたのですねー。

 名前や髪の色を変え、現金を盗んでは新しい職場へ。いったい何がマーニーをそうさせるのか? 金子文子じゃないけれど「何が私をこうさせたか?」厳格な母の存在も「?」です。マーニーは金髪の色が明るすぎると母に指摘され、次に登場したときには地味な髪色に変えています。あでやかな美女なのにきっちりした服装で「膝も見せない」。やたら白ばかり着たがる訳も最後にわかります。

 マーニーを演じたのは「鳥」で有名なティッピ・ヘドレン。本当はグレース・ケリーがカムバックして主演するはずが諸事情により流れたようです。ヒッチコックの落胆は大きく、ヘドレンと巡り会えなかったら「マーニー」は製作されなかったかも? といった話は懇切丁寧な特典映像のメイキングで知りました。

「めまい」と同様、何をどう書いたらいいのか戸惑います。見てもらえば素晴らしさは一目瞭然なのですが。最後の方にブルース・ダーンが出ていてびっくり。ヒッチコック作品への出演は遺作の「ファミリー・プロット」だけかと思ってました。「遠い空の向こうに」でジェイク@ホーマーを導いたライリー先生(ローラ・ダーン)の父君でございますよー。「11人のカウボーイ」で強烈な印象を残したアクターです。

「マーニー」のような心理ものはヒッチコック作品の中では人気がないんだそうです。ミステリーがらみの恋愛モノが受けるようで勿体ないですね。もちろん現在は正等に評価されていますが。メイキングによれば「マーニー」は表現主義の映画? ドイツ表現主義ですか? フリッツ・ラングの映画を見ないといけないんでしょうか。どうせなら「メトロポリス」を見たいです。下記のジャケ写のcoolなこと、とても80年近く前の映画とは思えませんね。

 そして「メトロポリス」というとクラフトワークの同名の曲が忘れられません。この映像は両者の合体、はまりすぎですー!

メトロポリス DVD メトロポリス

販売元:紀伊國屋書店
発売日:2006/10/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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マイ・プライベート・アイダホ

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 この作品もDVDが入手不能になってるのね。と思ったら発売先はポニー・キャニオン。「オスカー・ワイルド」もここが版権持ってるらしいのに「DVD化の予定はありません」て商売気ないなあ。

 下記のような記事を見つけたので、ずっと気になってたこの映画について言及する元気が出てきました。一度ビデオで見たのだけど、あまり記憶が…。リバーとキアヌのベッドシーン(けっこう健康的)は眼福のきわみでしたけどね。

http://www.flix.co.jp/page/A0000978

 幸いなことに、上記で紹介されてるマル美ゲイ映画6本はすべて見た&これから見る(BBM)ものばかり。それぞれに思い入れがある作品、画像も綺麗ですね。感想もそれぞれGLBT関連映画あ、た、は、ら行に収めてございます。「オスカー・ワイルド」「リプリー」はジュード・ロウ出演作、「太陽と月に背いて」はレオ出演作のカテゴリーからの方が探しやすいかと。

 で、「マイ・プライベート…」、最初、マイク(リバー)とスコット(キアヌ)は同じ男娼として仲良くじゃれあっていたんだけど、スコットは見る見る普通になっちゃって。最後は別人のように、もうがっかり。スコットにとってマイクはただの友達であり、通過点に過ぎなかったのか。いきなり道のど真ん中で倒れてしまうマイクが哀れ。

 記事に、「私生活でも仲のよかったリバーとキアヌのツーショットは涙もの」とあるけど、まさに。もう1度、DVDのきれいな映像で見てみたいなあ。

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD8466/?flash=1

★追記:嬉しいお知らせです!

 えむさんより、「マイ・プライベート・アイダホ」DVD再発のお知らせコメントを頂きました、狂喜乱舞ですー。5月26日発売、予約受付中です。豪華2枚組となっております、絶対に買いますー♪ えむさん、本当にありがとうございます!

http://forest.kinokuniya.co.jp/ItemIntro/88177

マイ・プライベート・アイダホ デジタルリマスター版2枚組【初回限定生産 メモリアル・フォト集付】 DVD マイ・プライベート・アイダホ デジタルリマスター版2枚組【初回限定生産 メモリアル・フォト集付】

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2006/05/26
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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マレーナ

マレーナ DVD マレーナ

販売元:日活
発売日:2001/12/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 ジュゼッペ・トルナトーレ監督の「ニュー・シネマ・パラダイス」といえば、多くの人がベストワンに挙げる名作。私はそれほど思い入れはないが、いい映画なのは確かである。その監督の作品なら間違いないだろう、と見に行った。

 第2時大戦中のシチリア。夫が出征中の美女・マレーナ(モニカ・ベルッチ)への少年の淡いあこがれ。けっこう期待していたのだが。
 なんか…違うのよね。「面白いDVDの本 ちょっとマニアックな洋画編」に載るような作品のはずでは? しかし、この本には「エロエロ」と書かれていた。(汗)

 確かに「?」な映画ではあった。
 少年があこがれるマレーナは誰もが振り返る色気ムンムン美女である。「おもいでの夏」での清楚な若妻とはだいぶ違う。男は妙な目で彼女を見るし、女はマレーナへの反発を隠そうとしない。そして少年(監督自身?)は、マレーナの下着姿を覗き見したりするのだ。さわやかで甘ずっぱい映画を期待していた私は首をひねるばかり。

 やがて夫の戦死の知らせが。マレーナは生活に困り、ついにナチの男たちの相手を。やがて終戦、マレーナは女たちからすさまじいリンチにあう。さんざんにいたぶられ、頭を丸刈りにされるのだ。

 少年は、マレーナを助けたいとは思うが、結局は見てるだけ。下着姿の覗き見と同じだよね。といってるうちに、なんとマレーナの夫が帰ってくる。戦死は誤報だった。マレーナはシチリアから去っていく。

 いったいなんだったのだろう、この映画は。巨匠の名を欲しいままにしたトルナトーレ監督、もういいや、本能全開だぜ、てか?
 少年時代は、こんなふうに性への好奇心いっぱいでした、と正直に告白したのだろうか。見ているこちらが、勝手にきれいごとを予想したのをみごと裏切ってくれたというべきか。

 もし監督の意図がそこにあるなら、セクシーすぎるモニカ・ベルッチを起用したのも頷ける。
 ついでに、例の本には「DVDには本国イタリアではカットされた覗き見とリンチのシーンが入ってる」とあったけど、公開時にも、このシーンはあったように記憶している。
 あの2箇所がなければ、もっと印象が違っていたはずだが、監督は綺麗事で終わらせる気はなかったらしい?

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