サウンド・オブ・ミュージック

サウンド・オブ・ミュージック 製作45周年記念HDニューマスター版:ブルーレイ&DVDセット  (初回生産限定) [Blu-ray] DVD サウンド・オブ・ミュージック 製作45周年記念HDニューマスター版:ブルーレイ&DVDセット (初回生産限定) [Blu-ray]

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2010/12/03
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皆様、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

本年も、あまり更新できないかもしれませんが、時々は覗いてやってくださいね、よろしくお願いします。

さて、本年最初の記事が、不朽の名作「サウンド・オブ・ミュージック」なんて? 実は私、今まで見たことがなかったんですよね。チャンスは腐るほどあったのにー。あまりにも、あまりにも有名な、ミュージカル映画の金字塔! 大健全映画! といったイメージだけで、なんかもう見てしまったような気になって?

が、昨夜。せっかくの放映とのことで、ちょっと見てみました。と、どうでしょう、この歌もあの歌も知っている! 「ドレミの歌」はもちろんですが、JR東海の「そうだ、京都行こう」のBGMまでが、この映画のナンバーでした。他に「エーデルワイス」「すべての山に登れ」などなどなど、ああ、こんなシーンで歌われていたんだ、と、青いアルプスや荘厳な建物の数々に胸を打たれながら見入っていました。結婚式でのジュリー・アンドリュースの息を呑むほどの美しさ! クリストファー・プラマーも、こんな美形だったんだー、とか発見もいっぱい。

ナチスの台頭で暗雲がたちこめていく後半、はけっこうスリリングで意外でした。ラストは当然のようにハッピーエンドですが、「すべての山に登れ」を歌いながら国境を越えてスイスに向かうシーンが、実はありえないこと、と知って驚きました。解説の池上彰さんによれば、オーストリアから直接スイスに行くことは不可能なのでした。というか地図を見れば一目瞭然だったのですが。国境を接しているのはドイツなんですねー、とんでもないですねー。実際には一家はイタリアまで列車で行き、イギリス経由でアメリカに渡ったそうなのです。いやー、知らなかった! 

なんともいえない思いで画面をみつめていました。私が見ないできたこの映画は、こんなにも豊かな歌をちりばめていたんだなあ、と。「ドレミの歌」は小学校のバス遠足だか、とにかくバスの中で歌ったことを思い出しました。肥満児で、毎日くらーい生活を送っていたはずなんですが、ただ懐かしさだけがこみあげます。新年早々、いいものを見せていただきました。

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13 Going on 30

721e5f2b49174448  大変ご無沙汰しております! 気づけば5月も下旬、そして、これが5月の初記事? そ、そんなあー! 当記事もだいぶ前に下書きしていたのですがー、ああー、どうしてこんなことに? 

 なーんてことより、ついにジェイク主演の「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」の公開まで1週間を切りました、て、今度の金曜じゃないですか、どきどき。10日ほど前、はじめてTVスポットを見て、いよいよだー! と興奮しちゃったんですが。ジェイク主演作品のTVスポットは初めて目にするような。うん、きっとそうです。なんだか似た様なファンタジーアクションものが多くて、1年公開を先延ばしにした意味があるんだろうか、ファンはフラストレーションたまりっぱなしだわよ、ぶつぶつ。何せ日本公開作品は3年前の「ゾディアック」以来ですから!

 というわけで、ようやく本題に入れます。「13 Going on 30 」って何? なんと日本未公開映画! どうしても観たいならアメリカからDVD取り寄せ? いえいえ、今ならYouTubeで全編観られます。まずは予告編からどうぞ。と、「ゾディアック」に出ていたマーク・ラファロが登場ですよ、うふふ。何故か「スリラー」も踊ってます。最初に見たのがこっちのほうで、ついつい全編見てしまいましたー。が、何故かpart2と10(最後)は音声が出ません、そりゃ違法アップだから仕方ないのかもしれませんが。それでも十分、筋は分かりますのでご興味ある方はどうぞ。

 もともとは某ブログの紹介で興味を持った映画でした。

【別に死ぬほど感動するわけでも何でもないんですが、

でも見終わった後に毎回毎回、優しい気持ちになれます。

「今あるものを大切にしよう」って思います。】

 おー、そんな映画なんだ! 観たいな、と思ったら日本未公開、がっくり。せめてDVDだけでも出してほしいです。とてもよい作品だと、YouTubeで観ただけでも思いましたけどねー。マーク・ラファロもいい味出してますし。

 地味目な13歳の少女、ジェナ。校内の派手なグループにあこがれてます。13歳の誕生日に彼らを家に招いたジェナ。お隣さんのマット(長じてマーク・ラファロが演じる)を振って虚飾の人生を歩んだ、らしいのです。翌日、目覚めたらジェナは30歳になってました! マットとはずーっと逢ってなかった模様。13歳なんて嫌、早く大人になりたい! のジェナでしたが、本物の相手はマットだと気づいて、よりをもどそうとしますが、彼には~。

 せつないです、自分の過ちに気づいたのに、マットにはもう~。こんなラストあり? とガックリきましたが、救いの手が! そうか、この手があった。ジェナは本来13歳。その間は実際には経験してないんだから「やり直し」は出来るはずなんですよね。これほどのハッピーエンドがあるだろうかーてなくらいハッピーで涙してしまいました。いや、姿は30歳でも中味は多感な13歳なんだからさ。その、13歳なりの判断で「こんな30歳になりたくはなかった。マットを振ったのは間違いだった」と気づくのがなかなか良いと思いました、はい。

 なんだかしょーもない記事ですが、とりあえず復活、ということで。またぼちぼち書いていきますので、よろしくお付き合いくださいね。

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サンキュー・スモーキング

サンキュー・スモーキング (特別編) DVD サンキュー・スモーキング (特別編)

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2008/04/16
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「ダークナイト」で大活躍のアーロン・エッカート主演、前から気になってた作品でした。いやー、面白かったです。

 私、煙草は生まれてから1本も吸った事がなく、当然、煙にも弱いです。喫煙マナーはいい人とダメな人の差が大きくて~。特に歩行喫煙にはいらいら。風向きによっては10メートル離れていても煙草臭いです、思わず「臭い!」と叫ぶことも。吸ってる人は気づかないのでしょうけどねえ。

 いろいろブラックユーモアが効いた映画ですね。主人公は煙草産業の回し者ですが憎めない。見ているうちに分煙がきっちりされ、副流煙のことがなければ人それぞれの考えでいいのでは、と思うようになりました。それより本作でも言及されてたコレステロールの問題の方がよほど大きい? アルコール、銃の害についても考えさせられました。

 父子の物語としても良く出来ていて、評価が高いのも頷けます。大好きなマリア・ベロも出ているしオススメの1本です。(1本と書くと煙草みたいですね?)

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サン・スーシの女

B000apk2qm01a1hzsa5juudtuk「ブラック・ブック」を見に行こうかと公開当時、迷ったものの、その後、ビデオをゲットした「サン・スーシの女」が同じくナチ関連だったので行く気を削がれてしまいました。

 なーんて書いてからンヶ月、もう9月ではないですか。(汗)

 82年に没した女優ロミー・シュナイダーの遺作です。もう25年たつのですかー。アラン・ドロンとの長すぎた春に終止符を打ち、別の男性と結婚したロミーですが、愛する息子を14歳で失い、この映画の翌年、43歳で生涯を終えました。そのロミーの私生活と本作のヒロインの姿がだぶってしまって、見終わってしばらく気が重くて仕方なかったです。夫を解放するためにナチの将校に身を任せるエルザ。その直後の放心した姿にロミー自身の空虚さを見た気がしたのです。ロミーの生涯については、こちらをどうぞ。生粋のフランス人だとばかり思ったらドイツ出身でしたか。

 なぜ主人公マックスはパラグアイ大使をいきなり射殺したのか? その理由が語られていきます。ナチの残党が南米に逃げた話は有名ですね、なるほどそういうことか、と気づいてからは一気に話に引き込まれました。さほどショッキングなシーンはないのですが、やはりあの時代の話は滅入ります。ラストもちょっと後味が悪かったです。でも復讐はけして爽快感を伴うものではありませんよね。心に重く残る名作だと思います、何しろロミーの遺作ですし。DVDで再発されるといいのですが。

 といってるうちに「ブラック・ブック」のDVDも出てしまいました。ヴァンホーベン監督はナチに占領されていたオランダに生まれ育ちました。子供時代、死体が道にごろごろ転がっていたそうです。彼なりにナチ占領時代のことを描いておきたかったのでしょうね。ちょっと見る勇気がありませんが。

ブラックブック DVD ブラックブック

販売元:Happinet(SB)(D)
発売日:2007/08/24
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サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ

サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ コレクターズ・エディション DVD サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ コレクターズ・エディション

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2007/02/02
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 オレゴン在住、17歳にもなって親指しゃぶりが止められないジャスティン。ストレスを感じると即しゃぶります。「フツーに心配」な両親…。薬物依存に陥ったり母の浮気を疑ったりハラハラの展開ですが、さわやかなラストでほっとしました。

 ティルダ・スウィントンとキアヌ・リーブスの共演と言うと「コンスタンティン」を思い出しますが、ぜんぜん別の世界です。ティルダの背中に翼はない、フツーの母親ですし、キアヌも地獄めぐり等しないフツーの歯医者(でもちょっと変わってるか…)でした。そもそも一緒のシーンがなかったような。データはこちら

 ジャスティンの志望先はNY大学? 「ちょっと無理かも、オレゴン大学がいいんじゃない?」と母。そう、私もオレゴン大学をお勧めします、プリフォンテーンの母校じゃないの! ジャスティンよ、プリの後輩になれ。ポール・ニューマン監督・主演映画「オレゴン大森林/わが緑の大地」(未見ですが…見たい)もあるし、と勝手にオレゴン大学に1票、の私。

 ある意味、依存の怖さを描く映画ですが、「レクイエム・フォー・ドリーム」とはぜんぜん違って良かったです。見る前はそっち系かも、救いのない映画かも? とびくびくしてたんですが。それに、薬物でハイになったおかげでいいこともありました。あの時のジャスティンの行動が未来を開き、母を新しいキャリアの挑戦に導いたのです。

 最後は再び親指しゃぶりに戻ってしまうジャスティンですが、キアヌ先生が「何の問題もない」と太鼓判を押してくれたのだから、きっとそれでいいのでしょう。新天地で青春を満喫してくださいね~。

コンスタンティン 特別版 (初回限定版) DVD コンスタンティン 特別版 (初回限定版)

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サイコ

サイコ (1960) ― コレクターズ・エディション DVD サイコ (1960) ― コレクターズ・エディション

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 今日は13日の金曜日、怖い映画にふさわしい日です? 私もやっと「サイコ」を見ました。解説に「万が一にもまだ未見の人はとにかくまず観る事。」とありますが、全くその通り、怖い映画はパス! と避けまくってきた己が口惜しい。この週末はTSUTAYA半額らしいので未見の方、いかがでしょう。

 はあー、もう書くことがなくなってしまいました。ではなく!

「サイコ」といえばトニパキことトニー・パーキンス、私が「スクリーン」を読み始めた頃は大変な人気で読者のページは彼の話題でいっぱいでした。私はといえば彼の出演作を見たこともなく、その魅力はさっぱり。当時、2枚目スターがこういう映画に出るのは勇気ある決断だったのでは。でも「サイコ」に出ててもトニパキ様はすてき、というご意見ばかりでした。今回、やっとトニパキ主演作を見たわけですが、なるほど2枚目、演技もしっかり。

 そして音楽! またもやバーナード・ハーマン。もう冒頭からやられましたよ、緊張感あふれる弦楽、まるでクロノス・カルテット! という形容は失礼とは知りつつ、「レクイエム・フォー・ドリーム」の音楽を連想してしまったもので。予告だけでも雰囲気がわかりますよね、激やせジャレッドも見てください。私の感想はこちらです。同じアロノフスキー監督の新作「ファウンテン 永遠につづく愛」は7月公開だそうで楽しみです。

 それにしてもクライマックスでの3音、ギャッ、ギャッ、ギャッ!(と聞こえた)には戦慄しましたよー、絵だけ見るとさほど怖くないのに、あの音楽がプラスされただけで。脱帽です。

 何を書いても今更~になってしまいますが、確かに何も知らずに見たほうがいいと思います。とはいえ、シャワーシーンの恐ろしさなどはどこかで聞いていましたが、やはり百聞は一見にしかず。映画は見ないとわからない、当然です。59年当時、ヌードはご法度とか規制が多い中、それを逆手にとっての表現は見事です。しっかりヌードを見たような気になるのですよ、実は「卍」同様、バストショットがせいぜいなのに。

 あと、モーテルの応接室にかけてあった2点の絵は「スザンナの水浴」? ←これはティントレットのもの、ついでに彼の「最後の晩餐」は構図が変わってて好きです。スザンナの話はこちらを。要は覗きですよね、ヌードを描くのに格好の題材だったそうです。

 文学に関しては新しいものより、ほとんど読んでこれなかった古典に向き合うのが先決(と常々思いつつ何も読んでませんが)、映画も同じだなあと痛感しています。ヒッチコックは一時、忘れられかけていたのをトリュフォーが再評価したそうですが、少なくとも代表作と言われる作品は見ておくべきですね。かなり遅くなり残念ですが、逆にいま見られて良かったです、少しは見る目もでてきたと思うので。

*以下、ネタバレというかラストに関して少々。

 精神分析医の「解説」が興ざめというレビューを散見しますが、ン十年前は必要だったのでは? 女装に関してなど誤解、曲解されることを恐れたのかもしれません。

 レーマンの人格は消滅し母親に飲み込まれてしまったのでしょうか? きっと母の胎内に戻ってしまったのですね、それが彼には幸せだったのかも。母は怖いなーというのは「アレキサンダー」の時代から変わらないわけですが、改めて考えてしまいました。

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サンフランシスコ物語

P1981im  主人公の青年ローリー(ジョン・サヴェージ)がビルから身投げするしょっぱなのシーンは強烈だった。何かがクッション代わりになって一命はとりとめるが足が不自由になる。

 自殺の原因はなんだったのか記憶にない、調べたら80年の作品、もう26年も前かあ。とにかく彼は生きる気になりバスケットボールなども取り入れたリハビリを始める、原題の[INSIDE MOVES]とはバスケット用語だそうだ。
 ローリーには恋人もできる、だがある日、彼女は涙とともに告白する。「私はあなたの足のことが、どうしても、どうしても、どうしても気になるの」。
 
 ひどい女だと思うだろうか、彼を好きなのに不自由な足が気になるとは。私は映画館の闇の中で泣いた、やさしかったT君を思い出して。

 私は就職したてで慣れない仕事、厳しい環境に参っていた。そんな中、救いはアルバイトのT君、素直で明るい性格、いつもとびきりの笑顔で皆に好かれていた。私も気づくと彼に恋していた。
 が、その気持ちが決定的になったあとで彼が歩くのをみてショックを受けた、少し足をひきずっていたから。私はショックを受けた自分が許せなかった。

 やがてT君がバイトをやめることになった、もう2度と会えない? 足のことを気にする私に彼を好きになる資格はない、でも彼に会えなくなると思うと涙が止まらないのだった。
 思い余って、T君が一人残っている職場に行き、告白した。彼は「僕はそんなええもんと違いますよ」と言いながら車に乗せてくれた。

 夕暮れの京都を走り回って2時間、窓外には見知らぬ景色が広がる、「ここ、どこ?」「さあ、わかりまへん」。あれは嵐山方面だったろうか。泣きはらした眼に夕陽がまぶしかった。

「サンフランシスコ物語」のあの彼女を、だから私は責めることができない。ローリーはがっかりしただろう、ひどい女だと思っただろう、でも彼の障害のことを気にしながらでは、うまくいくはずがないのだ。

 私はあまりに幼く未熟だった、とても20歳過ぎの人間の思考とは思えない、人間は中身が大事。当時はそのことを、頭で理解していても心ではわかっていなかった、仕方のないことだ、どちらにしても私はふられたのだし。

 T君はドライブのあと、私を近所の本屋の前で下ろしてくれた。そこは私の聖地になった。通るたび、地面に金色のサークルが見える気がした。

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD3806/index.html?flash=1

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ザ・ウォッチャー

D111431593  まだHPがあって予告が見られるんですね、びっくり。

 映画史上、最も美しい連続殺人鬼か。キアヌのことね、確かに。ちょっとこの当時は、ですが、あれからまた持ち直したし。

http://www.gaga.ne.jp/watcher/

 んー、しかしこの映画、ジェームズ・スペイダーが主演ですよ、どう見ても。キアヌが主演でもいいんだけど、その場合も「ジェームズを一方的に慕う殺人鬼キアヌ」が主人公ということで、よろしく。

 愛する女性を殺され、トラウマに悩むFBI捜査官・ジョエル。LAからシカゴに移っても殺人鬼グリフィン(キアヌ)はジョエルを追い続ける。いやーね、こっちは向こうを知らないのに、向こうはこっちを知っている。だからエレベーターに同乗しても気づきようもない。

 確かに映画としてはイマサンな出来。でもジェームズがトラウマに悩み薬や注射なしでは生きられない姿にぐっときます。薬つかっても2,5時間しか眠れないなんて。(涙)苦悩する姿と、FBI捜査官としてかっこよく犯人を追跡する姿のギャップがまたいい。要するになにやってもいいの♪

 しかしジェームズ@ジョエルをWATCHする執着&粘着ぶりが足りなかったかなあ。もっともっとキアヌがジェームズにこだわる場面を出してほしかった。ゲイではないんだろうし、ゲイであってジェームズが好みのタイプ、だから連続殺人で振り向いてほしい、というよりはこの設定の方が良いと思います。

「何が欲しい?」「お前だ」も、確かにインパクト不足。で、「連続殺人犯なんていくらでもいる。お前はただの『仕事』だ!」と一喝されたグリフン、怒り爆発です。

 うーむ、やはり違う監督、違う切り口で撮ってほしかったなあ。せっかくジェームズ、キアヌ、そしてマリサ・トメイと役者がそろってるのに。

↓下記のレビューが最高です。私はキアヌファンでもあるので、ちょっと複雑ですが、的を得ているのは確かです。ジェームズファンなら持っててイイ1枚?

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD32448/?flash=1

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サハラに舞う羽根

サハラに舞う羽根 DVD サハラに舞う羽根

販売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2005/08/03
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 いんやー、ヒースのコスプレをあれこれ楽しめるお得な1本です。大英帝国からスーダンへと環境激変する映画だから当然か。あちこちで「つまんない」という声を聞いてて、こわごわ見たのですが。私はけっこう楽しめました。

 ラグビー野郎→真紅に金モールの美麗な軍人さん→砂漠の盗賊?→砂まみれのロビンソン・クルーソー→ミッドナイト・エクスプレス→稲垣吾郎(いえ、その…ヘアスタイルが似てたもんで・汗)。特典映像のヒースを見て、やっと普通のヒースだわ、これが一番すてき、と思っちゃいました。今回(も)ミーハーな記述に終始しますので、まともな詳細は下記からどうぞ。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=241401

 そもそもタイトルの「羽根」とは何か、予備知識ゼロで見始めました。時代背景も何か軍隊がらみで砂漠が舞台、とそれしか知らず。羽根の意味は冒頭ですぐ明かされるのですが、なるほどねー。で、その1枚1枚を返していく旅…、もちろん「鶴の恩返し」じゃありません。たかが羽根のためにわざわざ? とか思いつつ…、最後の1枚はハリー(ヒース)にとって、とても重要な意味を持つものだった。

「アラビアのロレンス」とよく比較される、と監督は言うけど、あちらは撮影に2年、こっちは3ヶ月だって。だから感動も8分の1ってことはないだろう。とりあえず「つまんないかも」と覚悟して見始めたので、けっこう飽きがこなくて幸い。80歳の母も最後まで通してみてましたです、はい。それだけ展開が緩やかだったかも。

 ヒースは演技的にどうなんだろう、悪くなかったと思う。砂漠というハードな環境の中でアクションも多いし雄雄しくてよいわー♪ 砂だらけ、蓬髪に無精ひげ伸び放題だけどワイルドで素敵♪ と、どうなっても私の目にはナイスに映るヒース。最後だけはマジ吾郎ちゃん? で焦りましたが~。砂漠では半狂乱になってしまう、ぼろぼろのヒースも◎。

 共演陣は親友ジャックに「アメリカン・ビューティー」のウェス・ベントリー…って、もしかして、ケヴィン・スペイシーん家の隣のあのサイコ野郎? おおお、成長しましたね、ひげもお似合い。でもってハリーとジャックの両方から愛されるエスネにケイト・ハドソン、なんとゴールディ・ホーンの娘だって。はあー、年月の流れを感じます。ママに似てないけど。

 友情と愛と信頼の物語、と。ジャックだけでなく、砂漠の友との友情もなかなかでした。英国の友を救うため、地獄のような収容所にもわざわざ赴くハリー。原作は何度も映画化された小説だそうで。いや本当に期待しないで見たぶん、得した気分になれた。

 それにしてもあの軍服の赤は目に沁みた。あんな鮮やかな赤も珍しいのでは? そしてヒースにめちゃ似合うの。それが一番、印象的だったかも。

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ザッツ・エンタテインメント PART3

ザッツ・エンタテインメント PART3 DVD ザッツ・エンタテインメント PART3

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発売日:2005/11/18
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 昨年はBS2で「ザッツ・エンタテインメント」3部作が一挙放映され感涙だった。
 名作ぞろいで文句なく面白い「1」(74)。ジーン・ケリーとフレッド・アステアが進行役を勤め、コメディも紹介する「2」(76)。こちらは水増しの感が否めず、もう「3」は見なくていっか、だったのだが。

 それでも、とりあえず見た。まず、ジーン・ケリーが恐ろしく老けていたことにショックを受けた。
「3」の製作は94年、「1」から20年ということで企画されたのだろうか。
ジーン・ケリーはこの2年後に他界、アステアは80年代に没しているから、名コンビももう望めなかったのだが。改めて年月の流れを感じる。

「1」公開の頃は私は学生で、ハリウッドミュージカル黄金時代の名作を存分に楽しんだ。サントラレコードも買って聞きこんでいたので、今回も、なつかしのメロディに涙が出そうに感激した。

「3」である。「2」より更に水増しかなあ、と思ったら、未公開映像等で切り口を変えてきた。また、アン・ミラー、レナ・ホーンなど往年のスターが出てきて当時を語る。

 アン・ミラーの「またアステアと踊りたい」にはほろりと。
 また、レナ・ホーンの「秘話」には怒りを覚えた。ちょっとエキゾチックなラテン系の顔立ち、と思ったら彼女は黒人なのだそうだ。

 で、彼女の入浴シーンはカット。出演が決まっていた「ショウ・ボート」も、白人男性とのロマンスがあるので問題とされ、降板。
 代わりに出たエヴァ・ガードナーはレナとも仲が良く、二人は傷ついた。しかもエヴァの歌は吹き替えになってしまったという。ずいぶん練習したのに、とレナは嘆く。

 そのエヴァの歌声も流れたが、それはめちゃくちゃ上手ではないが、味があって悪くない。本当に残念なことだ。50年代初頭のハリウッドには、まだまだ色々と制約があったのだ。

 今は21世紀、当時活躍したスターたちはほとんど世を去っている。
 そして私も人生の折り返し点をとっくに過ぎて、いつまで生きられるやら、なんてふと思ってしまう。楽しくもほろ苦くなるシリーズ3部作だ。

 ミュージカル映画、というより映画の歴史を知るためにも見たほうがいいです、絶対に。

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