ロンリーハート(2)

ロンリーハート DVD ロンリーハート

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2008/04/09
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 先日、地上波で「パニックルーム」が放映されましたね。録画しながらジャレのキレぶりを再見、楽しかったです。

 さて、いつの間にか「ロンリーハート」のDVDがリリースされてたんですね。一応、劇場公開もされDVDも出るというのは嬉しいものです、「Rendition」のように公開未定、もしかしてDVDも出ないかもーの映画も多いのですからジャレッド出演作が無事、公開されたのは快挙だった!? GWの興行結果、洋画はずいぶん厳しかったのですね、今後の公開状況に影響が出るのではと心配です。ジャレの新作「Mr. Nobody」も、なんとか公開に漕ぎ着けますように! なんといってもあの麗しいお姿をスクリーンで拝める幸せは格別です。去年の今頃はライブでも拝めてしまったのでした、もう1年もたつんですねー。

 前回の感想では書き漏らしたのですが、ジャレ@レイを悪事に引きずり込んだマーサ(サルマ・ハエック)について少々。彼女は幼少時にいろいろあったらしいんですね。キレやすいのも、子供への接し方がなってないのもその辺が原因かなー、と。あれじゃ子供はなつかないよね。ロンリーハートは犠牲になった女性たちだけではないんですね。マーサも、そしてレイも。トラボルタ刑事だって、なんとか恋人や息子との仲を修復できた(らしい)からいいようなものの。誰もが孤独なんだよな、と今頃思ったりしているわけです。

 これまたジャレが大活躍、昨年末に公開されました「チャプター27」も、もうじきリリースです、いやーめでたい。長らく行方不明だった「グッド・ガール」のDVDも先日ようやく発見(DVD棚の一番端にありました、何度も確認したはずなのに私の目は節穴!)、大喜びで見ましたが、やはり「ライ麦畑でつかまえて」の影響の大きさを感じました。ジャレの作品でジェイクを思い、ジェイクの出演作でジャレを思う。また共演してくれないでしょうか? ついでに「Highway」の日本版DVDもリリース希望!

チャプター27 DVD チャプター27

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2008/05/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0)

チャプター27

キャッチャー・イン・ザ・ライ Book キャッチャー・イン・ザ・ライ

著者:J.D.サリンジャー
販売元:白水社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ジョン・レノンを殺した男 上 (1) (扶桑社ミステリー シ 23-1) Book ジョン・レノンを殺した男 上 (1) (扶桑社ミステリー シ 23-1)

著者:ジャック・ジョーンズ
販売元:扶桑社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「ライ麦畑でつかまえて」といえばサリンジャーの名作ですが、私は読んでおりません。高校時代、先鋭的な生徒は皆読んでいたようですが、私はといえば高橋和巳の陰鬱な世界にどっぷりでアメリカ文学には全く興味が湧きませんでした。いまだにそれがコンプレックスなのですが、「チャプター27」を見た今は、もういっか、という気分になっております、大体の筋は映画の中で説明があるので。

 ジェイクのお誕生日の記事はこちらに書きましたが、ぽっちゃりジャレを見ながら、どうしても「グッド・ガール」のホールデンを思い出してしまうのでした。そう、「ライ麦…」に入れあげて主人公ホールデンになったつもり(?)の落ちこぼれ青年。ジェイクの誕生日に「チャプター27」を見たのは偶然、はたまたか必然? ジャレ@チャップマンが自分をホールデンと同一視していく過程に「グッドガール」のジェイクがかぶって見えました。

 私はぎりぎり間に合ったビートルズファンといいますか、最後のアルバム「アビイロード」だけは新譜で買ってもらえました、もう解散は時間の問題だった69年末ですか。ジョン・レノンがとりわけ好きだったので、ジョンが殺害されたときはけっこうなショックを受けました。でも、犯人のことを知りたい気持ちは皆無でした。いま思えばジョンが死んだ、もうこの世にはいない、そのことだけが重大だったのでしょうか。

 それが27年(!)の時を越えて、何故か大好きなジャレッド・レトがチャップマンを演じる、30キロの増量にダサい服装ヘアスタイル、メガネ。2枚目スターの面影は皆無です。 しかし、アップになればやはり美貌は隠せません。澄んだ瞳、愛嬌のある鼻、整いすぎた唇。そしてでっぷりしたお腹を惜しげもなく晒すのですが、それが妙に色気あるってどういうことでしょう? 私がジャレのファンだから?

 でも正直に申しますが、最初に「チャプター27」のスチール写真を見たときは、ファンをやめようかと思ったのですよ、いえ、その後はあの体型のままなのかと。きっちり元に戻したのは大したものですが、できれば今後は美しい素のままで映画に出て欲しい~。(涙)

 演技面ですが、一声聞いて、あ、チャップマンになってる、と思いました。かなり彼の話し方など研究したそうですね。さえないオタッキーになりきってました、何がジャレを突き動かしたのは存じませんが、なりきり演技は誰もが認めたようで、ジャレの演技を絶賛する声は多いですね。そして劇場ロビーには麗しいジャレの全身写真と使用前→使用後、のようなチャップマン役の姿が~。この映画のジャレしか知らない観客はびっくりしたでしょうねえ、くすくす。

 私が持っている唯一のビートルズ関係の書籍といえば清水義範さんの「世界衣裳盛衰史(よのなかはきぬぎぬのうつろい)」だけ。「伝説の展開図 偽ビートルズ伝」が収録されていて興味深いです。でも清水さんは全然ビートルズのファンではないのです、ビートルズ世代なんですが洋楽はぴんと来なかったご様子。そのせいか、淡々とビートルズの歴史を語っているのですが、最後の4Pほどに、チャップマンについての、というよりジョン・レノンが殺された件についての記述があります。

【ショックは受けたが、反面、やっぱりそうなってしまったか、というような、予感が的中した気分になった。(中略)ビートルズという存在には、そんな事件が起こっても不思議はないような気がしたのだ。】

 と、清水さんは書かれています。私はといえば、映画でジャレ@チャップマンが常に小脇に抱えていた「ダブル・ファンタジー」のジャケットを見てなんともいえない思いになりました。ジョンの最新作で遺作となったアルバム。「伝説の展開図 偽ビートルズ伝」によれば、80年の夏にジョンはバミューダに出かけ、現地の植物園で美しい花を見つけた、その名は「ダブル・ファンタジー」。その美しさ(名前も!)に魅了されたジョンは急に曲が作りたくなり、6年ぶりのアルバムが完成した、ということです。

チャプター27」。「ライ麦…」は26章までしかないそうで、それがタイトルの由来なのか。なかなかの力作です、これまた上映館が少なくて残念ですが、DVDでもいいので、ぜひ見て欲しいです。ジャレは製作総指揮まで務めています。チャップマンの何かにインスパイアされたのか? 少なくとも私ははじめて愛するジョンを殺した男の心模様を見せてもらえた気がしたし、80年12月8日をリアルに追体験できました。それだけでもジャレッドに深く感謝しますし、ますます彼が好きになりました。

Double Fantasy Music Double Fantasy

アーティスト:John Lennon,Yoko Ono
販売元:Capitol
発売日:2000/10/10
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0)

スイッチバック 追跡者(2)

Switchback_1997

DVD スイッチバック 追跡者

販売元:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日:2007/09/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 というわけで廉価版ゲットして、出番めちゃ多いジャレを堪能しました。この画像いかがですか、黒い帽子がジャックを思い出させます。そして隣のロジャー・グルーバーは白い帽子。まるでBBM? そういえばグルーバー氏はジャレに執着する役だったな、ふふ。おまけに彼、「ゴーン・フィッシン'」では釣りに行ってるじゃないですか!(汗)いやー、あのコメディ演技からは想像できない役柄でございますよ。ぜひ両作品を見比べてほしいです。

【前半「主役デニス・クエイド」そっちのけで、ジャレッド・レトーが活躍。この作品の主役は彼かと思われても仕方ないくらい。デニス・クエイドの活躍は後半から。 】とAmazonのレビュー(廉価版じゃないほう)で評価されてるジャレは若き元ドクターです、見直してみて、いろいろ発見がありました。

 Picswitchback シブいデニス・クエイドがなかなかです。主役なのに今頃、話題にしてすみません、やっぱり後半から活躍する役、前半はジャレが主役、ということにしておきましょう。デニスは本作でジャレと、「DAT」でジェイクと共演しております。そしてそして、ジャレとジェイクはあの「Highway」で親友同士ですし、なにやら勝手に因縁を感じております。この人、ジャレともジェイクとも共演したのよねー、とにやにや。

 舞台は雪のロッキー山脈、今の時期にぴったりです。前に見たのは春でしたからね、今回はぶるぶる震えながら(?)見ちゃいました。いや、犯人とか展開が最初から分かってますから。前は途中まで犯人がわからなくて、分かったときにはギャ!

 あと、脇の役者。保安官もデニスよりさらにシブくていいですし、彼のライバルの署長さん、けっこう好き。「スイッチバック」と同時期に「美しい人」を見たのですが、意外な役で出演していてびっくりしたのでした。これも見比べてみると面白いかもしれません。

↓以下、ネタばれかも?

 今回、なぜ犯人がジャレをそばにおいておいたか分かったような気がしました。やはりナイフが取り持つ縁でしょうか。殺ろうと思えばいつでも殺れたんですよね。しかし、元は将来有望な外科医、そのナイフさばきにシンパシーを感じたのか? しょーもない話で失礼しました。

| | コメント (0)

ロンリーハート

1203280lh  ジャレッド・レト念願の新作公開! はじめてジャレをスクリーンで鑑賞できます、どきどきしました~! HPでは、こんなにふさふさの伊達男レイさまですが、実は~。もちろん後退しているジャレも素敵です。美形なのにあんな剃ったり抜いたりしたんでしょうか、「ロード・トゥ・パーディション」のジュード以来の衝撃です。

 小物悪党です、戦争未亡人などの小金を持った女性(Lonely Hearts)から金を巻き上げてトンヅラ、を繰り返すだけの。それがマーサ(サルマ・ハエック、妖艶です)という女をカモにしようとしてハマッてしまった。以来、本物の悪党へと転落していくのですー。「アメリカ犯罪史にその名を残す殺人鬼カップル」として。

 最初は軽薄な詐欺師がお似合いで楽しく鑑賞できたジャレですが。意に沿わぬ殺人を重ねるうちに苦悩の表情が増え、たまりません。笑顔もいいけど眉間にしわ寄せ、「なんでこんなことに…」と嘆く姿が、もうツボツボツボッ!(狂喜)でも最期は細工された頭と同様、本当にさびしい。5月に東京のライブでナマジャレを見ているだけに、あの元気はつらつロッカーと、頭頂だけでなく全身に哀愁漂う転落男とが同一人物とはとても思えないのでした。

 おっと、主演はジャレではなく、最近「ヘアスプレー」ではじけてらっしゃるらしいトラボルタ様です。この方の映画も久しぶり、「パルプ・フィクション」以来ですね。妻に自殺され息子にそっぽを向かれたかつての敏腕刑事は、レイとマーサの事件にいきなり復活、燃えるのです。某雑誌には「殺人カップルの話ではなく、じっちゃんの事件簿」と書かれたようで。

 それもそのはず? 本作の監督・脚本を務めたトッド・ロビンソンは、トラボルタ演じるエルマー・C・ロビンソンの孫、なんですって、へええ。リサーチしっかり、ですわね。じーちゃんの恋人にはローラ・ダーンが扮しています、彼女もスクリーンではお初でした、嬉しいです。トラボルタの相棒の刑事もよかったですね。

 とてもいい映画なのに、関東では新宿と千葉でしか上映がないのが残念です。次のジャレの新作、「チャプター27」も今のところ渋谷だけの上映ですか。12月15日封切り、またもや変わり果てたお姿ですが、あの美しい瞳は間違いなくジャレ。低くて素敵な声もね。(ロンリーハートでも、最初にジャレの声を聞いたときは感激!)

 そうそう、劇場で「フライボーイズ」(まだ行けてない・汗)と「俺たちフィギュア・スケーター」(12・22公開!)のチラシをゲットできて嬉しいです。来月は渋谷通い?

↓美麗なジャレ(とシブいデニス・クエイド)をたっぷり拝める「スイッチバック 追跡者」、いつの間にか廉価版が出ておりました、これは買いです~!

DVD スイッチバック 追跡者

販売元:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日:2007/09/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0)

パニック・ルーム

パニック・ルーム DVD パニック・ルーム

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2007/05/30
Amazon.co.jpで詳細を確認する

  嬉しい情報を頂きました! ジャレッド・レト出演作2本の日本公開が決まった模様です。“Chapter27”(スクロールしてご覧下さい)と“Lonely Hearts”。未公開に終わるかも? だっただけに嬉しいですう、ううう~、どっちも少々難あり、いえジャレの役者魂が窺える力作! のはず。どきどきしながら公開を待ちましょう。

パニック・ルーム」はジャレ出演作であり、今月16日に公開を控えた「ゾディアック」のD.フィンチャー監督作品でもあります。監督、カンヌで語ってますね。となりにジェイクもいますが無言で見守るだけです、残念。シリアル・キラーではなく新聞の映画? ふと気づけばもう6月、「ゾディアック」の前売り券はゲット済みです、初日の初回に行くつもりです。

 フィンチャー監督作としては「ファイト・クラブ」に続いて私にとっては2本目。く、暗い。いや話がというより画面がです。せっかくジャレが出てるのに~、なんだよ~、て、明度を上げて見ればよかったんですね、返却してから気づきました。(涙)出番が多くて嬉しいなーと思ったら、あらー、またもや酷な扱い。まずお脳が不自由そう。肉体面でも苛められる苛められる。フィンチャー監督のテーマソングは「佐渡おけさ」に決定!? おいたわしやジャレ、やっぱり途中でいなくなっちゃうし。

 さっぱりまともな感想になりませんが。ええっと大人になってからのジョディ・フォスターの映画ってあまり見たことなくて。娘役がジョディによく似てて感心、この役でチャンスを掴んだようですね。メグ(ジョディ)はコロンビア大学の教授という設定? 誰も入れないというパニック・ルームでの攻防。舞台はほとんどお屋敷内。んー、なんといっていいのか。

 今年のオスカー主演男優賞のフォレスト・ウイッテカー、例によっていい人でしたね。どうしても大金が必要だったんですよね、「ずいぶん違うもんだな」との嘆きを聞いて、改めて思いましたよ、母娘2人であんなだだっ広い家に住む意味あるの? 前の住人もお金があっても幸せじゃなかったんでしょうね。薄幸な家って感じがしてしまいました。

 物語は一晩の攻防、だからずっと暗いまま。仄暗いというべきでしょうかね。「ファイト・クラブ」でも感じましたが、フィンチャー独特の光の使い方があるようで、「ゾデイアック」ではどんなシーンを見せてくれるのか(内容的に夜が多そうな気がしますが)期待が高まります。フィンチャー作品としてはあまり評価が高くない「パニック・ルーム」。私はそれなりにハラハラしながら(特にジャレの運命・あんまり苛めないで~、とか)見守ってました。最後はああ空しい~、風に散るほにゃらら~、ウイッテカーさああん!(涙)

| | コメント (0)

ブラック&ホワイト

ブラック&ホワイト DVD ブラック&ホワイト

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2003/07/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 ジャレッドは今回、教師役です。ちょこっとしか出てこないのですが、「同じコロン」事件でもしかして? ラスト、左右の紙袋で、きっとあの2人ね、と思ったらビンゴ! なんでわかってしまうんでしょう、私。未見の方は何のことやらでしょうけど一見の価値ありです。意外な拾い物といっては失礼ですが、面白かったです。出演者もとっても豪華です。

 ロバート・ダウニーJr.は初見ですが、どこに出てるのかさっぱりわかりませんでした、て、けっこう出ていたのに意外な役で~。楽しんで演技していた模様です。その奥様役がブルック・シールズ、やはり初見ですが綺麗ですね。なんとイライジャ・ウッドも登場。マイク・タイソンが実名で出ていたのもびっくり、自然な演技でよかったです、アドリブも多かったようですが。これも初見のベン・スティラー、複雑な役でした。

 黒人に憧れる白人たちが発端ということになるんでしょうか。群像劇の上、前半は状況説明ばかり、事件が起こってそれぞれの関係性が見えてくるまではちょっとダレ気味でした。が、後半、話が動き出すと引き込まれましたねー。ラストはとってもお気に入りです、コメンタリを半分ほど見てよりよく理解できたシーンも多々。本編を見るだけでもよかったのですが、どういう意図か知りたい場面がけっこうありましたから。

 焦点が定まらないという感想もあるけど、それは群像劇の宿命。主役が誰だかわからない? タイトル通り「ブラック&ホワイト」なんでしょう。

| | コメント (0)

スイッチバック 追跡者

スイッチバック 追跡者 DVD スイッチバック 追跡者

販売元:パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
発売日:2007/03/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 デニス・クエイド主演だけでも嬉しいのにジャレッド・レトが出ているなんて! クレジットも3番目ですよ~。それなら出番が多いのかと期待したらほんとに多いじゃないですか、嬉しい~。ヒゲがありますが、1週間前のライブでのお姿と同じ? 10年前の作品ですよ? 普通は10年もたてばかなりオヤジになってるはずなんですが。唖然としちゃいました、ますます年齢詐称疑惑が。人魚の肉でも食べたのでしょうか、でもジャレは菜食主義だっていうし~、うーん。

 というわけでジャレット目当てで見ても十分に楽しめます。黒いカウボーイハットをかぶるシーンもちょこっと。マルボロのCMに出られそうですね、似合いすぎ。E.R.な場面(?)もあってジャレの白衣姿を妄想しちゃいました。そういえばライブではマスクつけて出てきたなーとにやにや思い出したりして。

 デニス・クエイドもシブいし(眉間に縦じわ)、ロジャー・グローヴァーは確かな演技だし、スリルとサスペンス、アクションも存分に楽しめました、後半はもうハラハラの連続、ネタばれになるので詳しくは書きませんが、ジャレがあぶなーい! 予備知識なしに見たほうが断然おもしろいと思います、ひさびさにジャレがいっぱい出てる映画を見られて大満足です。

| | コメント (0)

ファイト・クラブ

ファイト・クラブ DVD ファイト・クラブ

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2005/10/28
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 30 Seconds to Marsのライブから3日たちました、目の前でジャレッド・レトが歌ってたなんてまだ信じられません。簡単な感想ですが英語ブログの記事をどうぞ

 ジャレッドが出てるなら何でも見たい、ちょい役、ボコられるだけであっても。というわけでやっと見た「ファイト・クラブ」は「Zodiac」が待機中のフィンチャー監督作品です。ボクシング映画と勘違いしてました、あの展開、結末には驚きましたねー。マッチョ性を取り戻したい男の映画、みたいな感想が多くて疑問でした(確かに「去勢」された男たちも出てきますが)、私がいちばん強く感じたのは、これは「自己破壊」の話だということ。

 ジャレですが、ダークな男たちの間で一人だけ金髪であの美貌ですから妙に目立ちます、問題の殴られるシーンの前にもちょこちょこ出てきて嬉しかったですね。役名はないのかと思ったらありました、Angel Faceですって。

 殴られる痛み、でなくていいけど肉体の痛みは何らかの形で知っておかないとまずいんじゃないでしょうか。女性がチャンバラが嫌いなのは包丁で指を切ったりして、肉を切られる痛みを知ってるからって誰かが言ってました。私も切られるシーンは「うわー、痛そう」と顔をしかめてしまいますが。

*以下、ネタバレというか私的には核心を突いてますので、ぜひ本編をご覧になってからお読み下さい。

「自己破壊」についてのレビューはないのかと思ったら、やっぱりありました。それも「完全解読」と仰るだけあって求めていた答えはすべてこちらにありました。私はナレーターとタイラーの関係も明かされるまでてんで気づかなかったのですが、ほんのり幸せなラストではあるなあと。いやー、いい映画でした。

 確かに主人公はJackではないんですよね、それはわかってましたが。そしてジャレ演じる金髪男「エンジェル・フェイス」をボコボコにする主人公(ナレーター、が役名ですか)は、「美しいものを壊したい」と。だからジャレが起用されたんかいな。

 ファイト・クラブの規約で「ストップ」をかけたらそこでファイトは終了なのにエンジェル・フェイスはストップをかける気はなかったんでしょうか、ひどい状態にされてもなんとなく嬉しそうに感じたのですが。圧倒的な力にめちゃめちゃにされたかった?

 中上健次のエッセイ集「破壊せよ、とアイラーは言った」に可愛い顔をした少年が、頬から口の端に至るまでナイフでざっくりやった話が出てきます。彼は自分のベビーフェイスが許せなかったらしいのですが、「ファイト・クラブ」のジャレを見ていたらそんなことをふと思い出しました。

| | コメント (0)

アレキサンダー(6)

アレキサンダー プレミアム・エディション DVD アレキサンダー プレミアム・エディション

販売元:松竹
発売日:2005/07/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 まずは明日の日曜洋画劇場の情報です、「トロイ」が放映されるんですね。来週は「スパイダーマン」だそうです。どちらも楽しみです。

「トロイ」の話が出たところで、しつこく「アレキサンダー」の件を。この2枚組、ついにゲットしてしまいました。お目当てはメイキング、1時間に渡ってガイドするのはストーン監督のご子息(当時19歳)です。父君の様々な面が見えたのではないでしょうか。撮影監督は何せBBMのプリエトさんなんで、彼が出てくるたびに嬉しくなってしまいます。肝心のジャレッド…はあまり見かけませんが、コリン・ファレルがあの衣裳でくわえタバコ、などなど楽しく拝見しました。

 話はそれだけなんですが、話題の「300」について、ちょこっと。3月9日、公開されるや爆発的にヒット、同時期に公開された映画はすべて蹴散らされた模様です。残念ながら「Zodiac」も…。しかしこの、「半裸の男祭りか?極大射程か?」つうタイトルは。(汗)

「極大射程」の公開が6月1日、「300」が9日。「Zodiac」も当初9日公開となってましたが1週ずらして16日に変更、同時公開は不利とみたんでしょうか、1日でも早くジェイクの新作が見たいのにー、ぶつぶつ。「300」の予告を見てもべつに興味は湧きませんがキャッチの「闘えない子供は谷底に突き落とされた」にはゾゾゾ。恐るべし「スパルタ教育」!

 しかしスパルタというとこちら(ギリシアの覇権は××のモノ、というタイトルにはひっかかりを感じますが他に適切なサイトが見つからず)にありますように、

【スパルタは教育に同性愛を持ち込んだ。好きな人の前ではかっこ悪いことができず、実力以上の力を発揮してしまう現象を応用して青年が少年を愛人として教育する考えを盛込んだ。

 但し、それは兄弟愛や肉親愛の如く精神的な愛でなければならないと。そうすれば、戦場においても愛する者の見ている前で恥知らずなことはできず勇敢に戦うであろうと考えたのである。】

「好きな人の前では…」という心理を利用するなんて。むかつきますが、「300」にはそんな背景は描かれていないんでしょうね、きっと。アレキサンダー大王の映画だって過去にいくつかあるけど、以前はヘファイスティオンとの関係は伏せられていたはず。「300」とは150組のカップルのはずなんですが。こちらの記事もご覧下さい。

↓こんな「アレキサンダー」もヒットしました。廊下に敷いて「アレクよ、何故ヘファを愛してやらんのだ、踏みつけの刑に処す!」(無審査盤でのヘファの扱いがヒドイとファンは怒り心頭です)? いえいえ、畏れ多くてとても踏めません~。

廊下敷きカーペット 「アレキサンダー」 (ブルー) 80×240 Kitchen 廊下敷きカーペット 「アレキサンダー」 (ブルー) 80×240

販売元:イケヒコ・コーポレーション
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (1)

アレキサンダー(5)

Act45384  2月27日にリリースされましたアレキサンダーThe Final Cutのジャケットです。アメリカから取り寄せて拝見しました。本編は3時間半、2枚に分けて収録。今度は「アレキサンダー大王が愛した」とされるバゴアスがクローズアップされ、出番が増えてます。映画では台詞がなかったですが今回のDVDでは少ししゃべってます~。

 しかしヘファイスティオン(ジャレッド・レト)の扱いにはファンの非難ごうごうのようですね。確かに扱いがいいとはいえません。大王とバゴアスが一緒のところを見て複雑顔のシーンばかりです。でも私的にはどうってことないですね、「だから何?」って感じです、だってヘファの方がバゴアスよりうーんと大王に愛されていたのは明白じゃないですか。

「誰よりも愛している」「死ぬときは一緒だ」といった台詞はちゃんと残ってるし指輪のエピソードも何度見ても泣けます。そしてヘファに先立たれた大王は、あの場で死んだも同然ですね。イニスもまっつぁおですよ、目の前で最愛の人に死なれるんだから。どう見ても助かりそうにないヘファを前に涙ボロボロ、直視できなくて窓辺で夢を語っちゃう大王哀れ。現実逃避したい気持ちも分かるけど、やっぱりしっかり手を握り「待ってろヘファ、寂しくないぞ、俺もすぐ行くから」(実際そうなった)くらい言ってやってほしかった。

 大王は失って初めてヘファの大切さを思い知ったわけです。そのショックはシャツを見つけたときのイニス以上でしょう。以降の大王は糸の切れた凧、まさにプッツン、生ける屍にしか見えませんでした。バゴアスがいかに大王をお慰めしたか存じませんが、ヘファの幻を追うだけの日々だったと想像します。死因は熱病か毒殺か、どっちでもよろしい。早めにヘファの元にいけたのは至福でしょう。

 肉体関係は全くなかったのか、あっても少年時代だけ? 親友で頼れる副官、それ以上の関係になっちゃいけないと思ったのか、それとも大王は美少年ならよくても逞しい男は抱けなかったのか。確かに副官が大王の恋人じゃまずい気もしますけどね。それでなくてもヘファが大王の絶大な信頼を得ていたのは周知の事実。他の有力者からは煙たがられていたでしょう。大王はヘファの死後「みんな彼を嫌った」と叫びます。

 客観的に見てヘファは確かに報われないのですが、「アレクサンドロスと少年バゴアス」を読んでみて、バゴアスは最初からヘファに負けてると思いました。愛に勝ち負けなんて言葉は使いたくないのですが、やっぱりバゴアスは敵ではない。なぜならバゴアスは大王と共に戦うことはできないから。戦場で大王の側にいるのは常にヘファ。体張ってるんだからいつ死ぬかもしれません。戦友であり同志、その絆を断ち切ることは誰にもできません。

 バゴアスもそれが分かっており大王に懇願します、自分も戦いたいと。そして一笑に伏されます。人には向き不向きがあります、バゴアスは踊りの稽古をしてればいいんです。踊って大王の目を楽しませ、お召しがあったら夜伽すればよい。バゴアスは大王と体で愛し合うことはできました、一定の愛も得たでしょう。でも大王のために命を捧げること、命がけで戦うことは許されないのです。それがバゴアスの限界です。

 ヘファは少年時代、唯一、大王がレスリングで勝てなかった相手です。前にも書きましたが王の息子なら皆手加減したと思うのですが、ヘファはそうしなかった。大王の全幅の信頼を得た大きな理由でしょう。肉体の愛は手に入れられなかったけど、大王が真の意味で愛したのはヘファだけだったと思いますね。

 それだけじゃヤダ! という方も多いと思いますが、私は何せ「禁欲」が大好きなので。いえ、耐える姿が最高にエロティックだと常々思っているのです。けして体を交わしてはいけない相手(がっしり抱き合ってたけど)を目で追うだけのヘファは最高に色っぽくてくらくらしちゃうほど好き…。

 えー、ついでですが、ちょこっと戦術の話を。ガウガメラの戦いでは4倍のペルシア帝国軍を大王は打ち破りました。密集方陣(ファランクス)に興味津々でしたが、何せ土ぼこりで何も見えませーん。こちらの解説でなんとなく戦いの様子が分かりましたが。しかし「ガウガメラ」には惹かれますね、やっぱりガメラ好きだから?(笑)昔、「ガメラ島」(勝手に命名)を眺めては喜んでました。本当は「かもめ島」だったのですが。(悲)こちらのブログに写真が。

~ダリウス3世の判断の誤り~  あまりにも敵が少数である為、夜間に奇襲をかけてくると考えたダリウス3世は、戦いの前日、全部隊に完全武装をさせた上で一晩中待機させました。 ペルシャ軍は会戦当日、すでにかなり疲労していたと考えられます。 】

 これがダリウス3世の敗因ですか? 映画でも夜に奇襲を掛けようって誰かが言ってたような~?

アレクサンドロスと少年バゴアス Book アレクサンドロスと少年バゴアス

著者:メアリ ルノー
販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (1)

その他のカテゴリー

▲アン・リー監督作品 | ▲ジェイク・ジレンホール出演作 | ▲ヒース・レジャー出演作 | ▲ブロークバック・マウンテンⅡ(51)~ | ▲ブロークバック・マウンテンⅣ(151)~ | ▲ブロークバック・マウンテンⅧ(351)~ | ▲ブロークバック・マウンテン | ▲ブロークバック・マウンテンⅢ(101)~ | ▲ブロークバック・マウンテンⅤ(201)~ | ▲ブロークバック・マウンテンⅥ(251)~ | ▲ブロークバック・マウンテンⅦ(301)~ | ▲私見・アカデミー賞 | △LGBT映画 あ | △LGBT映画 い~お | △LGBT映画か、が行 | △LGBT映画さ、ざ行 | △LGBT映画た、だ行 | △LGBT映画な行 | △LGBT映画は、ば、ぱ行 | △LGBT映画ま行 | △LGBT映画ら行 | △LGBT映画わ行 | △「腐女子」を考える | △ジェンダー関連 | △ドラマ | ある日どこかで | アーサー王伝説 | エド・ウッド関連 | クリスト・ジフコフ出演作 | サッカー | ジェラール・フィリップ出演作 | ジェームズ・フランコ出演作 | ジェームズ・スペイダー出演作 | ジャック・ガンブラン出演作 | ジャレッド・レト出演作 | ジュード・ロウ出演作 | ジュード・ロウ関連映画 | ジョニー・デップ出演作 | ダニエル・デイ・ルイス出演作 | ドラマ | パリの本 | ポール・ニューマン出演作 | レオナルド・ディカプリオ出演作 | ヴァンサン・ペレーズ出演作 | ヴィスコンティ作品 | 人形アニメ | 写真集 | 小説あ行 | 小説か行 | 小説さ行 | 小説た行 | 小説な行 | 小説は行 | 小説や行 | 市川雷蔵出演作 | 年下の彼 | 忘れられないコミックス | 忘れられない小説 | 忘れられない随筆 | 戦争の記憶・ヨーロッパ | 日本映画あ行 | 日本映画か行 | 日本映画さ行 | 日本映画た行 | 日本映画な行 | 日本映画は行 | 日本映画ま行 | 日本映画や行 | 日本映画ら行 | 映画あ | 映画い | 映画う | 映画え | 映画お | 映画か | 映画き | 映画く | 映画け | 映画こ | 映画さ | 映画し | 映画す | 映画せ | 映画そ | 映画た | 映画ち | 映画つ | 映画て | 映画と | 映画な | 映画に | 映画の | 映画は | 映画ひ | 映画ふ | 映画へ | 映画ほ | 映画ま | 映画み | 映画む | 映画め | 映画も | 映画や | 映画ゆ | 映画よ | 映画ら | 映画り | 映画る | 映画れ | 映画ろ | 映画わ | 映画書籍あ行 | 映画書籍か行 | 映画書籍さ行 | 映画書籍た行 | 映画書籍は行 | 映画書籍ま行 | 映画書籍や行 | 映画音楽 | 滝口雅子詩集 | 猫いろいろ | 私のルーツ | 美術書CATS | 美術書あ行 | 美術書か行 | 美術書さ行 | 美術書た行 | 美術書な行 | 美術書ら行 | 華氏911 | 追悼 伊福部昭 | *Football | *コメディ映画あ行 | *コメディ映画さ行 | *コメディ映画た行 | *コメディ映画ま行 | *コメディ映画や行 | *家族問題 | サンドラ様blog開設お祝いカード