46億年の恋

46億年の恋 [DVD] DVD 46億年の恋 [DVD]

販売元:松竹ホームビデオ
発売日:2007/02/23
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 中学生の理科の先生が、ある宿題を出しました。地球が誕生して45億年。これを1年とするならば、人類の登場は何月何日か、というのです。計算してみました、と、なんと人類は大晦日の、それもカウントダウンに近い時間に、ようやく姿を現すのです。めちゃ歴史の浅い生き物です。自分で計算しただけに印象も強烈、いまだに忘れません。あれから1億年もたったんですねー?

 てなことはどうでもいいのですが、さる方に熱烈プッシュされた「46億年の恋」、すごい壮大なタイトルですね。レンタルで見ようかと思ったら。ネットで見られます。(9分割、英語字幕付き。「Big Bang Love」ですか、いやはや。

 見終わって、確かにこれは純愛だと、「互いに思いながらも決して肌を交わすことのない恋」が究極に好きな私は圧倒されたんですが、設定がぶっ飛んでいるので、ちょっと混乱気味です。レビューの「高純度の愛の物語は、もはや男同士でしか成立しないのか。」には激しく同感ですが。

 安藤政信ってこんなに色気がありましたっけ、そして、あの太古を思わせる刺青。一方、松田龍平の白い肌「うぶい肌」だなあ、と赤面です。(ヤの着く世界では、彫りものをしてない肌をこう呼ぶそうです)いやもう、ぐだぐだ説明してもしょうがない。安藤政信と松田龍平の純愛話に興味ある方はご覧ください、つーか必見です。

 もう、冒頭からぶっ飛びます、なに、あの老人の発言? ひっくりかえりそうになりましたよ、はい。踊っていたのは金森穣でしたか、納得。そして近未来(?)な不思議な設定。なんでここにこんなもんが? 深く考えてもしょーがないか、原作は梶原一騎(と弟の真樹日佐夫が正木亜都名義で共作)だし。梶原先生といえば「愛と誠」ですよ、「君のためなら死ねる」ですから。(映画、見に行きました。ヒデキ主演でした。)役者陣も、きれいどころから渋い脇まで楽しめます。大好きな石橋蓮司が出てるし、遠藤憲一さんは映画「ハゲタカ」にも! もちろん松田龍平も! もう、初日に見に行きます、決定です。「天地人」の景虎さまもご出演だし、うふ。あ、そういえば今夜の「天地人」には、いよいよ城田優くん@真田幸村が登場ですよ、死んでも見る~!

 え、三池監督って「天地人」に出演? 刈安兵庫って誰でしたっけ。な、なんだかあちこちでつながってしまってる「天地人」と「46億年の恋」です!?

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ヨコハマメリー

<COLEZO!>青江三奈 Music <COLEZO!>青江三奈

アーティスト:青江三奈
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2005/09/22
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 先週末、公開された「ヨコハマメリー」。レディスデーとはいえ初回だし10分前に着けばOKだろうとのんびり出かけたら。甘かった! 劇場前は長蛇の列。聞けば初回はとっくに売り切れ、1時からの回も残りわずか。118席だもんなあ。仕方なく次回の整理券をゲット。

↓公式HP。いや嬉しいです、伝説のメリーさんの映画がこんなに人気で。

http://www.yokohamamary.com/yokohamamary.com/

 横浜に住んで14年になりますが、メリーさんのことはタウンペーパーで見知っていました。そしてある日、伊勢佐木町の松坂屋前でメリーさんと遭遇。真っ白なおしろい、紫のドレスを着てらしたかと。外界からくっきりと彼女の存在を浮き立たせる強いオーラがありました。

 これがハマのメリーさんなのだ! すぐに視線をそらせながら、私は「伝説」を目撃し軽い興奮を覚えていました。

 彼女を見かけたのはそれきりです。いろいろあってすっかり存在を忘れていたところへ、この映画の情報が。95年秋に、メリーさんは突然、姿を消したそうです。お年だろうし何かあったのかなあ。予告を見て、絶対に見るべき映画だと確信しました。舞台はなじみの伊勢佐木町だし。

 整理券を求めて並んでいる間にも、周囲からメリーさんの情報が次々に入ってきます。

「私は見たことないけど、友達がね」

「昼はこのへんにいて、夜になると寿町のほうに行ってね。街娼に『千円ちょうだい』ってもらってたらしいよ」

「中華街にもメリーっていなかった? 白人でいつも酔っぱらってて。モノを投げたりしてさ」

「西のほう…岡山だったかな。そっちの出身らしいわよ」

 へえーへえー、と感心して聞いているうちに列は進む。入り口横のウィンドウには横浜市長の中田さんのサイン入りポスター。若いんですよ市長。43歳かな、先月、再選されたばかり。中田さん、メリーさんを知ってるのかしら。

 戦後間もない横浜市街のパネルもあり。と、隣の人が、「これ、今の市役所ですよ」と建設中の大きなビルをさす。確かにこの外観は市役所。周囲はまだまだ田舎の風情。「これが吉田川で、これが伊勢佐木町通り」、と解説されて、うわー全然いまと違いますね、なんて言ってるうちにチケットカウンターにたどり着いた。

 午後1時。女性ばかりで賑やかな館内に開演を知らせるブザーが。静まり返る中、映画が始まる。

 見飽きた伊勢佐木町の映像が流れるだけで泣けてくるのは何故だろう?

 シャンソン歌手の永登元次郎さん登場。メリーさんを支え続けた人だ。なんと末期ガンに侵されているという。闘病しながら歌い続ける。

 元次郎さんはゲイボーイだった。川崎・堀ノ内で2,3年男娼をしていたと。彼が歌うシャンソン、心に語りかける歌声に涙、涙。

 次々とメリーさんゆかりの人が証言する。戦後間もない横浜、伊勢佐木町がどんな雰囲気だったか。どんどん映画に引き込まれていった。

 戦後日本史の一端を知る上でも貴重な映画だと思う。できれば下記の、私が見た劇場でどうぞ。周囲はまさにメリーさんの本拠地。

http://www.yokohama-eiga.com/hall/teatoru/teatoru.html

 でも、「伊勢佐木町ブルース」は、やっぱり青江三奈の歌で聞きたかったな。歌碑については下記を。

http://www10.ocn.ne.jp/~cha/isezaki/bules.htm 

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