超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか HDリマスター版 [DVD] DVD 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか HDリマスター版 [DVD]

販売元:バンダイビジュアル
発売日:2007/12/21
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 皆様、あけましておめでとうございます。

 本年も、どうぞよろしくお願いします。

 お正月といえばTV見てダラダラ、というイメージ(私の場合)なんですが、今年は特に見たい番組もないしー、と思ったら、やってくれましたTVK(テレビ神奈川)。この作品を元旦の午後にオンエアですよ、いんやー楽しみました。前にも書きましたが劇場までわざわざ見に行ったアニメです。

「ガンダム」ももちろんいいのですが、なんつーか、あまり悲壮感なくまったり見られるアニメです、バルキリーは変形しちゃうし。それどころか巨大要塞戦艦のマクロス自体が変形しちゃうという。中には商店街、劇場まで、とてつもない大きさの船がですよー。いやはや。そしてアイドル歌手ミンメイの歌声が流れ、彼女とパイロットの輝、女性上官との三角関係が描かれ。骨子となる設定もいま見直したらけっこうしっかりしてました、はい。

 そして音楽がめちゃくちゃいい! と思ったら羽田健太郎ですもん。物故して2年ですか、あまりにも早い、惜しすぎる! 特にピアノ曲がすばらしいのですが、全体に音楽だけでも楽しめるくらいの出来ですねえ。「宇宙戦艦ヤマト」の音楽の方が有名なのか? アニメのヤマトに興味はないけど、実写版は見たい気がします。年末公開でしょうか? でもってマクロスも実写版が見たいですー。噂は出ていたようですが。実現しないかなあー。

 新年早々、こんな記事ですみません。本当はBBMについて語りたかったのですが、それはまた別の機会に。

 それでは皆様、今年2010年が皆様にとってすてきな1年になりますように。

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MW(4)

MW(ムウ) (1) (小学館文庫) Book MW(ムウ) (1) (小学館文庫)

著者:手塚 治虫
販売元:小学館
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 スクリーンで見て数日たって、思い出すのは山田孝之のことばかりですねー。あちこちで「同性愛の役だから引き受けた」(挑みがいのある役だから、と私は解釈してます)、とか、撮影中の繊細な演技とか監督に異議を唱えたり、と、役者として意欲的な人なんだな、と、今まで特に注目してなかった私は、目からうろこがボロボロ落ちまくりです。Wikipediaによると、彼には息子がいるんですね、びっくりしました。

【公式サイトにて、「女性とは2年前から交際していた。妊娠を知り、結婚、出産について話し合いを重ねたが自分が父親になり、家庭を持ち、役者を続けていくこと、どうしても自分自身の中で折り合いがつかなかった」とし、結婚せずに山田が子どもの養育費・生活費を支払うことで相手側家族とも合意したと発表した。(日刊スポーツ2006年2月16日・公式サイト)。 】

 正直な人なんですね、私は好感をもちました。結婚、同居はしなくても、彼が父親であることは変えようがないのですが、無理して家庭をもつこともないと思います。

 さて、「MW」の話題に戻ります。彼なら確かに結城も演じられたとは思いますが、神父でありながら同性である結城を深く愛する、という役は、玉木宏には無理だったと思われます。彼のファンには酷な書き方をしますが、何を演らせても彼は無難にこなすけれど、それだけ、という気がしてしまうのです(ごめんなさい)。「MW」も、あのいい人役が似合う玉木宏が、世紀の悪役に! という話題性はありますが、それほど悪い(もしくはいい人そうな面とのギャップ)感じがなくて、ですね。

 もちろん、ルックス的には申し分ないカリスマ性を備えていますので、賀来が、「助けてもらったから裏切れない」と漏らしても、「ウッソー! 結城の魅力から逃れられないんでしょ」と突っ込みたくなります。今度は山田孝之に失礼ですが、ちょっとカリスマ性のあるルックスではないんですよね、彼は。恋する神父の苦悩の演技は最高でしたけど。やっぱりこの役でよかった! こちらのレビューに同感です

 それにしても、長編が原作の映画は、どう頑張っても評価されにくいような気がします。アン・リーも「長編小説(コミックを含めていいと思いますが)の映画化は負け戦ばっかり」と言ってますね。でも短編なら? BBMも「ラスト、コーション」も短編の映画化で大成功だったと思います。

 手塚治虫の短編にも映画化してほしい作品があります。タイトルも覚えていないのですが、浪岡城の落城を描いたものです。私が高校生のころ発表されたのです(リアルタイムで雑誌で読んだ記憶あり)が、浪岡町(現・青森市)に、そんな城があったことさえ知りませんでした。私が物心ついた時期、すでに津軽と南部は仲が悪かった。その前からずーっと不仲でした。原因はそもそも津軽藩が、南部藩の浪岡城を落とし、豊臣秀吉の承認を得て成立した藩だったから、と後に知りました。それで高校の日本史の教師が「津軽には裏切り者の血が流れている」と言ったんですね。「忠義者」より「裏切り者」と呼ばれた方が、私はなんだか気楽ですが。太宰治の「津軽」にも浪岡城は出てくるようです。

 とにかく、手塚先生は、あんなド田舎の歴史まで作品にしてくださっていたわけで。浪岡城の城主が、北畠顕家(あの「神皇正統記」の北畠親房の息子!)の末裔であり、彼を主人公にした小説「破軍の星」を読んで以来、妙に気になる北畠家なのでした。

破軍の星 (集英社文庫) Book 破軍の星 (集英社文庫)

著者:北方 謙三
販売元:集英社
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MW(3)

FLIX (フリックス) 2009年 08月号 [雑誌] Book FLIX (フリックス) 2009年 08月号 [雑誌]

販売元:ビジネス社
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「MW」を見て1日たちました。んー、あまりずしんとしたものは残ってないですね。「ハゲタカ」の時は、かなりひきずったのですが。できればもう1度見たい「ハゲタカ」ですが、行けるかどうか?

「MW」も賛否両論のようですね。私は腐女子的な期待だけで見たものですから、その点では申し分ありません。ほとんどはじめて玉木宏がかっこいいと思いましたし、山田孝之の苦悩の演技、と暗く熱っぽい瞳に感心しました。どうでもいいけど、同世代の石橋凌は、ちょっとメタボ気味だったなあ。あの体で酷暑のバンコクを走りぬいた気概は認めますが。

 彼は元ロッカーなんですよね。ARBはけっこう好きで、上京した直後、渋谷のライブハウスに勇んで出かけました。田舎じゃ彼らのライブなんて拝めません。が、ちっともノレなかった。総立ちの中、私だけがテーブルの椅子に腰掛けてました。石橋凌が私の小さな丸いテーブルの上に立ってシャウト(挑発?)してたけど、私はシラケる一方。負けて立つほどの迫力でもなかったし。なーんて石橋凌を見ると、青春の苦い記憶を思い出してしまうのです。

 彼が走りに走ったバンコクの街は、1度だけ強制連行(=社員旅行)されたことがあります。4月がお正月なんですよね。でもって、いちばん暑いときなんですよね。私が行ったのは5月。やっぱり暑かったです。のんびり走っていたように思えるトゥクトゥクも「MW」では大変な疾走感がありました。バンコクのシーンは暑苦しい色使いで、なかなかでしたね。その中で玉木@結城の白いスーツが映えるわけです。しかし彼、あそこまで細くならなくてもよかったのでは? もともと太いわけでもないし。筋トレだけで十分だったような? それとも筋トレしたら7キロ落ちてしまったのでしょうか? ヌード、綺麗でしたが、腰から上だし、「ウォーターボーイズ」では水泳パンツ一丁になってるんですよね。でも二十歳そこそこの頃と、28,9の色香はまた違うか、と思ったり。なにせあのシーンだけでもチケット代を払って惜しくないと思える眼福モノです。未見の腐女子はシネコンにGO!

 それにしても、「MW」の何が映像不可能、だったのでしょうか? やはり幼い少年を××してしまうシーンでしょうか。罪の意識から、その彼は神父になるわけですが。そこがもう映画「MW」とは大きく違ってますね。原作はちょこっとしか読んでいない私ですが、あのシーンの衝撃といったら! でもってラスト。モンスター結城はどうなったのでしょうか? 映画館で是非、確かめてみてください。最後に、主演の2人は同じ年の設定? 少年時代の彼らはそう見えましたが、玉木宏と山田孝之は3つほど年が離れてますね。役者としても玉木が先輩。その差が、役柄の設定以上に主従の関係がほの見えて興味深かったです。

 そうそう、プロデューサーが私と同郷というのも嬉しい。「善悪とは何か?」ですか。何が善で、何が悪か。それらは分けることができるのか? なんてことも考えてしまいましたね。玉木宏と山田孝之のインタビューもなかなかです。(簡単な登録で映像が見られます。)

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MW(2)

MW VISUAL BOOK (ぴあMOOK) Book MW VISUAL BOOK (ぴあMOOK)

販売元:ぴあ
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「また玉木宏か」。

「ハゲタカ」を見に行ったとき、「真夏のオリオン」の予告が流れ、となりの年配の男性がぼそっと一言。確かにご多忙の玉木氏です。特にファンでもないし、「MW」は原作とかなり違うと聞いて見ないはずだった、と前の記事に書きましたが。玉木氏のヌードと主役2人の怪しい関係に惹かれて見たくなった、とは前の記事に書きましたが。彼の声は、けっこう好きなんですが、どうしても松茸のお吸い物のCMを思い出してしまうんですよね。松茸スパゲッティとか一人鍋、とか。「MW」に出てしまったからには、もうあんなCMに出てはいけませんよ、といいたくなるほどカッコよかった!

 ねー、私いままで玉木宏が素敵なんて、ほとんど思ったことないですよ。「のだめ」はぴんとこなかったし、ドラマ「鹿男」は「???」な出来だったし。が、今回はウルトラビューティなぬうどといい、ワルな演技といい、すっかりやられました! あの低い声には松茸のお吸い物のCMより、こんな役の方が絶対に合います! しかし玉木宏が「ウォーターボーイズ」に出ていたなんて気づかなかった。あのボンバーヘッド佐藤を演じていたとは。金子くんに惚れられる役でしたよね、うふふ。(妻夫木くんが主演だし、いま思うとすごい豪華キャスト。また見たくなりましたー。)今回はドラマ版「ウォーターボーイズ」で一緒だったたはずの山田孝之との本格的な共演です。

 その山田孝之、ちらっと見たドラマ「ウォーターボーイズ」はまあいいとして、最近、とても濃くなってしまって、なんだかなー。正直、あまり期待はしてませんでした。が、本編での彼は神父スタイル、けっこうさまになってます。眉間に縦じわが似合うー。結城を見つめる瞳はいつも暗く、しかし熱を帯びたものでした。なかなか良かったです、。原作とは設定が違うけれど、それ故の映画版・賀来裕太郎の苦悩。神父としても、一人の人間としても許されない行為の数々。さあどうする、賀来?

 アクションもなかなかですし(バンコク、なつかしー。て、1度行ったきりですが)、腐女子としての見所も満載です。原作はちらっと読んだきりですが、映画だけ見ても楽しめると思います、腐女子を自認する方は見なきゃソンソン。帰りの電車の中で「MW見た?」女子高生の話題になっていて、にやにやしちゃいました。

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MW

MW ムウ (小学館文庫) Book MW ムウ (小学館文庫)

著者:司城 志朗
販売元:小学館
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 映画はまだ見ておりません。というか、見なくてもいいか、でした、シネコンで予告を見たときは。そそる部分のまったくない予告。二人の本来の関係も描かれず、原作からはかなり遠い感じがしたので無意味ダス? が、公式サイトのトレイラー! シネコンで見たのとぜんぜん違います。なんですか、玉木のこの美麗なヌードは! でもって、二人の関係がはっきり判りますね。うーん、シネコンで見たのは「ハゲタカ」「剱岳 点の記」のとき。あの予告ではヒットは無理、とおいしいシーンを追加したんでしょうか、腐女子向けに

 とどめは、この画像。 【7月31日(金)まで、渋谷109-2の入り口脇の看板に掲示される】てさあ。いいんですか、公衆の面前に、こんなの晒しちゃって! わざわざ看板を見に行きたくなるじゃないですか!

 あ、私、決して「MW]初心者ではありませんよ。以前、こんな記事で「MW」を取り上げておりました。しかし当時は、これが映画化されるとは夢にも思わず。神父がいたいけな少年に、て、犯罪ですよ(よくあるケースなのかもしれませんが)。原作通りの設定なら、映画化は不可能だったろうと思います。私としては2人の年が近いほうが好き、ですが。それにしても聖職者のこうしたスキャンダルは多いのですかねー。「司祭」なんて映画もありましたね、司祭がゲイではいけないのか? 真摯な問いかけでございました。私の感想はこちら

「MW」では結城と賀来との関係ははっきりとは描かれていませんが、公式サイトのトレイラーだけでもう、判ります。つーわけで「絶対見る!」とやる気満々です。そのうち、感想をUPできると思いますので、乞うご期待?

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舞妓Haaaan!!!

GET THE 舞妓Haaaan!!! RIDE!!! DVD GET THE 舞妓Haaaan!!! RIDE!!!

販売元:バップ
発売日:2007/06/06
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 京都にいた5年間で舞妓Haaaan!!!と遭遇できたのはたったの2回でした。オビンボ学生だった私、ある日、真昼の先斗町へ。鴎外の短編で有名な高瀬川ってこれ? などと散策中に忽然と舞妓はんが現れたンどす。もしかしてあれは白昼夢だったのかも。あとの1回は意識ははっきりしてました、祇園界隈を市営バスで通過中、舞妓はんが簪屋に入っていくのを目撃、バスの乗客がいっせいに注目したのを覚えています。京都市民にとっても、舞妓はんはそうそう遭遇できる存在ではないんですね。

 先日ゾディアックの時にポスターを見て、スゲー派手、と思い、「『舞妓はーん』はただ今開場…」のアナウンスに妙に引かれ。帰宅してキネ旬を見たら特集が組んであるではないですか。「舞妓はんと野球拳をやるのが夢という男」の映画? 植木等の遺作でもあるというし、だんだん見たい気持ちが湧いてきました。実は決め手はこのブログでした、ご挨拶に行かないと。真紅さんの感想もどうぞ。YouTubeに予告が! 対談も発見。そしてなんとなんと、おおやちきさんのイラストまで!

 見るぞ、と決めてからは頭の中で「お座敷小唄」が渦巻き「京都 先斗町に降る雪も~」と口ずさんでしまったり。ところで「ぽんとちょう」ってはじめから読めました? 高校の修学旅行前の国語の試験に「烏丸」「先斗町」など京都の地名の読みが出て、あんまり出来なかった覚えが。それにしても公式サイトはデーハーですね。祇園というより新京極のノリ?

 上映前、まずは白粉のCFに上七軒の舞妓はんが登場、ここでもう一気に京都気分。そう、京都もなかなか行けませんし、京都好きは見て損はないと思います。クドカンの脚本はさすがだし、ノンストップ・コメディは思いもかけぬ方向になだれ込んでいき、呆気にとられているうちに終了です。あれもこれもとネタをばらしたいところですが、とにかく見てください。力強いオタク肯定シーンもあり好感がもてました。

 主演の阿部サダヲ、ライバルの堤真一は暑苦しいほどの熱演、柴咲コウ(コメディ開眼らしいです)も良かったし、駒子(小出早織)が可愛らしくて気に入りましたよー。他の役者さんも個性派揃いでしたね。社長とか京都の上役(先崎部長、サイコー!)とか。置屋のお母さん吉行和子さんもさすがの存在感です、はい。

↓このイラストかわいいですよねー、あー、私も舞妓はんフェチになってしまいそう。

舞妓Haaaan!!!オフィシャル・ブック一見さん、イラッシャイ!!!―オフィシャルブック Book 舞妓Haaaan!!!オフィシャル・ブック一見さん、イラッシャイ!!!―オフィシャルブック

販売元:日本テレビ放送網
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卍(まんじ)

05109m 岸田今日子さん追悼でしょうか、GyaOで「卍」が無料配信中です。と思ったら28日の正午までじゃないですか、焦って見ました~。

 岸田さんは存在感のある唇が印象的でした。やや低めの落ち着いた声、「ムーミン」の声優もされていたのですね。そして何と言っても「砂の女」での異様に醜く同時に美しい女には圧倒されました。私が学生の頃、テレビを見てたら岸田さんが登場。「この人は本当に綺麗だね」と母。「砂の女」を見た後だったので「そうだよね」と頷いたのですが、8つ年下の妹にはぴんとこなかったようです。お子ちゃまには岸田さんの魅力はわからないんだなーと痛感しました。

 粗筋で判るようにレズビアン映画です。演技達者な岸田さんですから期待はしてたんですが、期待は裏切られず、可愛らしい若妻ぶりでした。彼女のナレーションで話が進んでいくので、岸田さんの耳に心地よい声を堪能できました。

 驚きは光子役の若尾文子ですね。雷蔵と多数の共演作がありますが、こんな悪女役も! 「美しい悪魔」と作中でも言われてますが、まさに。

 64年、40年以上前の作品です。雷蔵が活躍した大映の映画、当時、見せていいのは画像のようにバストの上までなんですね。光子がせがまれて裸身を晒すシーンもきっちり白いシーツを巻いて、背中の方も規制にひっかからないように上手いことやってます。しかし秘すれば花といいましょうか、それが却って官能的です。今のようにただ脱げばいいってもんじゃないんだな、と感心しました。

 ブラームスの弦楽を思わせる甘く暗く重く、ねっとりと体に絡みつくような音楽は、この映画にぴったりでした。少し年下の美女・光子に翻弄される若妻、といった筋なのですが、光子とて特に悪意はなさそうな、刹那に生きるだけのような。冒頭から死ぬの殺せのと物騒な言葉が出てきますが、けして暗い話ではないですね、突飛な発想ではありますけどね。原作が谷崎だから仕方ないなあ、と読んだこともない(映画の原作は多数ありますが未見)のに分かったように書いております。

 谷崎原作の映画、たくさんあるんですねー。私は今回の「卍」がお初ですが、83年の「細雪」は友人がサントラを聞かせてくれました。桜吹雪の中を四姉妹が散策するジャケ写も印象的、その場面に流れるのがヘンデルの「ラルゴ」だったようです。このゆるやかな音楽は確かに花見に合いそうです。

卍 Book

著者:谷崎 潤一郎
販売元:新潮社
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真夜中の弥次さん喜多さん

真夜中の弥次さん喜多さん DTS スペシャル・エディション(初回限定生産 おいらとおめぇの弁当箱版) DVD 真夜中の弥次さん喜多さん DTS スペシャル・エディション(初回限定生産 おいらとおめぇの弁当箱版)

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2005/10/07
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 みやこさん推薦の「真夜中の弥次さん喜多さん」、見てしまいました! まずレンタルに行ってビックリ、18枚もあるDVDが残りわずか1枚、半額デーの直後のせいもあるでしょうが人気作なのねー。残り物には福がある? 

 で、こわごわ再生してみたら。最初はモノクロで四谷怪談風、このまま推移かと思いきや、いきなりカラーになって、イージー・ライダーかおめぇら、時代考証ムシもいいとこ。でも、みなとみらい付近を通ってくれてありがとう、見慣れたインターコンチが目に沁みる。

★すでにネタばれしてますが。BBM重症患者でガス抜きに何か見たい方には熱烈推薦いたします。まっさらな気持ちでご覧になりたい方は以下、ご注意ください。「弥次喜多」BBMどっちもネタばれアリ。

 えー、しりあがり寿原作だし、きっとシュールだろうと思ったら想像以上で圧倒されました、とっても面白かったです。ちょうど去年の今頃、BBMの聖地・渋谷シネマライズで上映されてたんですね。当時も凄い熱気だったようですね。こりゃ受けるわなあ、と呆気にとられているうちに終わってしまいましたとさ。

 主演の2人ですが、まず長瀬くん、イイ男になったなー。10代の頃から大人の雰囲気でしたが、美人の妻の上に喜多さん、その他大勢にモテモテの弥次さん役がぴったりでした。中村七之助くんは勘九郎(現・勘三郎)の息子。「ラスト・サムライ」で明治天皇の役を演じたと聞いてましたが、今度は役者崩れのヤク中ですか。ヅラは金髪だし、ここからもうぶっ飛び。

 おとっつあんと声も似てるし歌も演技もうまいし、やはり梨園の人は違うねえ、と惚れ惚れ見てたら、おとっつあんまでトンでもない役で出てきて、鼻からトロロ汁が噴き出るほど驚きました。これって「イージー・ライダー」で「エクスカリバー」で「真夜中のカーボーイ」なんですか? オランダの映画祭じゃ「ドラッグ映画」扱いされたそうですが。

 と、書いてたら、みやこさんからコメントが。ちょうどいいので引用さしてもらいますが、「中村七之助くんは、役者人生で生まれて初めて(私生活は知らんが)のキスシーンが男同士である事が大ショックだったみたいで、メイキングやトーク番組で散々愚痴ってました。ちょっと同情します。」

 そうだったんですかー、けっこう濃厚なキスでしたもんね。「きらきらひかる」で、トヨエツと筒井道隆がキスしましたが、あれもどちらも仕事では初のキスシーンだったそう。七之助くんを含め3人とも強烈な初キスwithヤロー@お仕事、一生忘れられないでしょうね…。

 弥次さん喜多さんは一緒に旅ができてよかったですね。イニスとジャックなんて。べつにディナーショーやったりソノシート吹き込んだりはしなくていいんですが、せめて暖かいメキシコにフツーに旅させてあげたかった。そしてHotel DelMarにお泊り~♪

 一番印象的だった台詞は「おめぇはおいらじゃねえ!」@喜多さん。ガーン! ジャックの[I'm not you.]と逆ですが、同じこと言ってるんですよね。この夏、アメリカでも公開されるという「弥次喜多」ですが、ジャパニーズBBMとして注目を浴びる…のかなあ?

http://www.narinari.com/Nd/2005095004.html

 ちょこっと感想など検索したら「くだらない。2時間損した」というのがあって、もったいないなあ、ちょっと石頭? でも、アメリカ公開までされちゃうんだから凄いですよね。私も思わず2回見ちゃいました、2度目は母と一緒、大笑いしてましたよ。「時代劇なのよ」「いいねえ(いつもTVで時代劇見てる)」「弥次喜多だけど、かなりヘンだから」などと前置きして再生しました。結果、楽しく見たようでよかったです。

↓「ほぼ日刊イトイ新聞」、しりあがり寿、宮藤監督が糸井氏とトークしてます。公式HPにも飛べます。BBS、今もけっこう活発ですね。BBMに関するカキコもあり。

http://www.1101.com/yajikita/index.html

 キャラはそれぞれ個性的&キョーレツなんですが、いちばん気になったのは呑々を演じた柄本拓(たすく)くん。このカワイイ人は誰、と思ったら。ぬわんと柄本明の息子ですか。 なかなか演技力ありそう、けっこうアブない(?)シーンも♪ このとき、まだ10代だったんですよね。将来が楽しみ~。

↓このキャラもキョーレツでしたね…。

真夜中の弥次さん喜多さんでおなじみヒゲのおいらん DVD 真夜中の弥次さん喜多さんでおなじみヒゲのおいらん

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2005/04/01
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霧笛が俺を呼んでいる

霧笛が俺を呼んでいる DVD 霧笛が俺を呼んでいる

販売元:日活
発売日:2002/09/27
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 赤木圭一郎という映画スターをご存知だろうか。和製ジェームズ・ディーンとも呼ばれる彼は1961年2月、ゴーカートの事故で此の世を去った。わずか21年の生涯というからディーンよりさらに若い。

 ディーンがクローゼットだったらしいことは「DEAN」の感想に書いたが、実はこのトニーこと赤木圭一郎も。それを知ったのは美輪明宏さんの「紫の履歴書」だったように記憶している。 なんとトニーは美輪さんの恋人だったのだ。彼は人気スター、スキャンダルはご法度。美輪さんは愛する人の葬儀にも参列出来ず泣き崩れる。この本を読んだのは中学生の頃だが、本当に哀しかった。年下の恋人だから、なおさら。

紫の履歴書 Book 紫の履歴書

著者:美輪 明宏
販売元:水書坊
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 美輪さん、本当に美しいのよねー。

白呪 Music 白呪

アーティスト:美輪明宏
販売元:セレソン
発売日:2000/05/17
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 やたら前置きが長くなったが、「DEAN」のおかげで赤木圭一郎を思い出し、そういえば彼の映画を見たことなかったなあ、と主題歌がヒットした(サビの部分は私も歌える)「霧笛が俺を呼んでいる」をレンタルしてみた。

 いやーートニーっていい男! これは60年作品、彼は20歳そこそこでしょう。渋いのよねー、いまどきの同世代の男性には絶対にない味がある。演技も歌もうまくはないがカリスマ性は十分。なるほど、これは人気出るわ。

 この作品は「マドロスもの」の1作で、舞台は横浜。今と違って高層ビルはなく、のんびりした雰囲気。異国情緒あふれる教会、派手なスポーツカーなど、映画が夢だった時代の雰囲気を感じさせる。

 映画に「バンドホテル」が出てきて(というか電話で「はい、バンドホテルでございます」と言うだけ)のけぞった。60年頃は人気ホテルだったんだろうな。かつてはバンドの生演奏などでにぎわった同ホテルも数年前に閉鎖。その前にお茶でも、と出かけたのだが、あまりに寂れた雰囲気にビビり、中に入れなかった。跡地はドンキホーテになった?

http://www.geocities.jp/mot3/arch/arch35.html

 映画自体はどうってことはない、日活アクションシリーズの一環。横浜でトニーがかっこよく暴れる、それだけだ。つい、美輪さんの恋人、という目で見てしまったが、こんな素敵な若いスターがいたんだなあ、とそれが確認できただけでよかった。

 なんと吉永小百合が「新人」として出演している。当時15歳、確かに60年4月に日活の専属になったと記録にあるのだが。その愛らしさ清楚さは犯罪的である。また、西村晃も刑事役で出演。あまりに若くて誰だかわからなかった。

http://park16.wakwak.com/~coba/

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