推手
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推手 販売元:ジェネオン エンタテインメント |
やっと見ました、アン・リー監督のデビュー作です。洋風建築の家で太極拳をしている老人と、金髪の女性。どうやら言葉も通じないらしく女性はストレスを感じているよう。やがて老人は彼女の夫の父親であることが判明。
淡々と時間が流れる冒頭、室内や2人の様子を映し出し台詞はなくても彼らの関係が徐々に明かされていきます。最初からアン・リーらしさが全開、処女作にして高い完成度はさすがです。「父親三部作」の1作目ですが、「ウェディング・バンケット」「恋人たちの食卓」より私はこっちが好みかも。データはこちらです。
アメリカで成功した息子アレックスは、若き日のリー監督に面差しが似ているような。立場的にもリー監督の分身といえるのではないでしょうか。妻とは英語で、父とは中国語でコミュニケーションをとり、時には通訳の立場、どちらの意見も聞かねばならず、ストレスがたまりそう、と思ったらやっぱりね。(ちなみにアレックスの息子ジェレミーを、監督の長男が演じています、今は立派な青年に成長しているでしょう。)
帰るところのない父と同居を続けられるのか、陳夫人とのロマンスの行方は、などなど家族のドラマとして見所満載でした。脚本としては「ウェディングバンケット」の方が先だそうですが、どちらも優れた家族ドラマですね。DVD特典のリー監督インタビューは06年1月の来日時のもの、バックにはBBMのポスターが見えます。このインタビューも非常に示唆に富んだもので楽しく拝聴しました。メガホンを取るまで6年ほど主夫業をしながら脚本を書いていたのですねー。
今後も中国語の映画を作りたいか、との質問にはもちろん、と答えていました。「ラスト、コーション」の構想は既に監督の頭にあったのかどうか、このインタビューの後、アカデミー監督賞を受賞して仕事がやりやすくなった、といったニュアンスの談話を読みましたが。「ラスト、コーション」は1度見ただけ、やっと来月リリースですが、再見するかどうか考え中です。リー監督の未見作品は「グリーン・ディスティニー」だけとなりましたが、うーん、これもイマイチ食指が動かない。でも父親三部作で「中国の父そのもの」を演じたラン・シャン氏(すばらしいですね、02年に死去されたそうで残念)も出演と知って心が動いています?
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ラスト、コーション 販売元:Victor Entertainment,Inc.(V)(D) |





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