引き裂かれたカーテン

名優たちの軌跡 ポール・ニューマン ベスト・パフォーマンス・コレクション(DVD) ◆22%OFF! 名優たちの軌跡 ポール・ニューマン ベスト・パフォーマンス・コレクション(DVD) ◆22%OFF!
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 ポール・ニューマンの訃報に接し、何か出演作を、とゲットしたDVDですが、今頃やっと見ました。ヒッチコックの監督50作目、監督40周年作品。重いかな、と敬遠していたのですが、冒頭から興味深く、楽しく拝見しました。もっと早く見ればよかった。ポールが若い、当然ですね。40そこそこですからね。ジュリー・アンドリュースもミュージカル俳優のイメージが強いですが、ヒッチコックの映画にも出ていたとは。

 あまり評判が芳しくないそうですが、私は気に入りました。なんといっても冷戦時代、東ベルリン、西ベルリンと聞いただけで怖くなります。子供の頃、まだベルリンの壁がなかった頃。西に逃げようとして国境付近で射殺される人が絶えなかったと聞いてぞっとしました。結局、壁が築かれたのですが、それも破壊されて、すでに20年。今では「ベルリンの壁」を知らない世代も出てきて、唖然とします。私が若い頃は、ドイツは永遠に東と西に分かれたまま、だと思い込んでいたのですから。

 冒頭は北欧に向かう船、一転、ルーマニア航空で東ベルリン入り、行きたくてたまらなかったライプチヒ(大好きなダンサーが在籍していたので。今は帰国していて、行く理由がなくなりました。でもバッハゆかりの地だし憧れます)も出てきて、旅の気分が味わえます。

 共産主義はやっぱり窮屈なものですね。ポール・ニューマン@マイケルの決断は無謀というかなんとういか、大丈夫かいな、この人? とはらはら見守るだけでもスリル満点。殺害シーンもどうなっちゃうのー(時間がかかるもので)、だし、バスのシーンも、なかなかでした。最後にはバレエも出てくるし。あれはなんだろう、「石の花」? あのバレリーナはいろんな意味で怖かったですー。

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ひとりぼっちの青春

D111159104フィクサー」で役者として再認識したばかりのシドニー・ポラックが亡くなりました。アンソニー・ミンゲラも3月に逝去したばかりなのに大ショックです。出演作としては遺作の「近距離恋愛」、絶対に見ます!(涙)

 ポラックといえば忘れられないのが「ひとりぼっちの青春」です。原題は「THEY SHOOT HORSES, DON'T THEY ?」。「彼らは馬を撃つんでしょ?」ではさっぱり意味が掴めませんが、映画での最後の台詞なのです。「廃馬は射ち殺すんでしょう?」というニュアンスです。「廃馬」が何を指すのか、思い出しても辛いです。でも、力尽き倒れた「廃馬」への温かい視線を感じる描き方がされていて、今も忘れられません、DVD再発してほしいですね、今度こそゲットしなくては。ローラ・ダーンのお父さん、ブルース・ダーンも出ておりました。

 公開当時、またもや田舎では上映がなく、それでもとても見たくて紹介記事は何度も読んだし、原作文庫も手に入れました、ぼろぼろになりましたが今も手元にあります。大恐慌時代の重いストーリーです、でもなぜか惹かれました。アカデミー賞9部門にノミネートされた秀作で、数年後、京都で本編を見ることができてとても嬉しかったです。

 ポラックはたくさん撮ってるのに、これと「トッツィー」「ぼくの美しい人だから」しか見てないことに気づいてがっくり。これからでも見てみたいです、名作揃いなのにー。「いつか晴れた日に」の製作総指揮も担当してたんですね。

 読売新聞に渡辺祥子さんが追悼文を書かれていました。「近年は、エージェントと弁護士が作って金儲けが最優先、と不評のハリウッドで、良質な映画作りを目指して精力的に活動していたのがシドニー・ポラックだった」。製作、出演された「フィクサー」、本当に素晴らしかったです。改めてご冥福を祈ります。

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評決

評決 DVD 評決

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2007/05/18
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【この名作が初DVD化にしていきなりの廉価化! FOXの英断に感謝しつつ、映画ファンは必見の価値ありと叫んでおきたい。】

 Amazonレビュアーhide-bonさんの叫び、私も全く同感です。FOXえらいです、今なら896円ってウソでしょー!? ポールはご挨拶程度ですがシドニー・ルメット監督のコメンタリ付です。公開時に高く評価されていましたがなかなか見るチャンスがなくて。これは買って良かった、人生最高のお買い得?

 かつての栄光はどこへやら、酒に溺れる日々の初老の弁護士、フランク(ポール・ニューマン)。舞台はボストン。冒頭、昼間からビール飲みつつピンボールに興じる姿に今の境遇が透けて見えます。そんな彼にオイシイ話が。医療ミスで植物状態になった女性の示談、話をまとめればけっこうな収入になります。

 はじめはフランクも示談に応じようとします。しかし実際に病室でチューブだらけで生かされている女性を見て、気持ちが変わり裁判に持ち込む事にします。有力な証言をしてくれる医師もみつかり、先行きは明るい…はずでした。

 しかし、被告側の雇った辣腕弁護士は裏で手を回し、フランクは追い詰められていきます。しまいにゃ再度、示談に持ち込もうとして断られる始末。弱いです、だらしないし、みっともないです。でも、これが人間ではないでしょうか? 妙な正義感に動かされず示談にしておけば大金が転がり込んだのに。

 allcinemaのレビューでは、だいちゃんさんが【昨今、この映画のテーマである「医療モノ」「弁護士モノ」「落ちぶれ中年復活モノ」が、玉石取り混ぜてやたら多いので、それらの原型となるこの映画の有り難みが薄れてしまっているのが、なんとも残念です】と。無念は分かりますが、「評決」が82年、25年も前の映画であることは動かせない事実。四半世紀前にこれほどの名作が~。

 司法界に真っ向から挑戦したこの作品、アカデミー賞5部門にノミネートされながら無冠に終わったのも頷けます。新しすぎ過激すぎたのではないでしょうか? 同時期にゲイ映画の傑作「メーキング・ラブ」が作られたことを思い出します。コメンタリによれば最初は別の監督、俳優で製作されるはずでした。が、彼らは主人公をもっとヒロイックに脚本を変えたのだそうです、しょーがないなー。ルメット監督、ポール・ニューマン主演で映画になって本当によかったです。

 そしてそして謎が似合いすぎる女、シャーロット・ランプリングが華を添えます。脇の演技陣もシブくて的確、若き日のブルース・ウィリスも出演しているようです。クレジットなしですが、被告側の弁護士事務所にいたような? 今とはだいぶ感じが違うので確信はもてませんが。

 ボストンの街並み、歴史的な建物の内部。訴訟の相手先がキリスト教系の病院であるのもミソでしょうか。監督によればボストンは宗教色が強いのだとか。陪審員を選ぶときポール@フランクがある人に「聖キャサリン病院に行ったことは?」「私はユダヤ人ですよ」なんてやり取りも。優れた演出、脚本、演技だけでなく色々な楽しみが詰まった傑作です。

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昼下りの決斗

昼下りの決斗 特別版 DVD 昼下りの決斗 特別版

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2006/10/06
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 今年最後の記事がなんでBBMじゃないの、とお叱りを受けそうですが。実はこれ、とってもBBMな映画なんです。

 そもそも、この「昼下りの決斗」、BBMの脚本に名前が出てくるとのことで見る気になったのです。詳しくは(76)をご一読下さい。10月にDVDをゲットして半分見て…やめてしまいました、悲しい結末の予感が~。ようやく最後まで見てラストの台詞に涙があふれました。まさに名作中の名作です!

Steve: So long, partner.

Gil: I'll see you later.

「元気でな」「また逢おう」くらいの意味ですが、Steveがfriendではなくpartnerと呼びかけているところが…。旧友なんですけどね。こんなラストだとは全く想像できませんでした。どういうシチュエーションかは是非、ご覧になって確かめていただきたいのですが、このやりとり、イニスとジャックに思えて仕方ありません。

 いま現在、2006年の暮れにイニスとジャックが生きていたら、ちょうど2人のような老境。同居できてて、どちらかが先立つときこんな会話ができたら幸せだろうな、どちらも満足だろうな、なんて思うと涙がとまりません。「達者でな」「すぐにまた会える」。互いに年取ってれば、本当、再会まで長い時間ではないはず。

 ペキンパー、やっぱり素晴らしい監督です。特典映像で妹さんがペキンパーを語っていました。牧場と深いかかわりのある家系なのですね。繊細さは母から受け継いだ。父が早世しなかったら生活が乱れることはなかっただろう、とか。興味深い話ばかり。ペキンパー研究者たちによる音声解説も面白く聞いています。 I'll see you later.の別の意味にも言及されていて胸が苦しくなりました。

 そしてこの映画は「裏切りと贖罪の物語」とのことでドキ。BBMもそうではないでしょうか、イニスのジャックへの「裏切りと贖罪」がテーマ(のひとつ)。人間とは矛盾の塊であるということをBBMに知らされたような気がするのです。来年は、そんなことも書いてみたいです。

 特典にはこちらの予告も。同じペキンパー作品、見たくなりました。なんと若き日のボブ・ディランが出演しています。ヒースがディランの伝記映画に出るんですよね?

ビリー・ザ・キッド 21才の生涯 特別版 DVD ビリー・ザ・キッド 21才の生涯 特別版

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2006/10/06
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 しかし、635円、これだけじゃ送料がかかってしまいます。ついでに「ブレージング・サドル」も~? 英語ブログの記事はこちら。書き忘れてましたがこの映画。台詞にランドルフ・スコットが出てくるんですよ。「俺を信用してくれ、ランドルフ・スコットだと思って」と。彼の名が出たとたん冷たかった周囲が協力的になるんです、なんて霊験あらたか♪

ブレージング・サドル DVD ブレージング・サドル

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2000/04/21
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 今は高いのしかないんですね。これも一時690円で出てたんですが、残念。やはりゲットしておくべきでした。と、2月にはテレンス・マリック監督の「地獄の逃避行」がお安く再発されます、ジェイクの「グッド・ガール」のコメンタリーで監督が言及してましたね、川で泳ぐジェイクのシーン、「『地獄の逃避行』へのオマージュだ」って。予約特価621円? キャー、絶対ゲットしなきゃ。日本未公開なんですね。

DVD 地獄の逃避行

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2007/02/09
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 そして同じ2月にはついにあの名作「みじかくも美しく燃え」のDVDが出ます、夢のようです。場末の映画館で感激にふるえた名画に会える! 「ブラザー・サン シスター・ムーン」同様、30数年の時を越えて再会できる喜びで胸がいっぱいです。

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DVD みじかくも美しく燃え

販売元:紀伊國屋書店
発売日:2007/02/24
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 同映画で流れたモーツァルトのピアノ協奏曲第21番、通称「エルヴィラ・マディガン」(映画の原題、ヒロインの名)はとても有名になりました、皆さんもどこかで耳にしたことがあるのでは? 下記で試聴できます、2番目のトラックです。

Mozart: Piano Concertos Nos. 21 Music Mozart: Piano Concertos Nos. 21 "Elvira Madigan" & 9

販売元:EMI
発売日:2004/03/02
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 年の瀬に、物欲の嵐のような記事になってしまいました。108つの鐘を聞いて煩悩を洗い流したいです~。

 今年1年、本当にありがとうございました。BBMに始まりBBMに終わった2006年でした。去年の今頃はブログをやろうとも思っていなかったのに?

 来年もBBMのその他の記事を書きますのでどうぞよろしくお願いします、良いお年を!

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ヒストリー・オブ・バイオレンス

ヒストリー・オブ・バイオレンス Music ヒストリー・オブ・バイオレンス

アーティスト:ハワード・ショア
販売元:フレイヴァー・オブ・サウンド
発売日:2006/02/15
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 クローネンバーグったら、ペキンパー監督の霊が乗り移っちゃったの? と瞠目の傑作です。かなりバイオレンス色強いですが家族映画としても秀逸。見に行って本当に良かったです、いい映画を見た幸福感に浸っています。

 おなじみハワード・ショアの抑制された音楽もナイス。とにかく最初から最後までずっと緊張して見てしまった。「クラッシュ」が作品賞とったために私が行った映画館では昼間は「クラッシュ」、夜の2回だけこの映画、と変則メニュー。1日に2本見るなんて久しぶり~。

 11日から公開、ということでまだ数日。「BBM」に続いてこんなに早く新作を見るなんて。たぶん私にとっては2度とない年でしょう。しかもこれまたアカデミー賞候補、になったのは助演男優賞のウィリアム・ハート(怖かったー)と脚色賞だけ!?

 あのー、作品賞候補になってもおかしくないと思うんですけど。やっぱり細部にこだわるクローネンバーグの性(さが)が仇になりましたかね。死体のグチャ、に問題ありかも。あ、でも顔だけだし大丈夫♪(そうか?)

 ヴィゴ・モーテンセンって初めて見たけどいいですね。奥さん役のマリア・ベロも。でもってエド・ハリスがまた凄みのある役で~、今日「クラッシュ」のとき予告見て背筋がゾクゾクしちゃいました。ヴィゴのへたれ息子ジャック役のアシュトン・ホームズ(本作品が映画デビュー)もなかなかです。ジャックにも結構スポットが当たるせいか、そばの高校生3人組も引き込まれて見ていたような。

 小さな町でダイナーをやってるトム(ヴィゴ・モーテンセン)。妻エディ(マリア・ベロ)、高校生のジャック、そしてまだ6、7才くらいの愛らしい娘サラとの平和な家庭を営む。が、ある事件でトムがヒーローになってしまった事で過去が暴かれ…。

 夫が別人としての過去を持つ。それを知ったとき許せるのか? 息子の反応は? もう一人の自分に戻ったときのトムは全くの別人になり、それをヴィゴが鮮烈に演じてます。

 ラストはとても静かで、なかなか沁みます。「BBM」ほどじゃないけど、自分で考えろ、といわれているようです。あの一家、どうなっちゃうのかなあ…。

 詳細は下記HPより。ストーリーとかけっこう詳しく出てますね。熱烈オススメです、皆様ぜひとも劇場でご覧ください。

http://www.hov.jp/

↓アメリカTV/映画ノーツさんのレビュー。読み応え十分です。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/2064/films/05/historyofviolence.htm

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ビヨンド・サイレンス

ビヨンド・サイレンス DVD ビヨンド・サイレンス

販売元:キングレコード
発売日:2004/02/25
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 年末にKバレエ・カンパニーの「くるみ割り人形」を見に行ったら、ロビーでミニコンサートがあった。弦や管のソリスト8人で「くるみ」有名曲の演奏。その中にはもちろんクラリネットも。バレエともども演奏を堪能し、外に出ると駅前でチンドン屋がにぎやかに。管はもちろんクラリネット。 

 そうそう、クラリネットってクラシックからチンドン屋まで、マルチな楽器だよね、と楽しい思いで帰宅した。そして、クラリネットが活躍する映画といえば、この「ビヨンド・サイレンス」。聾唖の両親をもつ少女がクラリネット奏者になっていく姿を描く。詳細は下記から。

http://www.pan-dora.co.jp/beyond1.html

↓淀長先生もオススメ。

http://www.sankei.co.jp/mov/yodogawa/98/980210ydg.html

↓監督インタビュー。こうした両親をもつ子供を「コーダ」ということ、初めて知った。

http://www.arsvi.com/0w/no01/19980325.htm

 で、クラリネットと言うと私はブラームス(大好き!)のエピソードが忘れられない。57歳のブラームスは、年も年だしもう大作は書きません、の心境だったという。経緯は下記が詳しいのだが、読んでみてビックリ。ブラームスの両親って凄い年の差カップル。ヨハネスくんはなんとパパ27歳、ママ44歳のときの子! まるでジェームズの「ぼくの美しい人だから」みたいねー。

http://f28.aaa.livedoor.jp/~concerto/no4.htm

 それはさておき、とにかくブラームスはミュールフェルトというクラリネットの名演奏家と出会ったことで創作意欲を掻き立てられる。なんでもミュールフェルトは元はヴァイオリン奏者で、ヴァイオリンの奏でる豊かな表情をクラリネットでも出そうと努力したらしい。

 ミュールフェルトの演奏に魅了されたブラームスは、彼を「クラリネット嬢」とか「いとしいナイチンゲール」とか呼んで生涯、親しく交流したそうで。ミュールフェルトって男性よねー? やっぱり下記のように立派なオジサマ。

http://www.yamaha.co.jp/edu/student/museum/orchestra/clarinet/cl005.html

 で、世紀の傑作「クラリネット三重奏曲」と「クラリネット五重奏曲」がほぼ同時期に着想され、同じ月内に完成を見たとか。人生最大のスランプを、ブラームス先生は見事に脱出!

 といったエピソードを思い出しながら手持ちのCDを鑑賞中。じっくり聞くのは何年ぶり? いやー、確かにいい曲だわ、しみじみ…。

 私が持ってるのは下記のもの。視聴もできる?

Brahms: Clarinet Trio, Op. 114; Clarinet Quintet, Op. 115 Music Brahms: Clarinet Trio, Op. 114; Clarinet Quintet, Op. 115

販売元:Naxos
発売日:1994/02/15
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悲愁

ビリー・ワイルダーの悲愁 DVD ビリー・ワイルダーの悲愁

販売元:紀伊國屋書店
発売日:2005/01/22
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 わざわざ「ビリー・ワイルダーの」って付けなくても。(苦笑)

 公開当時、マイケル・ヨーク目当てで観たなあ。「ロミオとジュリエット」のティボルト役、といえば覚えてる人もいるだろうか。確かな演技力にハスキーな声、存在感のある鼻と唇。これもスティーヴン・ボールドウィン、パスカル・グレゴリーに共通する私の好み? 原点はマイケルだったようです。

「悲愁」はグレタ・ガルボがモデルなのかな、カムバックした伝説の女優フェドーラ(マルト・ケラー)が主人公。彼女の相手役がマイケル・ヨーク(役名も同じ)。将校の制服がとても似合っていた。で、恋が芽生えるのだけど、フェドーラは謎の自殺を。

 その謎解きがメインですが、傷ましい真相に胸が痛んだ。マイケルも可哀想じゃんよ! フェドーラの棺に花をささげる表情、やるせない。

 もう2度と見られないのかな、と思ったらDVD化されて嬉しかった、さっそく再見。でも、マイケル以外はあんまりぱっとしないというか。前はもっとわくわくして観た覚えがあるんだけど。これも月日の流れかなあ。私も変わったんだろうし。

 マイケルは最近は(といっても数年たつが)「オースティン・パワーズ」に出演。50台半ばになってたけど、わりと往年の面影が残っていてほっとしました。めちゃ崩れる人が多いので、本当に嬉しかった。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19044

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