翔べ! 錦織圭 両親が語った、「エアK」の軌跡

翔べ! 錦織圭 両親が語った、「エアK」の軌跡 Book 翔べ! 錦織圭 両親が語った、「エアK」の軌跡

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 発売を楽しみにしていた、この本。前々から錦織くんのご両親の姿勢に共感していたのですが、しなやかな教育論ともいえる内容で、さわやかな読後感でした。リハビリでフレンチ・オープンは断念した錦織くんですが、ウィンブルドンに向けて、あと少しの辛抱、これからも応援するぞー! と本を閉じてネットニュースをふと見ると。錦織くん、疲労骨折で全治2ヶ月!? があああああん!

 わらにもすがる思いで応援ブログにアクセス。さすが応援団長さん、温かくも冷静な態度です、少しほっとしました。コメントにも励まされます(辛口もあるけど)。いちばん辛いのはプレイできない錦織くんですもんね。本当、ファンとしては気長に見守っていくしかない。

 一昨日は錦織くんのゲータレードのCMをやっと見られて感激。昨日はこの本を読んで元気をもらい、テンション上がった直後にあのニュースですから、がっくりきてしまいましたが。とにかく今は治療とリハビリに専念してほしいです。

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錦織圭 15-0(2)

Tennis Magazine (テニスマガジン) 2008年 12月号 [雑誌] Book Tennis Magazine (テニスマガジン) 2008年 12月号 [雑誌]

販売元:ベースボール・マガジン社
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 皆様、おひさしぶりです。なかなか更新できず申し訳ありません。一応、元気ではあるのですが、なかなか気持ちが書くことに向かっていかないのです。映画も「ダークナイト」以降、見ていません。どうにか気持ちを立て直して、また映画の記事を書きたいと思っていますので、いましばらくお待ちくださいませ。

 落ち込むこともあった日々、勇気をくれたのはまたもや錦織圭選手でした。今月号のテニスマガジン、先月に続いて錦織くんが表紙です。2ヶ月続けて日本人プレイヤーが表紙になるなんて、滅多にないことでしょうね。

 というわけで、またまた錦織くんのことを書いてしまいますが、理由はこちら(私の別ブログ)にて。いやー、あの日は朝っぱらから嬉し泣きしちゃいました~。メッセージを託してよかったです。ますます熱烈に錦織くんを応援するつもりです、テニマガもずっと読みます。

 肝心の「15-0」ですが、現日本テニス協会の会長である盛田氏のテニスとのかかわりが興味深かったですね。SONYアメリカで英語漬になり、ストレスを感じていたところ、テニスをしたら頭すっきり、気分転換ができたというのです。そして70歳で仕事から離れて、好きなテニスのために奨学金制度を始めたのだそうで、けしてテニス協会会長になったから盛田ファンドを始めたわけではない。錦織くん、いい時期にジュニアであったものです。13歳で渡米はきつかったでしょうが、最初の2年は日本のジュニアも2人いて励みになったことでしょう。15歳で2人は帰国、それからが本当に大変だったと思いますが。

 錦織くんは年内、治療に専念、来年1月の全豪オープンに備える模様です。少し早いけど来年の活躍を楽しみにしています。

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錦織圭 15-0

錦織 圭 フィフティーン・ラブ Book 錦織 圭 フィフティーン・ラブ

著者:神 仁司
販売元:実業之日本社
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 やっと届きました、ふう。書店に行ったほうが早かったかも。錦織くんの本、いつかは出るだろうと思いましたが、やっぱり。でも話題の人だから出してみました、というのではなく、著者の神さん(ブログはこちら)が、数年にわたって錦織くんを取材し続けた成果の詰まった、とてもきっちりした内容で感心&満足でした。ここ数日落ち込んでいたのですが、すっかり元気になりました。

 思えば2月中旬、デルレイビーチでのツアー初優勝の報には興奮しました。男子テニス回16年ぶりの快挙。あれから半年以上がたち、デビスカップ、ウィンブルドン、オリンピックなど錦織くんには初づくしの激動の日々だったと思います。私個人もいろいろありましたが、彼が勝てば共に喜び、負ければ必要以上にがっくりくるという、アップダウンの激しい日々でしたねー。あまりカッカせず気長に見守っていこうと今は思っていますが。

 錦織くんの情報はいつも「錦織圭を鼻血が出るまで応援し続けるブログ」さんでゲットしています、熱い声援ぶりは随一でいつも楽しみ。この本の存在もここで知りました。4日に放映された「めちゃイケ!」の件も。岡村さん、テニス歴2週間とは思えない腕前になり驚愕でした、松岡さんの熱血指導もあるのでしょうが~。.

 さて錦織くん。先日のAIGオープン、3回戦まで進出してくれて嬉しかったです、本当はもっと上までいってほしかったけど、次のお楽しみということで。いま錦織くんはスウェーデンの空の下。今回もいいプレイをしていい結果を残してほしいです。

 カレンダーも欲しい…ような。でも、皆様には「錦織圭 15-0」のほうをオススメします、これを読んでもっとテニスが好きになりました。「極める」とはどういうことか教えてもらった気がします。日本でもテニスファンが増えてほしいです。

錦織圭 2009年カレンダー Book 錦織圭 2009年カレンダー

販売元:株式会社 ハゴロモ
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ただマイヨ・ジョーヌのためでなく

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく (講談社文庫 あ 105-1) Book ただマイヨ・ジョーヌのためでなく (講談社文庫 あ 105-1)

著者:ランス・アームストロング
販売元:講談社
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 ジェイクがランス・アームストロングの伝記映画に出る話はどうなったんでしょうねえ? いっこうに製作に入る様子がないぞー、とやきもき。Princ of Persiaでもいいんですけどね、ふう。なにせ明るい話が見たいです。と、またヒースの記事が。「ヒース・レジャーしのび母国に冠劇場」というものです、よろしいんじゃないでしょうか。

 本題に入ります。映画化の話が途絶えてしまい寂しいので、(おそらくツール・ド・フランスの季節に合わせ)文庫化されたランスの手記を読んでみました。

【世界一の自転車選手を25歳で襲った悲劇―睾丸癌。癌はすでに肺と脳にも転移していた。生存率は20%以下。長くつらい闘病生活に勝ったものの、彼はすべてを失った。生きる意味すら忘れた彼を励ましたのは、まわりにいたすばらしい人々だった。優秀な癌科医、看護婦、友人たち、そして母親。生涯の伴侶とも巡り合い 、再び自転車に乗ることを決意する。彼は見事に再生した。精子バンクに預けておいた最後の精子で、あきらめかけていた子供もできた。そして、彼は地上でもっとも過酷な、ツール・ド・フランスで奇跡の復活優勝を遂げる―。 】

 上記が概要、すべてわかったつもりになって読み始めましたが、甘かったです、とんでもなく深いです。原題は「It's not about the bike」。「自転車の話じゃない」の通り、しいて言うんなら人生についての書、ですねー。邦題もなかなかだと思います、「マイヨ・ジョーヌ(黄色いジャージ)」とは、「個人総合時間成績で1位の選手に与えられるリーダージャージ」だそうです。

 訳者の安次さんが書かれているように、稀有な人間ドラマです、読んでる最中、是非ジェイクに演じて欲しい! と何度も胸が熱くなりました。競技や闘病のエピソードもですが、奥様との出会いや絆を深めていくシーンが素晴らしいです、ジェイクで見たいですー! 何で映画化が進まないのでしょう、何が障害???

 それはともかく、本当に感銘を受けました、「僕は半生を自転車で駆け抜けてきた。テキサス州オースティンの田舎道からシャンゼリゼ通りまで。」というランスの言葉を、ジェイクのモノローグで聞くだけでも~、映画が駄目ならジェイクが朗読するCDブックでもいいです! 皆様も是非、ご一読くださいね、いい本です。


     

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妖怪になりたい

妖怪になりたい (河出文庫) Book 妖怪になりたい (河出文庫)

著者:水木 しげる
販売元:河出書房新社
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ほんまにオレはアホやろか」では、従軍体験をなにやらのんびりと浮世離れしたタッチで表現されていた水木先生ですが。やはりその現実は凄絶なものでした。下級兵士として毎日ビンタされてました、まるでイジメです。

 ある日、水木さんはかつての上官と再会、野戦病院に運ばれてきた彼は下半身を膿んでいて長くはもちそうもありませんでした。「久しぶりだな」と手を差し出されても水木さんは握手する気になれなかったといいます、酷いイジメを受けた相手だったからでしょう。

 それでも水木さんは元上官に「何か欲しいものは」と尋ねると「パパイヤが食べたい」ト。パパイヤなら3日後に手に入る、ということで(何せ水木さんは現地人と仲良し)持参する約束をしたのですが。いざ手に入ってみると、空腹のあまり水木さんはパパイヤを食べてしまいました。そして程なく、元上官が亡くなったことを知ります。

 水木さんはその夜、ジャングルの死体置き場に行くのです~。その穴に落っこちて出ようともがくうち、手にはねちょっとした何かが。死体の目の穴に指を突っ込んでいたのです。そして、元上官の死体が(!)水木さんの足首を掴み、「パパイヤはどうしたんだ」と恨めしそうな声で~。

 どうにかこうにか脱出した水木さんですが、今も元上官の声が聞こえてくるといいます。文字通り背筋が震えました。こんな怖い話、聞いたことがない~! 「妖怪になりたい」を読んだ日、私は今夜は悪夢を見るに違いない、と恐怖におののいたのです。と、部屋の隅にかけてあるドリーム・キャッチャーが目に入りました。そうだ、私にはあれがある。きっと悪夢をキャッチしてくれるに違いない。

 翌朝、悪夢どころか、はっきりとした記憶はないものの、ほんわかした夢を見たらしく、なんだかいい気分で目覚めたのでした。グランド・キャニオンでゲットしたドリーム・キャッチャーは霊験あらたかでした。

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ほんまにオレはアホやろか

ほんまにオレはアホやろか (新潮文庫) Book ほんまにオレはアホやろか (新潮文庫)

著者:水木 しげる
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 鬼太郎でおなじみの水木しげる先生の自伝的エッセイです。初出は78年で30年も前に書かれたものですが、いま読んでもトンでもなく面白いです。その後、先生の故郷である境港市もすっかり有名になりましたねー。

【子供の頃はガキ大将で妖怪研究に夢中。入学試験は失敗、学校は落第、就職しても寝坊でクビ。そのうち戦争が激しくなり、兵隊として南方の最前線に送られ、片腕を失いながら九死に一生を得る。終戦後、南の島で見つけた「楽園」に魅せられながら、赤貧時代を経て「ゲゲゲの鬼太郎」を生むまでを、激動の現代史に重ね合わせつつ描く、なんだか元気が出てくる自伝的作品。】

 と裏表紙の説明にありますが、そういう本です。落第生時代、赤貧時代の話に何度も大笑いしてしまいました。ラバウルで片腕を失ったことは鬼太郎を知った40年前に知りましたが、二等兵時代のエピソードも、100回くらい死んでいてもおかしくないシリアスな場面の連続。それでも無事に帰還できたのは、幼少時代からの「大自然の神に生かされている」という思いゆえでしょうか。

 水木先生はとにかく規格ハズレの方、ラバウルでは現地民に慕われ、のんびりした暮らしが気に入って現地除隊を希望。しかし親も心配しているだろうし一度、帰国してからにしてはと説得され、復員。その後、魚屋、リンタク屋、アパート経営、紙芝居を描きはじめ、のちに貸本マンガの道へ。しかしいずれも上手くいかず、マンガでも成功は難しいだろうと思っていたどうです。当時、既に40代でした。

 が、その後は鬼太郎ほかの人気作で大忙し、そして戦後30年がたつころ、戦時中に親切にしてくれた島の人々に会いに行きます。そこは30年前のままでした。復員後、苦労に苦労を重ねた水木先生ですが、もし島にとどまっていたら、あんな苦労はせずに済んだのでは。そうなると私たちは鬼太郎や、この傑作伝記も読めなかったわけですが。

 苦しい生活の中でも先生には自信がありました。それも「絶対に生かされる」という楽天的な信念。私も本当に元気をもらい、ゆったり生きていこうと素直に思えました。南の楽園で、全く当時と変わらない人たちを見て、先生は、「年なんかどうでもいいんだ。生き物には生きるか死んでるかの2種類しかない。トンボとか猫とか植物もそうだ。人間だけが時計なんかつくって自分で自分の首をしめてるんだ」。

 そしてあとがきには「わが道を熱心に進めばいつかは、神様が花をもたせてくれる。人がどうしたからとかスタートが遅れたからといってくよくよする必要はない」とあり、点数レースが得意でない人間は「ほんまにオレはアホやろか」となるが、この大地はもっと自由なのだ、もっと色んな形で生きていける、と力強く励まされます。いやー、ほんとに「なんだか元気が出てくる」本です、オススメです。

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110センチの視野

110センチの視野―電動車椅子のファンキー野郎アメリカ留学激闘記 Book 110センチの視野―電動車椅子のファンキー野郎アメリカ留学激闘記

著者:平野 誠樹
販売元:幻冬舎
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 電動車椅子サッカーの存在を知ったのは去年の終わり頃だったと思います。東京で世界大会が開かれるというTVニュースでした。激しいぶつかりあいにはオドロキでしたが、選手の中には筋ジストロフィーの方も。この本の著者、平野さんも筋ジス患者でやはりプレイヤーですが、残念ながら今回の代表からは漏れた由。先日、この本を手に取り、世界大会の実現に向けて平野さんが尽力されたことを知りました。

 まえがきは、日本代表監督に復帰した岡田武文さん、「半端じゃない勇気と度胸に脱帽」を書かれています。92年に岡田さんがコーチ研修のためドイツに行ったときのエピソードが強烈です。すべてが準備されているはずが家も車も用意されていない、言葉もろくに通じない中、「家族が到着しても家ひとつ見つけられず、涙を流しながら不動産情報の載った新聞を持って街を歩き回った」に、頭クラクラ。

「異国で暮らすことは事前にどれだけ周到に準備していても予期せぬトラブルが起こる」というのは想像がつきます。私は短期の個人旅行くらいしか経験がないですが、それでもいろいろありました。なのに平野さんは家族を伴うでもなく、現地でヘルパーを探しての留学生活、すごすぎます。

 巻頭にはアメリカでのベスト・パートナー、ヘルパーのレアリーの写真が載っていて、いいヘルパーとめぐり合えたのだな、と思ったら! レアリーはガンで数ヵ月後に死去。その後はなかなかこれぞ、というヘルパーが見つからず、ついに平野さんは帰国を決意、残念です。しかし、未知の地でハンデを背負いつつ、ここまでやったら十分でしょう、とダラダラ日々をすごす私など感服するばかりです。

 そもそも、横浜から新宿の専門学校までラッシュ時に電車で通っただけでも大変なことです。まだ券売機のボタンも高い位置にしかついてない時期なのに「切符ぐらい自分で買ってくれ」と駅員にいやみを言われたとか、毎朝、車椅子を駅員数人で階段を上げてもらっていたとか。駅(に限りませんが)のバリアフリー化を進めるには、どんどん障害者が外に出て行くのが有効なんでしょうね。

 ライターとして歩みだした平野さんの今後の活躍を祈ります。

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僕はこう思うんだ

Tennis Magazine (テニスマガジン) 2008年 05月号 [雑誌] Book Tennis Magazine (テニスマガジン) 2008年 05月号 [雑誌]

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 今月号のテニス雑誌は当然のように錦織圭くんが表紙です。私もテニスマガジンをゲット。松岡修造さんはもちろん錦織くんのことを書いてらっしゃいますが、相談室の回答も。そろそろ子供をテニスに専念させたいが、他のものに気をとられていて困るというお母さんから。松岡さんの回答はお母さんとは逆、いろいろやらせた方がいいと。錦織くんもサッカー、水泳、野球などをやってたそうです。ピアノも弾けるんですね。

僕はこう思うんだ」は松岡さんの【明るい(そして理論派の)熱血キャラが語る「スポーツを通じた修造流教育論」。スポーツを通して子供は伸びる……ではそのポイントは何か? 親子に向けた修造スポーツ塾の集大成。】なのでした。

第1章 僕がスポーツを勧める理由(今の子どもたち、何かが足りない;スポーツが僕にくれたもの;スポーツなんて、誰にだってできる)
第2章 さあ、スポーツを始めよう(始めるなら早い方がいい;どのスポーツがお薦め?;ベストなスポーツ環境を考える;お稽古事や勉強との両立は?)
第3章 お父さんお母さんのサポートの秘訣(こんなサポートはしないで;子どもへの禁句―運動音痴の子どもは親が作る!? ほか)
第4章 こんな時はどうする?13のQ&A(子どもがスポーツを嫌がったら、どうする?;スポーツが苦手な子どもは、どうする? ほか)
第5章 僕と父のこと、僕と娘のこと

 目次だけ見ても興味をひかれますが、内容はほんと充実、とても読みやすいし熱いですね。松岡さんがお父さんから常に「テニスをやめろ」と言われていたとは! 才能がないから、というのが理由だそうですが、だからこそ好きなテニスを続けたくて松岡さんは努力したのでした。お兄さんのほうが才能があった、とおっしゃいますが、お兄さんは実業家の道へ、テニスはきっぱり辞めました。

 スポーツが教えてくれるもの、いっぱいあるんですね。お子さんにスポーツをやらせている方、やらせようと思っている方の参考になるのはもちろん、教育論として素晴らしいです。プロテニスの世界は厳しい、ジュニアの合宿では松岡さんは自分で洗濯もさせます。と、「洗濯機が壊れて明日のウェアがありません」という子がいたとか。「え、それでおしまい?」と松岡さん。手洗いという発想が全然ないんですね、洗濯機が故障したら、それじゃどうするかって考えもしない?

 トッププロになるためには「気持ちが強いだけでも、お金があるだけでも、才能があるだけでも」駄目だと松岡さんは言います。その上に運や出会いがなければ上の上まではいけないと。とてつもない世界ですね。これらすべてをクリアして、やっと錦織くんのような存在が生まれるわけですか。

 私、テニスが好きだったんですよねー。肥満児だったのではなから入部は諦めてましたが、中学時代はテニス部の練習を良く見に行ったものです。ラリーを追って顔は右、左、右、左。なつかしいなー。錦織くんと松岡さんの影響で、テニスをやってみたくなりました。

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松岡修造-九一九日の闘い

松岡修造―九一九日の闘い Book 松岡修造―九一九日の闘い

著者:塚越 亘
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 昨日、TBSで錦織圭くんのドキュメンタリーが放映されました。1時間弱で、後半ではデルレイビーチでのブレークとの試合が少し紹介されていて見られてよかったです、やっぱり稀有の選手なのだと納得しました。日本の通信高校に籍を置きPCで勉強してるんですね。日本語を書くのは楽しいそうです。

 テニスの王子様といえば元祖は松岡修造さんではないでしょうか、この本は引退前の約3年の松岡さんの戦いぶりがつづられています。何度も故障に泣き、思うような結果を得られず。ツアーから外れるとあっという間にランクも下がってしまうのですねー、プロテニスとはとりわけシビアな世界のようです。

 誰も自分についてこない、有力プレイヤーが出てこないのに業を煮やした松岡さんは自分でジュニア育成を始めます。最後のインタビューでも熱い決意を語っています。昨日の特番でもジュニア相手に「おまえら世界に行きたいんだろ!」と檄を飛ばす姿が印象的でした。ジュニアの中には錦織くんの姿も。世界への道は茨の道、特にテニスは厳しいので日本の実業団で食っていければいいや、となりがちなのでしょう。世界で戦うにはメンタルが強くないと、と松岡さん。

 世界フィギュアでは転倒から立ち直って優勝した浅田真央さんに感激したのですが、あの精神力の強さがなければ世界では戦えないんですね。最初、転倒と聞いてジャンプ失敗で転んだのかと思ったら、飛ぶ前のことで大変な失点だったわけで、その後、何事もなかったかのように演技する姿は何度見ても~。

 日本の女子フィギュア界の層の厚さは、間違いなく伊藤みどりさんの功績がありますよね。私もあんなふうに! と後進が続いたはず。男子テニス界も松岡さんに導かれて結果を出しつつあるのではないでしょうか。その筆頭が錦織くんですね。松岡さんの公式サイトもご覧ください。コラムには錦織くんの話題もたくさん。

 F1では今季、中嶋一貴もデビュー、緒戦のオーストラリアGPで早くも6位入賞! F1熱も久々に再燃しています。中嶋悟さんのご子息が活躍する時代になったんですねえ、しみじみ。私、日本人が活躍しないスポーツって興味を失ってしまうんですよ、今年は本当に楽しみが増えて嬉しいです。松岡さんの言うように長い目で錦織くんを見守っていきたいです、もちろん他の若手も。

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さらば麗しきウィンブルドン

松岡修造―九一九日の闘い Book 松岡修造―九一九日の闘い

著者:塚越 亘
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 クール・プリンスこと錦織圭くんの出現には驚きました。伊達君子さんの引退以後、テニス熱が一気に冷めた私、久々の快挙に嬉しがって記事も書いたわけですが、錦織くんを見出したのが松岡修造さんです。そして松岡さんといえば、

【1995年のウィンブルドンで、日本人の男子テニス選手として1933年の佐藤次郎以来「62年ぶり」のベスト8入り(Wikipediaより)。】という成績を残しています。

 ベスト8、立派です。そして松岡さんの62年前(昭和8年)に快挙を成し遂げた佐藤次郎こそが、「さらば麗しきウィンブルドン」の主人公です。しかも成績は準優勝! ダブルスでも準優勝しています。すごい選手がいたのです。

【昭和八年度の世界順位三位、日本テニス史上不世出と言われた佐藤次郎は、昭和九年の欧州遠征の途次、マラッカ海峡に身を投げた…。日本人初のウィンブルドン決勝戦出場者となった天才の自殺の謎を追いつつ、日本テニスの黄金時代を描いた】ドキュメントなのですね。深田祐介さんの力作です。

 世界3位のテニス選手が日本にいた! そして彼はマラッカ海峡に身投げしたとは。この時期の日本テニス界はまさに黄金期だったのですね、読んでいても普通に海外の大会で活躍している選手が多くてびっくりです。その代表が佐藤次郎、そして彼の没後、三木龍喜は昭和9年のウィンブルドンでイギリス人女性と組み、混合ダブルスで優勝してるんです。

 責任感の強すぎた佐藤次郎は、国別対抗のデビスカップではいつも不調(神経性胃炎?)、逆にウィンブルドンではのびのびとプレイできたようです。そして運命の昭和9年。デビスカップに赴く船から投身自殺です。出国前から健康に自信がなく、出場したくないと訴えていたのが却下され、それでもどうしてもプレイできないとシンガポールで下船、帰国する予定でした。そこへ日本庭球協会からの電報。

「内地にてはデ杯選手のために基金募集に苦心中 無理してもマルセイユまでぜひ遠征決行せよ」

 これを見て、佐藤はすぐに船に戻ったそうですが、このとき、覚悟を決めたのでは、と深田さんは書かれています。当時、デ杯で活躍すれば庭球協会に多額の分配金が入る仕組みだったようです。婚約者もいたのに、佐藤はマラッカ海峡に身を投げてしまいました、まだ27歳でした。

 組織の都合で選手の健康を配慮せず酷使、あってはならないことです。三木龍喜はテニスはあくまで個人競技と思っていたようですが、私も同感ですね。国の威信をかけて争う競技ではないと思います。少なくとも佐藤次郎はデビスカップ向きではなかった。

 錦織くんの話題に戻ります。デルレイビーチ国際の決勝戦が3月10日にWOWOWで放映、見られる人はいいなー! と思っていたら、またニュースが飛び込んできました。錦織くん、デビスカップ代表に選出です。佐藤次郎がそのプレッシャーに苦しんだデ杯代表。平成生まれの新星には、佐藤の分までのびのびとプレイしてほしいですねー。

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