SP 野望篇

『SP 野望篇』オリジナルサウンド・トラック Music 『SP 野望篇』オリジナルサウンド・トラック

アーティスト:菅野祐悟
販売元:avex trax
発売日:2010/10/27
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行ってきました見てきましたー! 待望の「SP 野望篇」! 予告では「ヤマト」に「ノルウェイの森」も見られて満足です。早く12月にならないかなー。「ノルウェイ」では、高良くんと玉山鉄二もちらっと映って。二人ともうつくしー!

昨日は複雑な思いが交錯して記事が書けず~。うわー、どうしたらいいんでしょう? 緒形さん、やはりショックです。でも彼も謎の多い人だったのに、ドラマシリーズの時は、そのへんは考えたこともなかったです。そもそも、なぜあの時、薫はともかく(両親がたまたま通りがかったのかも)尾形さんがあの場所にいたのか、なんですよね。

アクションは本当に見ごたえがありました、ありすぎるくらいで、ハリウッドの超一流スタッフに依頼したというのも納得の出来栄え。追跡シーンも、「MW」の冒頭と比べるのもなんですが、無駄に走っていた感が強いアチラとは比較になりませんでした、はい。しかし、あそこまでやらなくてもー。時間が短いわりに濃密すぎて、そこが「SP」の「SP」たる所以なのでしょう。

続きは「革命篇」で! といわんばかりにラスト、予告的映像が流れます。もちろん次も見に行きます、行かなかったら欲求不満が爆発すること請け合いで、なんて旨いつくりなんでしょう。下手に長尺にして一気に見せてもらうより私はいいです。TVドラマは無料で楽しめるものですし、こうして映画化されたのなら、ファンとしては応援したいし、ちゃんとお金払って見るのが礼儀、なんて気になりました。

あーそれにしても続きが気になるー、続きは次も映画館で! 今度こそ完結するんですよね、見るのが待ち遠しいような怖いような。まさかの展開だったので動転しています。薫はどうなっちゃうのかなあ?

岡田くんは撮影が始まるまでにずいぶん体を鍛え、武術も上達したそうで、スタントなしで挑んだと聞いてヒエー、です。それだけに苦労も多かったんでしょうね。先日、再放送の最後に出番を終えて花束を抱えての岡田くんの挨拶。感極まって涙、そこへ神尾佑さんが駆け寄り熱く抱きしめるー、といったシーンに喜んでしまったのですが。本編を見て、あれはきっと「革命篇」もすべて撮り終えた時だったんだろうな。そりゃー泣いてしまうわねえ、長い長い旅路だったはずだから。

あー、困った困った。二人の出会いは偶然なのか必然なのか。などとグダグダ考えつつ、「革命篇」を待ちたいと思います。

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大奥(3)

大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301)) Book 大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))

著者:よしなが ふみ
販売元:白泉社
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早いもので10月も今日でおしまいですね。急に寒くなりましたが皆様お元気ですか? なかなか記事が書けず、また「大奥」ネタになりましたが、明日は念願の劇場版「SP」を見に行く予定です。昨日は再放送を見て燃えましたし、11月はもうちょっと記事を書けるようになりたいです。

やはり原作が気になるので、映画の元となった第1巻だけ読んでみました。とーっても面白かったです。映画との違いも、ふんふんなるほど、と興味深く。登場人物が微妙に違っていたり、役どころも変えてあって、ですね。映画では玉木宏の演じた松島がかなり役どころを膨らませて、というか2人分というか1,5人分というか。(映画と原作、両方ご存知の型には意味、わかりますよね?)

原作では、映画のあとのエピソードもあります。映画で描かれたのは序の口に過ぎないことは存じておりましたので、どう2巻以降につながっていくのか? が焦点でしたが。いきなり吉宗が男装で出てきたのには「?」、読んでいってなるほど、と思いましたが。

見てから一月近くたっても、面白い映画だったという思いは変わっていません。で、世間の評判は如何なものか、と皆さんの感想を眺めてみて、評価の低さに愕然となりました。でも表面しか見てない人が多すぎないかなー、ある意味BBMのときと同じ感じですね?

そんな中、下記のご意見に大きくうなづきました。

【二宮を擁護するつもりは無いが、あまりに右倣えな理不尽な野次が多い。映画の水野は外見を叩かれ中身の評価は置き去り。
内面の美しさは自ずと外面に滲み出る、見た目の美しさではなく人としての美しさだ。
性格ブスには解るまいが。二宮を通して俺は確かに水野の人間性に感服した。そして実に「美しい男」ではないか。】

しごく真っ当ですね。そして、

【~主役が小柄で気に入らないとか、時代劇の伊呂波がなってないとか、BL要素が薄いとか、エンディング曲がどうとか着目点はそこかよ!?と失笑。勿体ない・・・・・】

本当、理不尽で低次元な感想が多くて凹みました。

*以下のご意見はネタバレ含まれます、映画や原作をご存知ない方、ご注意ください。

【投稿日時:2010/10/17 14:47:47 投稿者:nyanmagepunchさん
役立ち度:40人
 
彼女に諭され仕方なく鑑賞・・・だってBLだろ??気色悪いっ!!

~こんな俺でも結構楽しめました(笑)

映画の作りは非常に甘く「映画」としては評価出来ないのは事実、しかしストーリー展開は良かった。ラストのオチも良質。水野を生かしたのは「女」の情けか、いや将軍・女である前に人として「理不尽な殺生」への嫌悪、正しい判断に拍手だ。更に針子&阿部も大奥に居る限り水野の打ち首を信じ悲しみのまま放置されるのも観ていてやるせない・・・そして想いを寄せる娘と涙の再会、ハッピーエンド、いいじゃないっすか。

水野という男の潔さ・人間味ある振る舞い・言動には学ぶべき点もあり、身につまされるようなシーンが数ある。そして女将軍吉宗の明朗な決断力、それらを見て感じるだけでも充分に価値はあるだろう。】

【あまりに理不尽ではございませぬか!
採点: 投稿日時:2010/10/13 23:05:18 投稿者:某シネコンのK氏さん
役立ち度:35人
 
[B+]
良い意味で期待を裏切られた。

TBSはドラマ『山田太郎ものがたり』といい二宮君=イケメンのイメージを定着させようと必至で笑えるのだが。

それなりにかっこいいけど。

+++++++++++++

『大奥』
原作未読。

ジャニーズで客釣ってBL要素でドン引きさせるトンデモ映画。
とは言い過ぎましたが、それを逆手に取った作戦と観れば大変楽しめる作品だと思います。

原作を読んでいないからなのかもしれませんが。

オープニングからワクワクさせてくれる。
志村けんのバカ殿とさして変わらないレベルの城が引きのショットで映ったときは「こりゃ~てぇへんだ」と騒ぎ立てようと思ったけれど、
柴崎コウが大げさな効果音と共に、まるで異次元空間からワープしてきた如く光に包まれながら登場。

それにしてもこのワンシーン、彼女の将軍ルックが何一つ違和感がない上に、それどころか決まりすぎているから世界観に抵抗無く浸れた。
いい女優さん。

それに反して何かと話題の二宮君。
が、本作は二宮君が二宮君に見えることが成功したように思える。

そのお陰で水野と鶴岡のライバル関係がいい。
抱き合わせで出演したことは目に見えているNEWSのイケメン大倉君演じる鶴岡。
映画とリアルで主従関係が全く逆になっているのが面白い。

鶴岡に「俺のほうがイケメン」と言わせるなんて、(歌唱力でなく)ルックスが売りのアイドルが、しかも(役者として)憧れの大先輩に言い放つのだから得られるカタルシスは相当。
これが原因でファン同士の抗争の火種になるのではないかと心配だ。

それではファンにとって「あまりに理不尽ではございませぬか!」なので萌えさせるエピソードも。

言わずもがな中村君の腐女子キャラ。
水野の取り巻きでありながら仕立ての腕は一級という設定。
「私の特技で二宮君に喜んでもらえた!」だけで済ませればいいものの想い出作りまでしてもらったとなれば、彼に自身を投影させた二宮君ファンは昇天すること必至。
実際の中村君の特技は『BECK』で見せた脅威のリズム感だと思うですが。

大奥の内装はもちろん華やかなのだが、そこに仕えるイケメンがイケメンばかりでないのもそこに人間模様を蜂起させるものとして秀逸。
水野をいじめるザコを始め、笑っちゃうザコに至るまでバラエティーに富んだルックスを揃えてる為、二宮君が栄えるだけでなく、玉木宏の異様な存在感を際立たせてる。

そう、玉木宏が凄い。
大根役者なんて言わせない渋さ。
蔵さん(佐々木蔵之助)相手に全く引けをとらないばかりか、「俺も玉木宏ならいいかな」と言ってしまいそうなぐらい魅力的。

水野役が二宮君で満足したのは彼の見事な立ち回りがあったから。

阿部サダが何より良いのは述べるまでもなしかと。

本作はそういった役者の存在感の他、演出面でも金魚の使い方なんて『さくらん』の100倍巧い。

しかしまぁ抜群に面白いのが皆さんお盛んなとこ。

「なんで堀北さん抱かないの?」
「なんで似合わないちょんまげにするの?」
とわざわざ理解に悩む行動に出て、更にはおいしい状況下で男まみれの大奥に行くことで彼の純粋さに応援したくなる。
イケメンすぎてはこうもいかなかっただろう。

男相手に「あぁぁぁぁぁ!!」って展開まであるのだから事務所はよくOKサインを出したなと感心。
同じくBL要素を持つ『MW』がここでの描写を省いて駄作になったのを知っていれば褒めていいと思えるはず。

何も精力に満ちてるのは男だけでない。
それでは「あまりに理不尽ではございませぬか!」

将軍が純潔を貫き通すと見せかけて人並みな精力がありましたって(笑)
ケチで有名な吉宗を下町見学とか倹約に熱心な、即ちヒロイックに描いて日本の政治家をおちょくるかと思いきや、一気に人間味優先とは。

お気に入りは靴紐が外れて結いなおしてあげるシーン。
黒澤明『姿三四郎』とジョニー・トー『柔道龍虎房』のオマージュでしょうか。
製作陣がそんな映画観てるわけないでしょうが。

カメラがぐだついてるのが残念なところかな。
大奥の贅沢さの表現も衣装と遊びとイケメンだけは少し描写不足な気もする。

他にもあるけど文字制限。

ジャニーズファンを振り回した映画として語り継がれるような作品。

これから観賞する方は監督が『木更津キャッツアイ』の監督というのを心に留めておく必要があるかも。
劇場で観賞こそ勧めませんが、よろしければレンタルでどうぞ。

最後に
飽きずに人気コミックの映画化ばかりに取り組むテレビ局。
TBSに限って言うならドラマの成功例を輩出してから着手するのが筋と言うもの。

人気にあやかりコミックだなんて…

「あまりに理不尽ではございませぬか!】

以上、引用を終わりますが、一番納得したレビューはこちらです。行間を読む力が必要とされる映画まさに! 

最後になりましたが、原作には読めば読むほど感心します。男だけがかかる奇病により、男子の数が極端に少ない、という設定。しかし諸外国にそれを知られては不都合。将軍が女子であることも内緒なわけですね。鎖国の原因もそこにありそうなニュアンス。第1巻では「かつては男子も女子と同じ数だけいたらしい、それはどのような世界であったのか」に疑問を抱いた吉宗が探求に乗り出さんとする瞬間で終わっています。続きは聞いてしまったので読まないと思いますが、もし続きが映画化されるようなら、また見ちゃうかも?

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大奥(2)

図説・大奥のすべて 決定版―衣装・御殿・全職制 (歴史群像シリーズ) Book 図説・大奥のすべて 決定版―衣装・御殿・全職制 (歴史群像シリーズ)

販売元:学習研究社
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↑公開中の映画「大奥」とは何の関係もないのですが。現在、原作コミックスは中古品しかないんですね、かなり前の作品ってことになるんでしょうか。しかし評価は高く、日本はもとより海外でも! ジェイムズ・ティプトリー・Jr賞を受賞。どっかで聞いた名だなー、と思ったら、この記事で触れておりました。

そう、この原作、なかなか奥が深いんですよね。男が奇病で激減し、女が社会の中心に、という設定は「フェミニズムの王国」を想起させます。少し違うけど「ルネサンス」もしきりと思い出されましたね。大工も飛脚も岡引も皆、女。そんな江戸の町は妙に生き生きして見え、逆に吉原の美男たちに女が群がり子種を求める。そして暗がりでは5人に4人が命を落とす病に罹った男たちが苦悶している。男は基本的に種馬で、貧乏旗本の倅は射精可能になった時からあちこちの女に貸し出され家計を助けねばならない。

そんな様子が描かれていたせいか、映画を見てから数日たちましたが、なかなか脳裏から離れてくれない作品です。もちろんミーハー的に言えば、まずニノこと二宮和也(かずなり、なんですね。ずっとカズヤだと思ってました、何が「嵐」結成前からのファンだよ・恥)。御年27歳とはとても思えぬ初々しさと凛々しさ。ますます好きになったよー。そして美貌の玉木宏演じる松島の存外な腹黒さ。その上司でもある佐々木蔵之助@藤波(佐々木さんて酒蔵の跡継ぎだったそうな。だから芸名に「蔵」が。実家は弟さんが継いだそうです)のこのインタビューが傑作!

たぶん男性には居心地の悪い映画じゃないでしょうかね。男女の垣根を越えて、人間とは何かを真摯に捕らえる人間には、男女を問わず心に響く映画だと思うんですが。原作のよしながふみさん曰く、「繁殖からいかに離れるかがロマン。少女漫画やBLも。」だそうです。この台詞、沁みます。

「生きるということは

女と男とはいう事は!

ただ女の腹に種を付け子孫を残し

家の血を継いでいく事ではありますまい!」

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大奥

映画&原作「大奥」公式ガイドブック Book 映画&原作「大奥」公式ガイドブック

著者:よしなが ふみ
販売元:白泉社
発売日:2010/08/28
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見ないはずが見てしまいました、きっかけは玉木宏×佐々木蔵之助のほにゃららシーンがあると聞いたから! 実際見てみると、あっさりしてますが、そこは手練な二人、けっこうドキ! でしたわ、うふふ。なんて腐れた私、二宮くんは「嵐」結成前からのファンなのに、月代似合わないしなーとかいってパス、のはずでしたのー。

んー、二宮よかったですね、惚れ直しました。堀北真希も好きですが、よかったです。衣装や美術も素晴らしくて、やはりスクリーンで見て正解。原作のよしながふみさんのインタビューでは「こんな人間性を踏みにじった制度は好きじゃない、その残酷さが男女逆転で見えてくる」といった内容で、単にキワモノ的なアプローチではないだろうと思ってはいたのですが。

冒頭。男女の人口比が1対4になった江戸では、男の聖域とされた職場で女性が大活躍、ここだけでも見る価値あるんじゃないですか? 一方、吉原では! と、いったい男と女とはなんなのだろう、と考えさせられるエピソード満載です。心の目をしっかり見開けば、けして単なる奇をてらったエンタメ作品ではないと分かるはず。美術や衣装も素晴らしく、本当に劇場で見てよかったです。最後は涙がほほを伝いました。

ありがとー、二宮くん! 彼を慕うお取り巻きの純情も、大奥で生きるしかなかった下の階級の男たちも。いやー、見ごたえありました。見るかどうか迷っている皆様、激・オススメいたします。

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おくりびと

おくりびと [DVD] DVD おくりびと [DVD]

販売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2009/03/18
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 桜の季節にぴったりのジャケットで、リリース当日に届きました。申し込むのが遅れた上、大変な人気で、発送が遅れるものと思い込んでいたので嬉しい誤算。

 早速、見ました。うーん、力作ですねえ、というか力まない作品です。全編を彩るチェロの響き。ヨーヨー・マのコンサートに誘ってくれた亡き友人を思い出しました。チェロの音域は人間の声にいちばん近いとか聞きましたが、なんとも穏やかな空気が流れる映画でした。

 どこか懐かしい日本の風景、声を上げて笑えるシーンもあり、でも涙が自然にあふれてしまいました。特にあるエピソードは、ジャックのシャツに匹敵するのでは、と、やられた~の思いです。あとは白鳥が出てきたので、子供の頃、白鳥飛来地に住んでいた私にはツボすぎました。心の中で何度も両親に語りかけながら見ていました。誰にでも沁みるシーンは必ずあるのではないでしょうか。

 見終えて、おめでとうモッくん、おめでとう滝田監督。それが一番の気持ちですね。この作品は本木さんの構想と映画化への執念なくして実現しなかった。そしてピンク映画出身の監督は、忸怩たるものを感じた時期もあったでしょう、しかし、この1作だけでも永遠に語り継がれる存在になりましたね。メイキング映像には、味わい深いエピソードが満載で、本当にDVDを買ってよかったです、何度でも見られるのですから。

 書きたいことは山ほどあるのですが、まずは見て欲しいです、こんな地味な作品が世界的にも認められただけでなく、大ヒットしたことが本当に嬉しいです。できれば映画館で見たかったのですが、しみじみと一人で、または家族と見るのもいいでしょう。見るたびに、あちらに行った大事な人たちに会えるのではないでしょうか。

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明日への遺言

キネマ旬報 2008年 3/1号 [雑誌] Book キネマ旬報 2008年 3/1号 [雑誌]

販売元:キネマ旬報社
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 本日、「明日への遺言」が公開されます、私も初回に見に行きます。正直、気が重いですが、やはり行くべきだと判断しました。キネ旬で「ドキュメント『明日への遺言』 小泉堯史監督のながい旅」の連載を読んだのが運のつき? 構想15年、しかし監督自身も映画化は無理と思っていたそうです。でも作りたい一念が多くの人を動かし完成にこぎつけました、今の日本、タイアップでもなければ作りたい映画は作れないのですね。

 というわけで、上記のキネ旬も買ってしまいました。ヒースの追悼記事もカラー見開きで載っていますが、「明日への遺言」の特集が充実しています。藤田まことさんのインタビュー、こちらで読めます、ぜひ目を通していただきたいです。「今回はギャラが映画の動員数によって配当されるんですよ。言ってみれば出来高払いですな(笑)」

 これ、本当なんでしょうか、だとしたら、ますます見に行かないと。たとえ映画の日で入場料金が安くとも、少しでも藤田さんや他キャストのギャラアップに貢献できれば幸いです。

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ウォーターボーイズ

ウォーターボーイズ スタンダード・エディション DVD ウォーターボーイズ スタンダード・エディション

販売元:東宝
発売日:2004/07/30
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 水泳を見るのが好きだ。国内の大会やオリンピックのTV中継でも競泳やシンクロが始まるとつい見入ってしまう。泳ぐ姿の美しさにいつも圧倒される。
 彼らは皆、この上なく美しい魚だ。若い肌が水を弾き、宙を舞っては水に戻っていく。

「ウォーターボーイズ」の予告編を見た時も、こんな美に魅せられて、ぜひ劇場で! と前売り券を買った。

「男のシンクロ?」ポスターの言葉そのままに、男性によるシンクロナイズド・スイミングがテーマである。男が脚をあげて…なんてグロいイメージだが、いや、若い子の脚はいいですね。(笑)この映画のおかげで男のシンクロもイメージアップしたし。

 競泳で挫折した主人公(妻夫木聡)が最後の学園祭で男によるシンクロを披露、見事、青春の花道を飾るのだが、そこに至るまでに色々あって、とっても楽しい映画だ。TVでも何度も放映されているが、その度につい見てしまう。ドラマ化もされ先生役には、映画でキュートな演技を見せた金子貴俊くん。

 彼も先生を演じる年になったのねえ(て、映画の時、もう23歳?)。チームメイトに恋する乙女ぶり(?)がういういしかった。妻夫木くん同様、この映画でブレイクしてくれて嬉しい♪

 クライマックスは当然、28人で繰り広げるシンクロ・シーンだが、これが力演で、合宿の成果が存分に。空撮を多用した映像は、とにかく美しくて見とれてしまう。

 使用曲はフィンガー・ファイブの「学園天国」、ベンチャーズの「ダイヤモンド・ヘッド」など懐かしいものばかり。練習シーンには青江三奈の「伊勢佐木町ブルース」まで使われていて笑ってしまう。それがまたぴったり合っているのだから。(「伊勢佐木町ブルース」の歌碑が近所にあります)

「ウォーター・ボーイズ」は、横浜東宝会館で見た最後の映画となった。その2ヶ月後に閉館し、跡地にはビジネスホテルが建っている。

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炎上

炎上 DVD 炎上

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2004/10/22
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「私は金閣の美しさに嫉妬したのだ。」

 金閣寺放火犯の学生がそう言ったと聞いて、子供心に不思議に思ったものだった。金閣寺って、そんなに綺麗だろうか? 高校の修学旅行で本物に接する機会があったが、建て替えられたそれは、文字通りキンピカで少しも心に響いてこなかった。

 ともあれ、金閣が放火されたのは事実だ。三島由紀夫が「金閣寺」を書き、その映画化がこの作品。但し制作当時は金閣の名をはっきり出せなかった(誰が見ても明白なのに)そうで、「驟閣」という名で呼ばれている。

 主演は雷蔵、だから見たのだが、いつもの化粧ばっちり目鼻立ちくっきり、の彼ではなかった。吃音で恵まれない生い立ちの冴えない学生を見事に演じていた。大スターの彼が、こんな文芸作品に出演する、それ自体を反対されたそうである。結果は数々の演技賞を受賞。ただの時代劇スターでないことを立証する。

 私は京都に5年住んだが、この映画の白黒の画面には京都の冬の冷たさがよく表されていたと思う。冬のシーンがあったかどうかも覚えてはいないのに、冷ややかな映画だった、という印象が強い。主人公が寝起きする驟閣の住職、これが「殺陣師段平」の庶民的演技でうならせた中村雁治郎なのだが、実にしたたかで狡猾、温かみの感じられない人物だった。もちろんそれだけ名演技だということだが。

 あとは若き仲代達矢が鮮烈。少し足が不自由な役だったか。吃音の雷蔵@主人公を意地悪く挑発する役どころ、なかなか不敵で将来の大物振りを当時からうかがわせていた。

 しかし、どうにも気がめいる映画である。Amazonカスタマー・レビュー(上記DVDの紹介)に「この作品ほど観客の感情移入を許さない映画もまれ。愛すべきキャラクターが一人もいないし、主人公がなぜ放火したかも描かれていない。」とあるが、ああ、そういう作品なのだ、私が特殊な感想を抱いたのではない、とほっとしたりして。この方のレビューをぜひご一読ください。

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いかレスラー

いかレスラー DVD いかレスラー

販売元:エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
発売日:2005/01/13
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 えびがボクシングをするなら、いかがプロレスをしたっていいじゃないか、というわけで、「えびボクサー」に続いて「いかレスラー」をDVDで見てみた。 

 見る前から不満だったのは「えびボクサー」にインスパイアされて創られた映画だということ。もしや2番煎じで似たような内容?
 てな不安は杞憂に終った、なかなか「いかレスラー」は独創的な内容でした。本当にプロレスを愛する人達の作った映画という感じ。

 役者はイマイチ、ラブシーンも不要とは思うが、ルー・大柴、テリー伊藤、ついでに船越栄一郎まで出てきて、みんな楽しんで演技しているらしい。船越さんは、たんに湯河原出身でシーフードが好きだ、と語るだけだったけど。このナンセンスさも◎。

 イカだけでなくタコもシャコもリングに上がってファイトーいっぱーつ、いや大バトルを繰り広げ、なんとコメントしていいやら、母は爆笑して見ていたのでそれは良かったと思います。

 なぜ主人公はイカに変身したのか?
 そんなことを深く考えてたら、こういう映画は楽しめないということですよね。「えびボクサー」を楽しんだ私だ、ぐだぐだ言うまい。

 なんだか無性にシーフードが食べたくなってきた。今夜はシーフード・カレーにでもしますか。
 いかとえびは絶対に入れなくちゃ。

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愛と死をみつめて

愛と死をみつめて DVD 愛と死をみつめて

販売元:日活
発売日:2005/01/21
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「愛と死をみつめて」の原作を読んだのは中学生の頃だったろうか。たしか友人の叔母さんから借りて読んだのだ、森村桂さんの「天国にいちばん近い島」も一緒に。

 登山で知り合った関西のみち子と、東京の実(まこと)はともに学生。愛をはぐくむうち、みち子が悪性腫瘍で入院、顔半分をえぐりとる手術をする。まだ新幹線が開通していない頃、実は八時間かけて関西のみち子を見舞うのである。映画化されたのは64年、奇しくも新幹線が開通した年だ。
 
 みち子を演じたのは吉永小百合、実は浜田光男。当時の日活の黄金コンビだった。じっさいに映画を見たのは大学生になってから、たしか「野菊のごとき君なりき」と2本立てだった。やっと見られたという感慨が大きかった。

 吉永小百合は清純な女子大生みち子、重病で入院していながら他の患者さんの面倒を見たりして皆に好かれていた。彼女を妬むオバン患者に化け物、とののしられるシーンは辛かった、人間は高貴な反面、ひどく醜悪な存在でもある。

 原作は140万部のベストセラー、中学生だった私も熱く胸を打たれた。こんなに美しい純愛の実話(みち子と実の書簡集?)があったとは。だから、実が彼女の死後、別の女性と結婚したことが週刊誌のネタになったときはけっこう傷ついた。あんなに愛し合っていたのに、何故?

 子供だったのだ、と今はわかる。映画では死期を悟ったみち子が実に言う、「私が死んだら別の女性と幸せになって」。
 それはそうだろう。私も最愛のひとを残して死ぬことになったら、同じことを言うだろう。死後まで大事な人を縛りたくはない、愛する人が幸せなら私はそれでいい。みち子もそう思ったはず。

「愛と死をみつめて」は百恵・友和コンビで再映画化の話もあったが、既婚者となった実に拒絶されて実現しなかったそうな。仕方がないだろう、彼はもう別の人生を歩いているのだから。

愛と死をみつめて―ある純愛の記録 Book 愛と死をみつめて―ある純愛の記録

著者:大島 みち子,河野 実
販売元:大和書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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