プルーフ・オブ・マイ・ライフ(3)

プルーフ・オブ・マイ・ライフ DVD プルーフ・オブ・マイ・ライフ

販売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2006/08/25
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 現在、ジェイクはリース・ウィザースプーンと交際中らしいですね。一時、破局が伝えられ、残念に思っていたのですが。上記のジャケ写とは比較にならないアツアツな画像を目にして嬉しいです。そう、ジェイクの幸せは私の幸せ。共演昨「Rendition」の日本公開が待たれますが、2009年の「Brothers」ではトビー・マグワイアと兄弟役で共演だとか、噂に終わらなくてよかった。完成までは予断を許しませんが、ナタリー・ポートマンも出演とは、ますます楽しみです。

 というわけで、またまたジェイク出演作について書いてしまいます。途中まで書いて3ヶ月も放置しておいたのですが。「プルーフ」の前の感想を読み返したら、ナンも書いてないも同然、これはマズイ? が、今回もレビューとは程遠い極私的なものですし、腐女子の視点から本作を語ってみたいのです。この映画がどう私の腐れ女子性と結びつくのかは最後までお読みになればわかるかと。えらい曲解してますけどね。

 フェミニズムは「ひとり一派」とも言われますが、同じことが腐女子にもいえるのではないでしょうか? 以前書いたように私の腐女子の解釈は「性的描写の有無に関わらず男性同士の愛にカタルシスを感じる女性」ですが、これは本当に大雑把なくくりで、三次元OK/三次元NG、ゲイ映画やビデオを積極的に見る/見ない、BL好き/苦手、などなど、各人によってさまざまな要素があるわけです。ひとりひとりが余りに違いすぎるのです。

プルーフ・オブ・マイ・ライフ (竹書房文庫) Book プルーフ・オブ・マイ・ライフ (竹書房文庫)

著者:デイヴィッド オーバーン,レベッカ ミラー
販売元:竹書房
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 上記は文庫本の表紙、3人の写真が並列されてます。DVDのジャケットは恋愛面を強調しているようです。映画ではジェイク@ハルは26歳、グウィネス@キャサリンは27歳。ところが、ご存知のように実際の2人の年齢差はけっこうあります。そのためにハルが子供っぽいとかキャサリンがおばさんぽいとかいう感想も。

 メイキングに舞台写真が出てきましたが、ハル役はひげを生やしていて、ジェイクよりは年上に見えます。ぶっちゃけ舞台では顔がアップになったりしませんから実年齢はどうあれ、キャサリンは27歳、ハルは26歳という設定なら、そうか、で終わりかもしれませんが。映画ではハル役は、はっきり年下と判るジェイクが演じました。

 ジョン・マッデン監督はなぜジェイクを起用したのか? 撮影時期はBBMの少し前でしょうか、ジェイクは23歳、3つも逆サバをよんでいます。見る人によっては歳の差が気になる配役。が、マッデンは敢えて若いジェイクを使ったのではないでしょうか? 凡庸な数学の徒、ハルと天才数学者キャサリンの天地ほどの差を示すために、です。年齢差=格差、なのです。年上で天才的頭脳をもつキャサリンは、ハルよりずっと偉いのです。もちろんハルもそれを認めており、天才キャサリンの恋人になることを望んでいたはず。

  ここからが腐女子的視点の話です。野火ノビタさんの「大人は判ってくれない」を楽しく読みました。Ⅲの「やおい論」、そして斎藤環氏との対談、あとがきのみですが。「タナトスの子供たち」「やおい小説論」に比べると滅入る点も少なく、非常に読みやすかったです。野火さんの言葉では下記が気になりました。 

【「魔女の条件」萌え萌えです。滝沢君は女顔の美少年。男の子を背の高い女(松嶋菜々子)が抱くという構図がすごくいい。】

 これはつまり、下記の転換を示すのでしょう。

「女性の肉体のままでは抱かれたくない」

「女のままで男を抱ける時代になった」

 女性が長身、ということを野火さんは強調してますが、私は女性が年上であることのほうが重要だと思います。年上で、しかも背が高い。これは最強かも。こうした観点からすると、春に再放送のあったドラマ「サプリ!」は最高でした。最後の数回、夢中で見ました。バイトの亀梨和也(KAT-TUN)と年上のCMプランナー伊東美咲の恋。「魔女の条件」同様、年の差はあるけど成人同士だから安心していられます。あれ、伊東さんの方が背が高い? 調べたら2人とも171センチだそうです。ヒールの分だけ伊東さんが大きく見えます。年上でキャリアもある女性と、駆け出しのバイト青年。この差をものともせず、恋に落ちていく二人にうっとりしちゃいました。

 やおい論を読んでいて、「対等性」を問題にする女性が多いのが気になりました。男女が付き合うときに、女性が男性から対等に扱われない? 個人的には私はそうした居心地の悪さを感じたことはないです。たぶん私が年下志向だからでしょう。男性って、1つでも年上だとお説教したがる傾向があり、それがすごく嫌でした。説教オヤジに用はない、というわけで私、ほぼ一貫して年下とつきあってきました。年下だと、たまに説教されても「何いきがってんのよ、カワイイ~」と軽く受け流す余裕があるのですよね。

 要するに何が言いたいかというとジェイク、お幸せにってそれだけです。前からジェイクには年上の女性が似合うと思ってました。どちらもバッドエンドですが、「グッド・ガール」「Lovely and Amazing」はその意味で大好きなのです。「プルーフ」も思いを寄せる役の女優はかなり年上ですね、「ムーンライト・マイル」も然り。この4本、また見直したくなりました。

大人は判ってくれない―野火ノビタ批評集成 Book 大人は判ってくれない―野火ノビタ批評集成

著者:野火 ノビタ
販売元:日本評論社
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グッド・ガール(2)

グッド・ガール DVD グッド・ガール

販売元:パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
発売日:2005/10/21
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 本日、12回目のBBMを見てきました。ずしーんと落ち込んで帰ってきました。詳しくは明日書きますが、このままではイカン、なんとか浮上せねば。

 と、真紅さん宅で「グッド・ガール」の感想がアップされてるではないですか。ジェイクファン必見の作品です、そうだあれがあったんだわ。よーし、「グッド・ガール」で復活だあ!

真紅さんの記事→http://thinkingdays.blog42.fc2.com/blog-entry-26.html#comment67

 私がこのDVDを見たのは4ヶ月前。一応、感想も書いたけどとっても省エネです。「私の愛情の対象」とセットにしてるし。(汗)真っ当な感想はチュチュ姫さんや真紅さんのを見ていただくとして。

↓チュチュ姫さんの記事。

http://princesschu.blog23.fc2.com/blog-entry-73.html

↓前回の私のしょーもない感想。

http://emmanueltb.cocolog-nifty.com/blog/2006/01/post_c099.html#trackback
 
 で、再見しました。結果、信じられないほど晴れやかな気分に。大笑いしてBBMショックが吹き飛んでしまいました。そんな笑える映画じゃないはずなのに?
 ブラックユーモアたっぷりで「くすっ」くらいは前も出ましたが、今回は「ゴーン・フィッシン’」以上に爆笑です。
 当時はBBM公開前でしたが、いま見ると、まるでBBMのパロディ? あちこちで大笑いして見終わった頃にはすっかり立ち直っていたのです。

 BBMフリークの皆様。連日、BBMの深遠な世界にどっぷり浸っていますと精神的にやばくなり、現実世界に戻ってこれなくなります。たまに気分転換しないとマジ危険です。4ヶ月近くハマり続けている私が言うのだから間違いありません。
 拙ブログで、たまにおバカ映画のレビューが載ってるのは、気分転換に見たのでございます。お笑い系を見て精神のバランスをとっているわけです。
 
★以下、「BBM」「グッド・ガール」両方のネタばれになります。どこがBBMを思わせて笑えたか、を書いてるだけですが。
 見ようかどうか迷ってる方、もしこの記事が気に入ったらレンタルはもちろん、買っても損はないと思います。今ならまだ廉価盤1,575円がゲット可能。

 ジェイク演じるホールデンはテキサス(チルドレス?)の安売り店「リテイル・ロデオ」(ロデオでっせー♪)のバイト店員。なんだか若き日のジャックがモンローの店でバイトしてるみたい。

 ホールデンは年上の人妻ジャスティン(J.アニストン)と不倫関係に。町外れのモーテルにしけこみますが、MOTELのネオンが、またBBMを思い出させて。しかもELの2文字のネオンが消えてるし。(笑)
 モーテルの受付ではジャスティンがカードで支払い。イニスとジャックはどうしたのかな、ジャックのカード払い? 部屋に入り、おもむろにキスする2人。いきなり満足顔のジャックがアップになり、「何度もした後です」なBBMとはえらい違いです。

 そうそう、裸で川に飛び込む、というか泳いでいるシーンもありました。BBMでは飛び込んだのはジェイクの替え玉ですから。こっちは本物♪

 NG集では、なんといってもベッドシーンが超目玉! ジェイクのキュートな笑顔とセミヌード。これだけでも1,575円のモトがとれます♪ と思ったら。削除シーンは未見でした。どれどれ、と。ジェイクのグラサン姿! どうにもこうにも、ハハハ! どんなものかは実際に見て確かめてください、笑いすぎて苦しい~。。
 いや、本当にお宝DVDです。コメンタリー付きでも少し見たけど、監督もジェイクをベタ誉めです。「悲しげで、次には危なげになるあの表情。すごい才能だ。」ですって。

 コメンタリーも監督&脚本家のとJ.アニストンの2種類あり。聞き比べも楽しそうです。これでジェイクも参加してたらとんでもなくお宝なDVDだったのに。そちらはBBMの日本盤DVDに期待しましょう♪
 

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ラブ・アンド・ウォー

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 ヘミングウェイ原作の映画といえば第一次世界大戦が舞台の「武器よさらば」が有名だけど、これは同作品のヒロインのモデルになった看護婦とヘミングウェイとの秘められたラブ・ストーリー。

 18歳で参戦したヘミングウェイ(クリス・オドネル)は砲撃による重傷でミラノの赤十字病院に送られる。そして8歳年上の美しい看護婦アグネス(サンドラ・ブロック)と出会う。脚の怪我は深刻だったが「私が治してあげる。治ったらダンスを教えてあげるわ」、とアグネス。

 戦火のなか、二人の心は燃え上がる。彼が退院しはなればなれになると手紙で愛を確かめ合う。「愛するキッド」とアグネスはよびかける。

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD30425/?flash=1

 しかし明日をも知れない命。前線の病院に向かうアグネスを、ヘミングウェイは1軒しかないホテルに呼び出す。そこはいかがわしい宿だった。

「ごめん、こんな所だと知らなくて。」「いいのよ」とアグネスは応える。汚い部屋で愛を確かめ合い、「世界一美しいワルツ」を踊る。

 しかし「最愛のキッド」の帰国のとき、アグネスは彼の元を去る。医師ドメニコとのヴェネツィアでの平和な日々。ダンスのときドメニコが「世界一美しいワルツだ」と口にする。キッドを思い出すアグネス。

0114inloveandwar  ヘミングウェイとアグネスの仲がどのようなものであったのか、本当のところは分からない。私は彼の作品を読んだこともないのだし。ただ、彼が4度の結婚を経て最後は自殺したこと、「武器よさらば」ではアグネスがモデルだという看護婦をラストで死なせていること、を知って胸が詰まった。やはり、ヘミングウェイの運命の女性はアグネスだったのではないか。

 ヘミングウェイは1961年に自殺。アグネスは1984年にこの世を去り、日記と手紙は二人の共通の知人に託され、1冊の本にまとまった。それが、この映画の原作になっている。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/hsj2/hem.html

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あこがれ美しく燃え

あこがれ美しく燃え DVD あこがれ美しく燃え

販売元:紀伊國屋書店
発売日:2003/02/22
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 67年のスウェーデン映画の名作「みじかくも美しく燃え」とタイトル似てるなあ、と思ったら。同じボー・ヴィーデルベリ監督の作品だそうです。しかもこれが遺作! そして主人公スティグ(ユーハン・ヴィーデルベリ)は監督の実の息子、15歳の役なのに当時、もう20歳だったと。

 えええーっ、15歳に見えたけどなあ。ジャケ写のうるわしい横顔、ほんと美少年。でも20歳だったらあのけっこう本格的なベッドシーンも納得です? パパ監督、息子を想定して脚本を書いたんだそうで。なんか不思議な親子かも。

 少年が美しい女教師に淡い恋心を抱き…といった話かと思ったら、少年のほうが大胆、次第に先生は彼に振り回されていく。彼女は出張続きの夫とはセックスレスに近いような。夫の方も「補習」の名目で家にやってくる少年と仲良くするし。いっそのこと、少年と夫がどうにかなる、という筋ならもっと良かった?

 いやー、なかなか苦い映画でした。ぜんぜんさわやかでも甘酸っぱくもないラスト。年上、しかも教師でしょう。虚勢であっても潔く身を引いてほしいもんだ。「みじかくも美しく燃え」のイメージが壊されたようで、ちょっと哀しかった。

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD30093/?flash=1

http://www.sankei.co.jp/mov/review/97/0414allthingsfair.html

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ラジオタウンで恋をして

Radioto 「キアヌ・リーブスのへんてこロマンス」とパッケージに書いてあって「?」だった。
 キアヌが15歳年上の叔母さん(血のつながりはない)に恋する話、ドラマチックじゃないか、へんてことは、いったい?

 舞台は50年代なんだろうか、デトロイト。ラジオ局で働くマーティン(キアヌ)は、久々に町に戻ってきたジュリア叔母さん(バーバラ・ハーシー)に恋をする。
 B.ハーシーが羨ましい、キアヌに猛烈アタックされるなんて。まるで子供扱いされて気の毒なキアヌ。

 そんな彼に救いの手を差し伸べるのが脚本家のペドロ(ピ-ター・フォーク)。なんだか怪しい人物である。彼の書くラジオドラマは人気なのだが、挙式寸前の花嫁が「私、兄の子を妊娠してるの」なんて爆弾宣言を!

 ペドロのおかげでジュリアとの仲が進展するものの、ペドロが2人の会話をラジオドラマのネタにつかっていたことがバレてさあ大変。いろいろあってハッピーエンド、やれやれ。

「恋愛適齢期」もキアヌがかなり年上の女性(ダイアン・レイン)に恋する話だったが、こんな若いときから年上キラーだったのね。

 毎回トンデモないペドロのラジオドラマも、実は兄と妹には血縁がなかった、と分かりハッピーエンド。このドタバタぶりは三谷幸喜の「ラヂオの時間」を彷彿とさせる。舞台が熱海からニューヨークに変わってしまうんだっけ、ラジオドラマならではの荒業であった。映像がいらないもんね、ライター次第で話はどうにでもなる。

 ラジオドラマは生放送である。いろんな道具を使って効果音を作っていく様子も楽しく、またなんといっても古き良き時代ののんびりしたムードがなかなか。

 長いこと見るチャンスがなくて、やっと…だったこの作品、やっぱり見られてよかった。「スピード」「マトリックス」ですっかり大スターになったキアヌだが、90年頃には一途で可愛い青年役が似合ってたのね。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD9515/?flash=1

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恋愛適齢期

恋愛適齢期 DVD 恋愛適齢期

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2005/11/18
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 ガマンできずにキアヌ3連発! でもキアヌのカテゴリーをつくるのは、なんとなく気が乗らない。あまりにLove~なアクターが増えてしまって、私ってこんなにミーハーだったか、と呆然。まあ、それはともかく。

 えー、この映画はパリからの帰国便の中で見ました。ちょうど2年前かな。隣にはキアヌの大ファンの友人。「ERなキアヌよー♪」と2人で盛り上がったっけ。なんて白衣が似合うの、キアヌ。私も心臓発作を起こしてキアヌ先生とこに搬送されたい~。

 で、ジュリアン医師(キアヌ)ったら20歳も年上のエリカ(ダイアン・キ-トン)に一目ぼれ、まっすぐに愛を伝える。なんてうらやましい展開じゃー!

http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD4792/?flash=1

 しかしこの話、ジュリアンとダイアンがメインではない。63にもなって30年下の女性しか恋人にしないという男ハリー(ジャック・ニコルソン)が、エリカの娘のボーイフレンドとして現れるのだけど、なんとエリカはハリーと…。信じらんなーい! だったらキアヌは私がもらうわよ、てなもんです。

 年齢的には63と54、そりゃお似合いでしょうけど。若い男を追いかけるのは見苦しいけど、向こうからアタックしてきてるのよ、相手はキアヌよ! もうあまりのもったいなさに機内で頭に血を昇らせてました、私。

 つーわけで、理解不能な結末です。ジュリアンも潔く身を引く、まあ、キアヌだから引く手あまただろうけどさ。と、役柄と実生活を混同させちゃいましたが。熟年ふたりはおいといて、キアヌの白衣姿だけで◎な作品です。パリもちょっぴり登場。

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リード・マイ・リップス

リード・マイ・リップス DVD リード・マイ・リップス

販売元:メディアファクトリー
発売日:2004/04/23
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「個人教授」同様、フランス製の年の差カップルの映画だが、作られた年代も違うし、かなりサスペンス色が濃い。
 OLカルラ(エマニュエル・ドゥヴォス)は聴覚障害者。仕事はできるし補聴器を使って電話応対もする。障害に負けないよう懸命に生きているのだが、恋人もいず肩肘張って、と痛々しく映る。

 ある日、アシスタントをつけてもらえることになり、少し考えたカルラは若い男性を希望する。現れたのは前科者のポール(ヴァンサン・カッセル)、カルラより10歳くらい年下だろうか。
 ネクタイも持っていないポールを何くれとなく気遣うカルラ。今までランチも一人で食べていたが、ポールと一緒。周囲の目は「○スが若い男を連れて…」と冷ややか。
 
 カルラは読唇術ができた。遠くのテーブルでカルラをあざける言葉が発せられたのを、カルラは見逃さない。そこに目をつけたのがポールだ。彼はその能力を利用しようとしていた。 
 一人暮らしの女の孤独。突然現れたポールは、カルラの部屋で当然のように彼女を抱こうとする。「そのつもりだったんだろ?」
 そうじゃない女もいるんだけどねえ。と、いろいろあって、なんとか心が通い合うかに見られた二人に、事件が!

 主演のエマニュエル・ドゥヴォス、けして美人でないけど存在感のある女優さん。噂のヴァンサン・カッセルも初見だったが、ちょっといいかも。

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個人教授

個人教授 <ニュー・プリント・スクイーズ版> DVD 個人教授 <ニュー・プリント・スクイーズ版>

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2002/04/17
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 当時アラン・ドロンの妻だったナタリー・ドロンの大ヒット作品。共演のルノー・ヴェルレーもブレイク、私もファンでした。フランシス・レイの音楽も素晴らしく、サントラレコードも幾度となく聞いて盛り上がったものです。

 この映画を見た日かどうかは忘れたが、なぜか英語の先生と街でばったり。臨時の先生でしたがウチの中学にしては、珍しく若くてかっこいい先生で憧れてました。いつものジャージ姿(本来は体育が担当のせいか)とはぜんぜん違うポロシャツ姿だったかと。先生と喫茶店でお茶。あの頃の喫茶店て、どうしてあんなに暗かったのか。もちろんただお話しただけだったけど、すごーく大人になった気分で、この映画のこと書いてたら、ずいぶん久々に思い出しました。

 大人になって、職場でこの映画の話が出て、「私、中学の時に見ました」と言ったら上司は「ませてたんだな、ハハハ」。そうですよねー、確かに。大人っぽい映画ばっかり見てたような気がする。背伸びしたかったんだろうな。ちょうどまた、映画といえばフランス映画の頃、いい時代に青春を過ごしたのかな?

 ナタリー・ドロンは25歳という設定だったけど、とても成熟していて、ヴェルレーも18歳、高校生って感じじゃなかった。私が子供だったこともあるけど、フランスの男女はやはり大人になるのが早いんじゃないかな。

 ラスト、彼女の幸せを思って身をひくオリヴィエ(ヴェルレー)。「グッド・ガール」のホールデン(22歳)に比べたらなんて大人なんでしょう、このへんも大人の国おフランスらしい?

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ぼくの美しい人だから

ぼくの美しい人だから DVD ぼくの美しい人だから

販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2005/11/25
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 また消えちゃったよお、ほとんど完成してたのに。やっぱりメモ帳に書いてからコピペすればよかった。(涙)

 気を取り直して、と。えー、このDVDは去年の春にゲットしてたんですが、いま980円の廉価盤が出回ってるんですね。もっと安くなるまで待ってればよかった。

 それはさておき、この年の差カップルは凄いです。16歳の年齢差。スーザン・サランドンは実生活でも夫君ティム・ロビンズと一回り違いますが、いいなあ。いえ、実は私、年下くんが大好きなので。

 そしてこの映画、主人公マックスを演じるジェームズ・スペイダー、いいですね。前からスチール写真を見て好みだったけど、映像を見たらほんとに好みで困ってしまった。色んな作品に出てるのに、いままで出会えなかったのが残念。でもこの1本だけでいいくらい、気に入ってしまいました。なんてったって設定がツボ。

 5つくらいならともかく、10歳以上の年齢差があると、女がイニシアチブをとりがちですよね。それはマザコンというのではなく、若い男性が愛と尊敬をもって大人の女性をエスコートしていく。女も人生の先輩として広い心で彼を見守っていく。といった感じかな。

 だから同じ年下くんでも「グッド・ガール」みたいのはペケです。私が好きになる年下くんは、この子、年下なのに、こんなにしっかりしてて男らしい、素敵! なのであって、単なる依存心の強いガキに用はねーよ、ってことです。

 舞台はニューオーリンズ。年齢だけでなく住む世界が違いすぎるマックスとノーラ。でもマックスは愛妻を事故で、ノーラも息子を病気で失くしている。その喪失感が、最初は二人を結び付けたような。うまくいきっこない、と思いつつ、半同棲が始まる。

 マックスは富裕層のユダヤ系、なにかというと一族郎党集まってパーティ。早く再婚相手を探せと周囲はうるさい、実際につりあいそうな女性を紹介したりする。ノーラはバーガーショップで働く、家庭事情も複雑そうだ。なかなか家族に紹介してくれないマックスを、ノーラは「私が恥ずかしいんでしょ!」となじる。

 やっとマックスの一族に紹介されたノーラだが、やはり冷たい視線を浴びる。愛しあっているのに、これではハッピーエンドは無理かなあ。ノーラは姿を消してしまう。

 と、大逆転が待ってるんですね。以下、ネタばれなのでご注意。

 大逆転とは。ノーラではなく、マックスの方が相手に合わせるのだ! 

 つまりニューオーリンズを脱出し、ノーラのいるNYに向かう。家も職も捨て、ノーラとの再出発を宣言する、素晴らしい! 最後はべたべたの甘々、まいったまいった。

 虚飾に満ちた生活と決別し、新たな人生を選び取り、大切な人を手に入れたマックス。ノーラももうシニカルなことは言わない。ほんとにすがすがしいラストだった。もっとどろどろした話かと気が進まず見ずにいたなんて、もったいないことしちゃった。

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イグジステンズ

イグジステンズ DVD イグジステンズ

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2003/11/19
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  これもジュード主演作。公開は2000年だったと思うが、忙しくて見逃し。DVDを買ったのは「真夜中のサバナ」の次だった。

 何しろクローネンバーグ監督の作品だ、ぐちゃぐちゃしている。体に穴を開け、腸のような管でつないだゲーム機(何か内臓みたい)でヴァーチャル・ゲームをする話、ゾゾゾ。ジュードの役どころは、天才ゲーム・デザイナーのゲラー(ジェニファー・ジェイソン・リー)を守る警備員パイクル。でもどこか大人しげで優しい口調のジュードは可憐な少女の雰囲気? 年上で我の強そうなゲラーが終始、彼をリードしていたような。

 映像は、かなりグロい。下記のレビューにあるように「映画史上、最も気持ち悪い映画の1本」といえるかもしれない。それでも美しいジュード、J.J.リーともお似合いだった。

 どこからどこまでがゲーム、あるいは現実なのか。最後にはまったく分からなくなってしまって呆然とする。あんなにぐちゃぐちゃした映像でなければ何度も見たいのだが。

 お魚屋さんジュード(笑)は必見です。

http://www.kabasawa.jp/eiga/other_films/pics/existenz/existenz.html

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