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2011年1月

テレプシコーラ(舞姫) 第2部(5)

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著者:山岸 凉子
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気づけば1月も今日でおしまい! どうしてこんなに書けなかったのでしょう、ネタはけっこう出来てきたのですが。先日、DVDを4枚もレンタルしたので、おいおい感想を書いていきたいと思います。

本日は、まずは、あっと驚くスピードで発刊されましたテレプシコーラ(舞姫) 第2部の第五巻、というより、完結編、ですね。通常、7、8ヶ月で次の巻が出るので、次回は早くて2月だろうと油断していたら、年末に出ていました。もう続きがないのだから早めに出してしまえって感じでしょうか? かなり驚きです。内容はほとんど前に読んでしまったので分かっていたのですが、おまけの六花の留学レポートには仰天です。なんと、あの人が目の前にって、これはどう解釈したらいいのか。

勝手に第3部もあるだろうと思っているのですが、どうやら、そうでもなさそうで、思わせぶりにちりばめられた謎の数々は? すっかりはぐらかされた感じです。第1部は日本バレエ界の諸問題をてんこ盛りにしたような内容で過激な箇所も多かったです。連載されたのがコミック雑誌ではない「ダヴィンチ」だったから許されたのだろう、という声を聞きました。

完結に10年。第1部は終了後、1年ほどブランクがあったように記憶しています。この第2部も3年かかっています。しかし、時間の流れが、前者は2年ほどの月日の六花の成長を描いたのに対し、後者は、六花がローザンヌ・バレエコンクールへの出発するシーンから結果発表までで5巻を費やしています。回想シーンなどもありますが、コンクールの数日(?)を3年かけて描いたわけで、まあ、いろいろ考えさせられましたし私は好きですが。第1部とのバランスを考えると、ちょっと疑問もありますね。「え、もう終わり?」というか、肩透かしをくらったような印象。十分楽しく読めたので、その点は不満はないのですけれど。

股関節の問題で180度開脚できない六花は、「バレエを習う=プロを目指す」諸外国ではまずバレエを習うことさえ出来なかったでしょう。ロシアのバレエ関係者が「わが国ではバレエは踊るべき人が踊るのだけど、日本では踊りたい人が踊る」と発言した由。祖母の代まで体格など調べてバレエ学校に入れるか否かが決まるらしいのです。が、踊りたい人が踊れることも大事では? ハンデのある六花に振り付けの才能を与えた作者、山岸さんは、さすがにいい所に目をつけたものだと感心しています。六花の今後の成長を見届けられないのは残念ですが、やはりすばらしい作品であることに変わりはありません。

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皆様、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

本年も、あまり更新できないかもしれませんが、時々は覗いてやってくださいね、よろしくお願いします。

さて、本年最初の記事が、不朽の名作「サウンド・オブ・ミュージック」なんて? 実は私、今まで見たことがなかったんですよね。チャンスは腐るほどあったのにー。あまりにも、あまりにも有名な、ミュージカル映画の金字塔! 大健全映画! といったイメージだけで、なんかもう見てしまったような気になって?

が、昨夜。せっかくの放映とのことで、ちょっと見てみました。と、どうでしょう、この歌もあの歌も知っている! 「ドレミの歌」はもちろんですが、JR東海の「そうだ、京都行こう」のBGMまでが、この映画のナンバーでした。他に「エーデルワイス」「すべての山に登れ」などなどなど、ああ、こんなシーンで歌われていたんだ、と、青いアルプスや荘厳な建物の数々に胸を打たれながら見入っていました。結婚式でのジュリー・アンドリュースの息を呑むほどの美しさ! クリストファー・プラマーも、こんな美形だったんだー、とか発見もいっぱい。

ナチスの台頭で暗雲がたちこめていく後半、はけっこうスリリングで意外でした。ラストは当然のようにハッピーエンドですが、「すべての山に登れ」を歌いながら国境を越えてスイスに向かうシーンが、実はありえないこと、と知って驚きました。解説の池上彰さんによれば、オーストリアから直接スイスに行くことは不可能なのでした。というか地図を見れば一目瞭然だったのですが。国境を接しているのはドイツなんですねー、とんでもないですねー。実際には一家はイタリアまで列車で行き、イギリス経由でアメリカに渡ったそうなのです。いやー、知らなかった! 

なんともいえない思いで画面をみつめていました。私が見ないできたこの映画は、こんなにも豊かな歌をちりばめていたんだなあ、と。「ドレミの歌」は小学校のバス遠足だか、とにかくバスの中で歌ったことを思い出しました。肥満児で、毎日くらーい生活を送っていたはずなんですが、ただ懐かしさだけがこみあげます。新年早々、いいものを見せていただきました。

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