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フォー・ウェディング

フォー・ウェディング DVD フォー・ウェディング

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2006/10/27
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 94年作品ですか、けっこう前だったんですね。ヒュー・グラントはどちらかというと苦手だった(過去形)のですが、「アメリカン・ドリームズ」でかなり好きになりました。その前に偶然BSで見た自身を語るグラントの映像でも見直していたのです、とても変わったユーモアの持ち主(イギリス人らしいと言っていいのか)ですね。

 その番組でも紹介された「フォー・ウェディング」で彼が演じたのは性格に問題ありの独身貴族チャールズ。でも、そのシーンではチャールズが素直な気持を語っていて、やっと見る気になったんです。

【日記を読み返し、11年の間に65回の結婚式に出席していたことに気づいたR・カーティスが、これまでムダにした土曜日への腹いせに一気に書き上げた脚本】がとても良かったです。タイトル通り4つの結婚式がメイン、それぞれに味わいがあって、映画の結婚式シーンは楽しみのひとつですが、4つもあって堪能しました。

 チャールズだけでなく友人たちそれぞれも問題ありそうだけど次々、結婚が決まっていく。焦るけど彼の意中の人は…、なかなか複雑です。私はチャールズの恋の行方より耳の聞こえない弟の方が気になりました。彼を思う女性もちゃんといて、手話を習って彼に話しかけるんです。

 多くのレビューで語られてますが、原題は「FOUR WEDDINGS AND A FUNERAL」です。公開時、おすぎさんがラジオで「お葬式もあるの、これを忘れないで」と言ったのを覚えています。その意味がやっとわかりました。このシーンだけでも見る価値があると思います。

*以下、ネタバレです。

 お葬式シーンを具体的に語ってますので予備知識なしに見たい方はお避けください。私も知らないで見たからあんなにガーンときたのかも。

 亡くなったのは陽気な年長のガレス、とても目だってましたが、ゲイだとは気づきませんでした。「親友」として弔辞を述べたのはマシュー(ジョン・ハナー)。「彼は結婚式より葬式が好きでした。自分も主役になる可能性があるからと」。この時点ではまだ2人の関係がわかりませんでした。

 私の気持ちはとても言葉にはできません、とマシューはオーデンの詩を朗読。どんなに強い絆で結ばれていたかが窺えます。ああ、そうだったのか、と胸が締め付けられました。 allcinemasのレビューにアサムタさんがこの詩の要約を載せて下さってます。「世界中にこの嘆きを伝えて。彼は私の全てだった。この愛は永遠だと思っていた。彼のいない世界など何の意味も無い。」

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