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ドゥ・ザ・ライト・シング

B0009ep0am09  誰だか忘れたがアカデミー賞の授賞式で「ここ(作品賞候補?)にはあるべき作品が欠けています。それは『ドゥ・ザ・ライト・シング』です」と発言して喝采を浴びたと、どこかで読んだ。以来、ずっと気にしつつも今まで見ないできた。昨日やっと去年買ったDVDを見て、自分のアホさ加減に愛想が尽きました。89年にこんな傑作が! これを見ずに今まで過ごしてきたなんて~。

 人種の対立なら、まずこれを見るべきだろう。スパイク・リーってどんな人かと思ったら主要なキャラ・ムーキー役で出演してるし。いま下記のレビューで知り、えええっとのけぞる。kyotopopさん「FIGHT THE POWER」(忘れられない歌になりそう)に同感です。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009EP0AM/nifty0b5-nif1-22/ref%3Dnosim/503-2004234-7919944

 ほんとにラストのキング牧師とマルコムXとの「暴力」の捉え方の差には考えさせられた。「マルコムX」もなんとなく敬遠してきたけど見なくては!

 LOVEとHATE。相反するかに聞こえる言葉。でも本当は愛と憎しみは表裏一体、というより憎しみは愛の変形だ。

 黒人街にあるピザ屋。イタリア系のオヤジさんが25年も切り盛りし、愛されてきた店だった。が、ある暑い夏の日に取り返しのつかない事件が起こる。

 黒人はイタリア系を非難し、アイルランド、プエルトリコ、韓国、ユダヤと非難の連鎖が。

「隣人と仲良くできないのか」というDJ(なんとサミュエル.L.ジャクソン)の嘆きはシンプルなだけに胸に響く。

 これが今年のアカデミー作品賞受賞作ならば、私は全く異存ありません。

 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=15702#AwardLabel

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コメント

真紅さん、こんにちは。
こちらにもコメントありがとうございます。

>スパイク・リーは、NYUでアン・リーとクラスメイトだったそうです。

それは存じませんでした、では旧知の仲なんですね。優秀な同期!

>監督賞は獲ったんだし

そうは思うのですが、リー監督は、作品賞を獲ることでスタッフ全員の労いになると思っていたようで。監督の気持ちを思いやると、やはり作品賞も~。

89年は「ドゥ・ザ・ライト・シング」が作品賞候補に入らなかったこと、05年はBBMに作品賞が渡らなかったこと。共にアカデミー賞の限界を示す事実のような。

スパイク・リーも監督賞をとってほしいですね、本当に。

投稿: びあんこ | 2006年7月21日 (金) 18時19分

びあんこさん、こんにちは。
雑誌に載った話ですのでご存知かもしれませんが、スパイク・リーは、NYUでアン・リーとクラスメイトだったそうです。
BBMがオスカーを逃したことについては「作品賞は獲れなくてかわいそうだったと思ったけど、監督賞は獲ったんだし(いいじゃん)」という感じでした。
ちなみにスパイク・リーは『ミュンヘン』に投票したそうです。
同窓で、同じマイノリティの立場でアメリカで映画を撮っているこの二人。スパイク・リーにも、いつかオスカーを・・・と願います。
ではでは、またお邪魔しに来ますね。

投稿: 真紅 | 2006年7月21日 (金) 00時08分

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ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン ドゥ・ザ・ライト・シング ★★★☆☆ DO THE RIGHT THING(120分) 監督: スパイク・リー 製作: スパイク・リー 脚本: スパイク・リー 撮影: アーネスト・ディッカーソン 編集: バリー・アレクサンダー・ブラ... [続きを読む]

受信: 2006年4月19日 (水) 10時30分

» ドゥ・ザ・ライト・シング [Old Cinema Paradise...]
今回紹介する作品は、Public Enemyの「Fight The Power」 でも有名なスパイク・リー監督の Do The Right Thing                                                      【解説】  舞台は、ブルックリンの黒人街... [続きを読む]

受信: 2006年4月22日 (土) 21時42分

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