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ヒストリー・オブ・バイオレンス

ヒストリー・オブ・バイオレンス Music ヒストリー・オブ・バイオレンス

アーティスト:ハワード・ショア
販売元:フレイヴァー・オブ・サウンド
発売日:2006/02/15
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 クローネンバーグったら、ペキンパー監督の霊が乗り移っちゃったの? と瞠目の傑作です。かなりバイオレンス色強いですが家族映画としても秀逸。見に行って本当に良かったです、いい映画を見た幸福感に浸っています。

 おなじみハワード・ショアの抑制された音楽もナイス。とにかく最初から最後までずっと緊張して見てしまった。「クラッシュ」が作品賞とったために私が行った映画館では昼間は「クラッシュ」、夜の2回だけこの映画、と変則メニュー。1日に2本見るなんて久しぶり~。

 11日から公開、ということでまだ数日。「BBM」に続いてこんなに早く新作を見るなんて。たぶん私にとっては2度とない年でしょう。しかもこれまたアカデミー賞候補、になったのは助演男優賞のウィリアム・ハート(怖かったー)と脚色賞だけ!?

 あのー、作品賞候補になってもおかしくないと思うんですけど。やっぱり細部にこだわるクローネンバーグの性(さが)が仇になりましたかね。死体のグチャ、に問題ありかも。あ、でも顔だけだし大丈夫♪(そうか?)

 ヴィゴ・モーテンセンって初めて見たけどいいですね。奥さん役のマリア・ベロも。でもってエド・ハリスがまた凄みのある役で~、今日「クラッシュ」のとき予告見て背筋がゾクゾクしちゃいました。ヴィゴのへたれ息子ジャック役のアシュトン・ホームズ(本作品が映画デビュー)もなかなかです。ジャックにも結構スポットが当たるせいか、そばの高校生3人組も引き込まれて見ていたような。

 小さな町でダイナーをやってるトム(ヴィゴ・モーテンセン)。妻エディ(マリア・ベロ)、高校生のジャック、そしてまだ6、7才くらいの愛らしい娘サラとの平和な家庭を営む。が、ある事件でトムがヒーローになってしまった事で過去が暴かれ…。

 夫が別人としての過去を持つ。それを知ったとき許せるのか? 息子の反応は? もう一人の自分に戻ったときのトムは全くの別人になり、それをヴィゴが鮮烈に演じてます。

 ラストはとても静かで、なかなか沁みます。「BBM」ほどじゃないけど、自分で考えろ、といわれているようです。あの一家、どうなっちゃうのかなあ…。

 詳細は下記HPより。ストーリーとかけっこう詳しく出てますね。熱烈オススメです、皆様ぜひとも劇場でご覧ください。

http://www.hov.jp/

↓アメリカTV/映画ノーツさんのレビュー。読み応え十分です。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/2064/films/05/historyofviolence.htm

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コメント

ヨンリーさん、こんにちは。
お久しぶりです、コメントありがとうございます。

TB出来なかったんですね、複数の方から嘆きの声が。本当にどうしてなんでしょう?

「ヒストリー…」を見てからもう3ヶ月になりますが、あの冒頭の緊張感は本当に忘れられません。フツーに凄みのあったエド・ハリスもなんですが、なにか笑えるのにエドよりもっと怖かったW.ハート!

投稿: びあんこ | 2006年6月26日 (月) 18時13分

びあんこさんこんにちはーご無沙汰してます。
やっとTB出来る記事が出来たよ!と喜んでたら、TBが入りませんでした…。(涙)
うちのブログなんでかTB出来ないとこが多くていつもガックリなんですが、びあんこさんとこまで出来ないとは…あああ…。(泣)

オープニングとエド・ハリスが良かったですね。^^

投稿: ヨンリー | 2006年6月25日 (日) 19時32分

東本さん
こちらこそコメント&TBありがとうございます。まだ公開されてない地方もあり、これから評判を呼ぶ映画だと思います。
ヴィゴの顔に肉片が…、そう、鮮烈でした。

>ペキンパーの暴力描写はわりとエモーショナルだと思うんですが、

最後に見た「ガルシアの首」からかなり年月がたっており、実はあまり覚えてないんですが、バイオレンス映画でここまで感銘を受けたのはあれ以来のことで、思わずペキンパーの名を出してしまいました。
クローネンバーグの次回作が早くも楽しみです。

投稿: びあんこ | 2006年3月26日 (日) 10時19分

TB+コメント、
どうもありがとうございました。

クローネンバーグ新時代の幕開けを思わせる傑作でしたね。
息子がエド・ハリスを撃ったときに、
モーテンセンのシャツに肉片が飛び散るとこが鮮烈でした。
さすがクローネンバーグ!
ペキンパーの暴力描写はわりとエモーショナルだと思うんですが、
これはその微塵もなかったですもんね。
そういう時代なのかもしれません・・・。
ホント、あの一家はその後どうなったんでしょう・・・。

投稿: 栗本 東樹 | 2006年3月26日 (日) 08時25分

チュチュ姫さん

>怖いんだけど、なんかボケ

確かに、あのウィリアム・ハートは、「おもしろ怖い」って感じですかね。貴重な役者さんだなあ。

投稿: びあんこ | 2006年3月23日 (木) 18時15分

TBサンクスです。
私はウィリアム・ハートは笑いましたよ。あの人、怖いんだけど、なんかボケなところが。

投稿: チュチュ姫 | 2006年3月22日 (水) 21時59分

bettyさん
私には珍しく、こんなに早く見られました。近所で上映してくれてラッキー。札幌は4月ですか? 

クローネンバーグは毒ではなくグロが薄まったのかも? この作品はわりあい誰にでも勧められそうです。但し顔グチャ、が少々。
レビューの方もほめてましたが、最初から最後までテンションの途切れない「只者ものでない」映画です。早くそちらでも公開されるといいですね。

投稿: びあんこ | 2006年3月16日 (木) 19時16分

おおお~「ヒストリーオブバイオレンス」もうご覧になったのですね~
一年以上もまちわびてる映画です~。早く観たいなあ。
そうとうに好き嫌いのわかれるクローネンバーグ監督、へんな映画が好きな私は大好きで一本残らず観てるのですが、いつも(必ずといっていいほど)とくに映画ファンでない人には人にはすすめられません。
これはすすめられるのですね。うーむ、毒が薄まった?!とにかく楽しみな映画です。

投稿: betty | 2006年3月16日 (木) 17時23分

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