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ボーイ・ミーツ・ラブ

ボーイ・ミーツ・ラブ DVD ボーイ・ミーツ・ラブ

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2005/07/06
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 主人公はケニア生まれトロント育ちのインド人青年、アリム。ロンドンでカメラマンとして働き、恋人ジャイルと同棲中。記念日にはジャイルの妹がパーティを企画し、ジャイルのモト彼や両親まで参加。「記念日って二人が出会った日、それとも暮らし始めた日?」なーんて質問する。なんつう親だ、理解があるにも程がある、「BBM」の閉塞した世界とは天と地の差。

 こんなススンだ冒頭シーンで一気に解放された私。あまりに「BBM」に入れ込みすぎてたなあ。やっぱりたまにはコメディも見なくちゃね。もうロンドン最高! というわけで画面に目が釘付け。

 しかし良いことばかりは続かない。アリムのママがトロントから訪ねてくるのだ。早くに夫を亡くしたママは、早く孫をつくれーとプレッシャーをかける。ジャイルは単なるルームメイトとして扱われ面白くない。ちゃんと説明して理解を求めるべきだと主張する。しかし「ママは遠い国の人だし…」、そんなの無理だとアリム。

 と、ジャイルの反応がまた素晴らしいんですね。「ママは無知だって言いたいの? 失礼じゃないか」って。話せばわかるはずって言いたいのね。なんて素晴らしい恋人なんでしょう。おおらかで暖かくて、ほんと最高! ママと仲良くなりたい、なんてロンドン案内してあげたり。絶対にこんな彼を逃がしちゃダメだよアリム!

 孤独な子供時代を過ごしたアリムは、ケーリー・グラントの幻を唯一の友としてきた。ある意味、アリムの父親代わりでもある。演じるのはカイル・マクマラン。なつかしの映画のパロディも満載。原題の[Touch of Pink]はグラントの映画[Touch of Mink]のもじりだそう。

 そしてグラントといえば「五線譜のラブレター」(LGBT関連映画か行)の記事に書いたけど。実はクローゼットであり、やはりゲイだったコール・ポーターの伝記映画「昼も夜も」にポーター役で主演したのだそうだ。

 いったいラストはどうなってしまうのか、とハラハラしてたら、これまた大どんでん返しが。すんばらしいー! ある意味「ぼくの美しい人だから」と共通していて爽快だ。

 で、この映画って日本未公開なのね、ガーン! こんな傑作ゲイ・コメディが、といささかショックだけどDVDがリリースされてて良かった。激・オススメです。ぜひレンタルで探して見てください。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=322380

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