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スターリングラード

スターリングラード<DTS EDITION> DVD スターリングラード<DTS EDITION>

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2004/01/21
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 ウラル出身の素朴な羊飼いヴァシリ・ザイツェフ(ジュード・ロウ)が英雄に祭り上げられ苦悩する話です。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=163178

 ヴァシリの羊飼い時代のエピソードはまったく出てこないので、いまいち現実感がないのですが、5歳のときから祖父に仕込まれたライフルの腕は抜群。ナチスドイツに蹂躙されるスターリングラードで、ヴァシリは狙撃兵のヒーローとして大活躍。士気も高揚。その仕掛け人は政治仕官ダニロフ(ジョセフ・ファインズ)。友情で結ばれたかに思えた二人だが、ターニャ(レイチェル・ワイズ)の登場で関係に亀裂が。そしてヴァシリを狙うナチの辣腕スナイパー、ケーニッヒ少佐(エド・ハリス)と、戦闘よりこっちの方が気にかかる。

 日本公開は01年4月。もう5年もたつんだ、早いなー。それまで3年ほど、ひっそりとジュードのファンをやってましたが、この映画で一気に火がついた。あの綺麗な目。レイチェルも「あんな目の美しい人はいない」ってどこかで言ってたとか。スターリングラードに向かう列車の中で登場するシーンは、いきなりアップ。その後も何せスナイパーだから顔と目のアップがいっぱいあって、DVDになってもけっこう満足できます。

 この映画でジュードにやられた女性は多数。演技力にも改めて感服です。そしてジュードは、ヴァシリはヒーローだと思っていない。「ヴァシリはたくさんの人を殺して生き延びた。けしてまともな人間ではない」といったようなシニカルなことを語ってました。

 レイチェルもこの作品で大好きになったし、エド・ハリスもね。ヴァシリを慕う少年サーシャも可愛かったし、その母親(エヴァ・マッテス)も名演技でした。彼女はターニャ(レイチェル)を実の娘のように面倒をみていたけど、重症を負ったターニャを護送船に乗せようと必死で訴えます。「無駄だよ」と言われても「娘なの、私の娘なの!」あー、思い出しただけで涙が出る。ドイツの名舞台女優なんですって。レイチェルも尊敬してるそうです。

 あまりにも思い出が多すぎてうまく語れない映画ですが。当時、あれこれファンサイトに書いたけど、こうして自分のブログ等で語るのははじめてなんだなー、はあ。

↓わかりやすく詳しい解説です。私の疑問は、ここですべて晴れました。ケーニッヒ少佐の最後の不可解な行動、なるほどーです。アノー監督、かなり控えめな表現なので、そうなのかな? と思っても確信が持てず。私がまた、劇場で14回も見たくせに、いっつもジュードしか見てないもんだから。

http://www.kabasawa.jp/eiga/other_films/pics/stalingrad/stalingrad.htm

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 そう、「スターリングラード」は14回も見たお気に入りの映画。苦手な戦争ものなのに、ジュード見たさに通いました。そして上記の本を持参し、休憩時には台詞のチェックなど。当時は入れ替えのない映画館もまだあったので、1日2回3回と見ることもありまして。

 しかし、「完全字幕シリーズ」つう謳い文句はどうかな? この脚本の3分の1はカットされてますよ。字幕ったって実際の映画の字幕とはだいぶ違うし。「BBM]みたく、英語であっても映画通りの脚本が出てればねえー、とつい思ってしまいます。

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