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マイ・ビューティフル・ランドレット

マイ・ビューティフル・ランドレット スペシャル・エディション DVD マイ・ビューティフル・ランドレット スペシャル・エディション

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2005/03/11
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 さっき「ラスト・オブ・モヒカン」でダニエル・デイ・ルイスの映画は、それまでちゃんと見たことが、と書いたが、実はかなり前に見ていたのだ。「マイ・ビューティフル・ランドレット」を公開時にちゃんと見てました@シネマスクエアとうきゅう。87年日本公開だっていうからだいぶ前だ。当時、代々木に住んでいた私、歌舞伎町なら歩いて見に行ったかも。

 昨年、やっとDVD化されたとき、なつかしい、とレンタルで再見したが、実は私、レンタル落ちのビデオを持ってました。

 85年制作かー、監督は「プリック・アップ」のスティーブン・フリアーズ、こっちの方が先に作られた。テレビ用の作品だったが、好評につき公開されたとか聞いた気がするが? 今見てもなかなかの力作だと思う。

 当時はもちろん、ゲイのカップルの映画だっていうのでいそいそと見に行ったのだ。それもロンドンっ子とパキスタンの移民青年の愛。ダニエルにとっても初主演映画かな。やせた兄ちゃんだなーというくらいで、あまり強い印象は残っていないが。

http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=40588

 イギリスの移民差別を、この映画で思い知った。パキスタン系は「パキ」と呼ばれて蔑視される、胸が痛かった。再会した幼馴染のジョニー(ダニエル)とパキスタン系のオマール(ゴードン・ウォーネック)。ジョニーには悪い仲間がいて、彼らは移民とみるや難癖をつけてリンチにも及ぶ。ジョニーとオマールは、まるでロミオとジュリエット?

 02年にロンドンに行ったとき、入国審査で私はあっさり通してもらえたが、隣のカウンターにいたインドだかパキスタン系の家族は、しつこく尋問されていた。「甥の家に滞在する」とか言っているのに、だ。それでまた、この映画のことを思い出した。

 そういえばジュード・ロウはこれを見て演技者になりたい、と思ったらしい。けっこうラブシーンもしっかりあるのだが、ジュード、これを見て何を思ったのか。ダニエルの演技に惹かれたのかな。舞台はジュードの地元、南ロンドンだし。あまり環境が良い地区ではないそうだが、ジュードの出身地だと思うと親しみが湧く。

 この映画に限らないが、イギリスのゲイものって、ちゃんとベッドシーンなど描くからたいしたものだ。ネクタイをしたままのオマールのシャツの胸をはだけさせ、胸をまさぐるダニエル、良かったわ♪ 他にもっと濃厚なシーンも。アメリカはやっと「ブロークバック・マウンテン」で追いついた?

 愛の前には人種も性別も関係ないんだな、と書いてしまえばそれまでだが、失業にあえぐ街でコイン・ランドリーで地道に商売し自立していこうとするオマールと、ジョニーとがうまくいきますように、と祈りたい気持ちになった。

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  マイ・ビューティフル・ランドレット あらすじ  80年代のロンドン、パキスタンからの移民二世であるオマールは、実業家として成功している叔父から、採算の取れないクリーニング店を任せられる。  彼は、幼馴染である白人のジョニーを、仕事のパートナーとして雇い、恋愛関係になる。  失業者にあぶれた街は、しかし..... [続きを読む]

受信: 2006年12月 3日 (日) 02時15分

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