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リプリー

リプリー DVD リプリー

販売元:松竹
発売日:2000/12/21
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 2000年夏、3番目に見たジュードの映画。本当はその前に「真夜中のサバナ」「イグジステンズ」も公開されていたが、いろいろあって行けなかった。
 久々にスクリーンで会ったジュード、そりゃもう美して感激。

 この作品でジュードはアカデミー助演男優賞にノミネート。プライドが高くキレやすい富豪の坊ちゃまをゴージャスに演じていた。髪だって金髪だ。
彼の恋人マージ(グィネス・パルトロウ)の言葉が印象的だった。
「ディッキーは太陽のような人なんだけど、飽きると冷たく曇ってしまう」
トムも友人として飽きられたのだ。私はすっかりトムの気持ちになってしまい、ディッキーがトムに冷たくするたびに辛くてたまらなかった。

 オペラは映画にもしばしば登場するが、いちばん印象的なのは、この「リプリー」での「エフゲニー・オネーギン」の決闘シーンだ。
友人で富豪の息子ディッキー(ジュード・ロウ)への思いを拒否され、彼を殺してしまったトム・リプリー(マット・デイモン)。ディッキーになりすましてオペラに行く。
 そして決闘シーンに涙するのだ。親友レンスキーの死体を抱きしめるオネーギン。雪が舞う舞台に血を表す赤い布が広がっていく。滂沱の涙を流すトムに「だったら殺すな!」と憤慨した。

 ディッキー役にジュードを得て、この映画は輝きを放った。そのせいかディッキーの死後は、それこそ太陽が沈んだように輝きが失せてしまった。
A.ミンゲラ監督はジュードの大ファン、「誰だってジュードになりたいよ」と言うほどだ。監督のジュードへの思い入れも映画の輝きに関係している?

「リプリー」には色んな思い出がある。全編に流れるジャズ。マットが歌い、ジュードがサックスを吹いた「マイ・ファニー・バレンタイン」。帰宅後、ジャズのCDを聞き、イタリアワインを浴びるように飲んで余韻をかみしめた。。
 その秋、ヴェネツィアとトリエステを旅したが、ヴェネツィアは、ジュードのロケ地を訪ねるつもりでいた。いざ見てみたら、ジュードはヴェネツィアに行く前に殺されている。行ったのはマットだけじゃん。(涙)

 本当にジュードがロケしたローマのナヴォーナ広場には、翌2001年にやっと行けた。ジュードが座ったらしいカフェも特定できて感激だった。

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コメント

ご無沙汰いたしております。Mizumizuです。遅ればせながら(?)拙ブログにもジュードねたをのせました。
トラバも送ってみますが、失敗したら、ごめんなさい。
びあんこさんは、舞台を見にロンドンまで行かれたのですね! さすがにお目が高い。おまけに『哀愁』橋までわたったとは! 素敵すぎます。
『哀愁』、ビビアン・リーがいかに凄い女優だったかわかりますね。亡父が大好きだった映画で、私にとっても印象深い映画です。

投稿: Mizumizu | 2009年3月18日 (水) 13時08分

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