リプリー
|
リプリー 販売元:松竹 |
2000年夏、3番目に見たジュードの映画。本当はその前に「真夜中のサバナ」「イグジステンズ」も公開されていたが、いろいろあって行けなかった。
久々にスクリーンで会ったジュード、そりゃもう美して感激。
この作品でジュードはアカデミー助演男優賞にノミネート。プライドが高くキレやすい富豪の坊ちゃまをゴージャスに演じていた。髪だって金髪だ。
彼の恋人マージ(グィネス・パルトロウ)の言葉が印象的だった。
「ディッキーは太陽のような人なんだけど、飽きると冷たく曇ってしまう」
トムも友人として飽きられたのだ。私はすっかりトムの気持ちになってしまい、ディッキーがトムに冷たくするたびに辛くてたまらなかった。
オペラは映画にもしばしば登場するが、いちばん印象的なのは、この「リプリー」での「エフゲニー・オネーギン」の決闘シーンだ。
友人で富豪の息子ディッキー(ジュード・ロウ)への思いを拒否され、彼を殺してしまったトム・リプリー(マット・デイモン)。ディッキーになりすましてオペラに行く。
そして決闘シーンに涙するのだ。親友レンスキーの死体を抱きしめるオネーギン。雪が舞う舞台に血を表す赤い布が広がっていく。滂沱の涙を流すトムに「だったら殺すな!」と憤慨した。
ディッキー役にジュードを得て、この映画は輝きを放った。そのせいかディッキーの死後は、それこそ太陽が沈んだように輝きが失せてしまった。
A.ミンゲラ監督はジュードの大ファン、「誰だってジュードになりたいよ」と言うほどだ。監督のジュードへの思い入れも映画の輝きに関係している?
「リプリー」には色んな思い出がある。全編に流れるジャズ。マットが歌い、ジュードがサックスを吹いた「マイ・ファニー・バレンタイン」。帰宅後、ジャズのCDを聞き、イタリアワインを浴びるように飲んで余韻をかみしめた。。
その秋、ヴェネツィアとトリエステを旅したが、ヴェネツィアは、ジュードのロケ地を訪ねるつもりでいた。いざ見てみたら、ジュードはヴェネツィアに行く前に殺されている。行ったのはマットだけじゃん。(涙)
本当にジュードがロケしたローマのナヴォーナ広場には、翌2001年にやっと行けた。ジュードが座ったらしいカフェも特定できて感激だった。
| 固定リンク
「△LGBT映画ら行」カテゴリの記事
- ロングタイム・コンパニオン(2007.07.24)
- リトル・ダンサー(2006.01.16)
- ラブ&デス(2006.01.17)
- ランボー 地獄の季節(2006.01.18)
- リプリー(2006.01.19)
「ジュード・ロウ出演作」カテゴリの記事
- こわれゆく世界の中で(2008.03.28)
- スルース(2008.03.26)
- オスカー・ワイルド(2006.01.19)
- リプリー(2006.01.19)
- 真夜中のサバナ(2006.01.20)


コメント
ご無沙汰いたしております。Mizumizuです。遅ればせながら(?)拙ブログにもジュードねたをのせました。
トラバも送ってみますが、失敗したら、ごめんなさい。
びあんこさんは、舞台を見にロンドンまで行かれたのですね! さすがにお目が高い。おまけに『哀愁』橋までわたったとは! 素敵すぎます。
『哀愁』、ビビアン・リーがいかに凄い女優だったかわかりますね。亡父が大好きだった映画で、私にとっても印象深い映画です。
投稿: Mizumizu | 2009年3月18日 (水) 13時08分