*はじめに(6月10日更新)

 皆様、こんにちは。当ブログのご利用に際し、ぜひご一読ください。

*リンクはフリーです。特にご報告いただかなくて結構です。ブログ等へのURL紹介もご自由にどうぞ。

 トラックバックは受け付けておりません。過去記事へのトラックバック、新規コメントは管理人が内容を確認の上、反映しております。また、迷惑コメント、TBが集中した記事は受付を停止している場合があります。

  こちらの記事に書きましたようにコメントに対してのレスは致しておりません。ご理解のほど、お願い申し上げます。

 ネチケットについては、こちらにありますように、ネット社会は顔が見えない分、実社会での付き合い以上に細やかな配慮が必要だと思います。私も表現には気をつけているつもりですが、不都合がございましたらメール、コメント(非公開を希望と書いてくだされば公表いたしません)等でお知らせ下さい。

 それでは、今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。

*更新情報(6月10日)

 気づけば梅雨の季節、半年ぶりにテンプレートを変えました。「宇宙からの贈り物」というのだそうです。なかなかさわやか、と気に入っています。(本当はクマノミにしたかったのですが、バックが黒なので断念しました。文字が読みにくくなりますので。)

 また、昨日の「ハゲタカ(3)」で、記事がちょうど1,100となりました。特にアニバーサリー的なことはしないのですが、このブログ自体、開始してから3年半近くがたちます。改めて、月日の流れを感じるとともに、紆余曲折を経ながらも、なんとか地道に更新できていることを素直に喜びたいと思います。「ブロークバック・マウンテン」、そして今は「ハゲタカ」が更新のエネルギーになっています。

 今後とも、どうぞ拙ブログをよろしくお願いします。

*更新情報(2月11日)

「お気に入り」にMizumizuさんの「Mizumizuのライフスタイルブログ」を追加しました。BBMの鋭い記事は何度もご紹介しましたが、現在、フィギュアスケートのルール問題で白熱しています。署名は私もいたしました。皆様にも是非考えていただきたい問題です、ご一読くださいませ。

 この記事のトップにも書きましたが、拙ブログはリンクフリーです。今まで明記せず申し訳ありませんでした。ブログ等で拙ブログを紹介してくださる時も、ご報告は不要です。

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JIN-仁

JIN―仁 (第1巻) (ジャンプ・コミックスデラックス) Book JIN―仁 (第1巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)

著者:村上 もとか,酒井 シヅ,富田 泰彦,大庭 邦彦
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 チャンネルをひねったら第1回目の放映中、あれ、なんだか面白い! あっという間に引き込まれました。主人公の医師・南方仁はタイムスリップして幕末の江戸へやってきた模様。村上 もとか原作と聞いては、なるほど面白いのも当然です。「赤いペガサス」の頃からファンですー。て、じっくり全巻を読んだ作品はないのですが。視聴率がいいのも頷ける内容です。主演の大沢たかおを初めとして、出演陣もいいですね。

 タイムスリップものの鉄則として、歴史を変えてはいけないはずなんですが。仁はあの時代にあってはならない治療法を伝授してしまいます。それには理由があるわけで、それじゃ仕方ないわね、と思ってしまう。コレラの治療、ペニシリンの製造。昨日は咲が「私も医術を志す者」と口にしましたが、彼女の今後は? そして坂本龍馬が出てくる以上、彼の最期も語られるのでしょうね。などなど、見所満載です。今後の展開が楽しみです。

 ところで、村上もとかというと、忘れられない漫画があります。舞台は60年代の湘南? と検索してみたら「NAGISA 66」でした、こちらで少しだけ中身が読めます。美少女と仲良くなったなぎさ。が、彼女の兄は男と心中を図り、街の噂になってしまいます。そして…。漫画好きな友人に話したら、「村上もとかが、そんな作品を!」とびっくりしてました。何せスケールが大きくキャパの広い作家です。「JIN-仁」の原作も読んでみたいですねー。

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テレプシコーラ(3)

テレプシコーラ/舞姫 第2部3 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ) Book テレプシコーラ/舞姫 第2部3 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

著者:山岸 凉子
販売元:メディアファクトリー
発売日:2009/10/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

  すっかりご無沙汰しているうちに11月になってしまいました,ひゃー! 体調は1歩進んで2歩下がる、て感じですが、どうにか生きております。そして日々の楽しみは、この「テレプシコーラ」を読み返すこと! 待望の第2部3巻が先月末に出まして、その日から何度読み返したことかー!

 主人公の六花(ゆき)、ローザンヌバレエコンクールではコンテンポラリーのインプロヴィゼーション(即興)で強い印象を残しながらも体調不良でピンチ。夢の決戦出場は絶望的? 私的には何か救済措置がとられるのでは、と思っているのですが。

世界はもはや
クラシックだけを
踊れるダンサーを
必要としていない

クラシックも
コンテンポラリーも
その両方をクリアー
した者だけが

これからの
バレエ界を
動かしていく!

六花の独白は的を得ています。先日「パリ・オペラ座のすべて」を見たときにもそれは感じました。オペラ座の芸術監督(ブリジット・ルフェーブル)は、週1回のコンテンポラリー(以下コンテ)の授業の出席者が少ないことを嘆いていましたが、今オペラ座ではクラシックよりコンテ作品の上演が多いくらい。そして、映画の中ではコンテ作品も多数、紹介されていて私は嬉しかったです。だって日本ではお目にかかれない作品ばかりですから。オペラ座の来日公演では、どうしても客に受けるクラシック系がほとんどですからねー。本拠地に行かないと見られない作品を映像とはいえ垣間見られて幸せでした。

「アラベスク」という画期的なバレエマンガを世に送った山岸さん。その後、89年に熊川哲也がローザンヌ・コンクールで活躍。それがきっかけで山岸さんはバレエを再開、「テレプシコーラ」が世に出たそうです。

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サムライ・ハイスクール

城田優写真集 『素顔。』 Book 城田優写真集 『素顔。』

著者:城田 優,m.s.park(写真)
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 はい、昨夜からオンエアされましたドラマ「サムライ・ハイスクール」。城田優くんが自身のブログで語っているように「初めてのヘタレ高校生という役所」。また高校生? ぎりぎりセーフかな? とは思ってましたが、まさか、あそこまでヘタレとは。皆様、必見です!

 実は城田くんは主演ではなく。「学校でも家庭でも冴えない草食系高校生・望月小太郎(三浦春馬)。ところが、ある日図書館で古文書を読んで以来、窮地に陥ると"肉食系"サムライに大変身し、戦国武将だった先祖譲りの武士道精神で学園に巣くうさまざまな難問を解決する」といったドラマです。

 そう、三浦くんが主演なんですが。彼も美形ですよねー。お初にお目にかかったのは小栗旬のドラマ「ボンビーメン」でした。いまや主役を張るまでに成長したんですねー。しかも今回、戦国武将だった先祖とは、真田幸村に仕えていたという設定! 城田くん、「天地人」では真田幸村だったんですよねえ、奇遇?

 草食系ですから三浦くんもおとなしい男子なんですが、サムライに変身したときのはじけっぷりは痛快です。彼の変身ぶりを見てヘタレな城田くんも変わっていくのか? 今後の展開が楽しみですー。公式サイトはこちら

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パリ・オペラ座のすべて

フィガロブックス パリ・オペラ座バレエ物語 夢の舞台とマチュー・ガニオ (FIGARO BOOKS) Book フィガロブックス パリ・オペラ座バレエ物語 夢の舞台とマチュー・ガニオ (FIGARO BOOKS)

著者:大村真理子
販売元:阪急コミュニケーションズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 川崎での公開初日に行ってまいりました。「パリ・オペラ座来日公演ブログ」によると、先週初日だったル・シネマでは3連休の上映がすべて満席だったそうです。無理もないですね、キャパが小さい上に単館上映ですから。一方、今日の川崎はまだ席に余裕が。とはいえ、それなりの入りでしたー。

 7年前に同じくパリ・オペラ座のドキュメンタリー映画「エトワール」がありましたが、私は見逃してDVDでの鑑賞。やはり大画面はいいですね。実際の公演だと舞台が遠くてダンサーが豆粒に見えたりしますが、スクリーンならストレスなし。「エトワール」では来日公演の様子やダンサー、教師へのインタビューも多く、あまりバレエを堪能できる感じではなかったです。一方、こちらはバレエそのものがしっかり楽しめますし、オペラ座の裏方さん事情などもしっかりと。衣装部やお掃除の皆様、ご苦労様です。

 私が最後にオペラ座に行ってから、まる4年になります。オペラ座、特にガルニエ宮の外装や内部の様子。ただひたすら懐かしく、またあの夢の殿堂を訪れる日は来るのだろうか、としんみりしてしまいました。

 上映する劇場が少ないのが残念ですが、公式サイトでは予告も見られますし宣伝マンのブログも楽しい! そして来年3月にはオペラ座の来日公演が~! キャストも決まってどきどきです。全部見たいのはやまやまですが、先立つものがねー。

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ブロークバック・マウンテン(355)

Nve00059_1  アン・リー監督の新作「Taking Woodstock」は、先月末にアメリカで公開されたそうですが。日本の公開予定が載ってませんよ、ずいぶん多くの国で公開するのに? ジェイクの新作「Brothers」も日本公開は未定です、がーん! こちらは年末にアメリカで公開予定。来年春頃にはDVDになるでしょう、もう日本での上映は当てにせず、速攻で取り寄せちゃいます! 

 先日の日曜夜はドラマ「天地人」を途中で切り上げ、BBMのDVDを見ました、本当に久々です、とても新鮮に目に映りました。DVDが出てからでもまる3年たつんですね。で、思ったことを少しだけ。

 まずは、ジャックがコヨーテを撃ち損じるシーンですが。これも、「望むものが手に入らない」喩えなのかな、と、ふと感じました。ジャックは、欲しいものは何ひとつ手に入らないと言っていましたね。ジャックの父もそのことに言及しました。

 ジャックからのはがきを手にするイニス。ちょうど手を洗っていたイニスは、アルマの言葉に手を拭くのもそこそこに(シャツでおざなりに拭った)はがきを手に。まだ濡れていた指先のせいで、はがきの両ふちが汚れるのもリアルに映ってますね。文面を読み、アルマをちらりと振り返り、「釣り仲間だ」と言いながら別室にひっこむイニス、その手をまたシャツで拭います。かわいいなー。一刻も早く、ひとりで喜びをかみしめたかったんでしょうね。

 再会後のキャンプでは、「いつでもこんなふうに暮らせるんだぞ」と夢を語るジャックのそばで、激流といえるほどの川の勢い。若い血潮、なんて言葉がふと浮かびます。が、最後のキャンプの夜。ジャックの背後の湖面は死んだように静かでした。この対比に胸がつまります。

 さて。今年は山中貞雄監督の生誕100年だそうですが、それに関連する新聞記事(日経9月19日)にはっとしました。「山中は背中から世界をとらえた」というのです。「感情が高ぶるシーンであえて顔を撮らない。人物が傍らのモノと等価になり、悲しみが凝固する」。思い出したのがジャックの、こちらに背中を向けての「I wish I knew how to quit you.」でした。予告を見たとき、どんな顔でこの台詞を口にしたのか興味津々だったのですが。映画を実際に見て、自分の下世話さを反省したのでした。

 この「決定的な何かを見せない」という点で、山中はゴダールやルノワールと比肩する、といったことが、同記事にありました。しかし、見せないからといって見る側が感じないわけではないですね。アン・リー監督も当然、見せないことは意識したのではないかと思います。

 何かにつけ、BBMを思うのは、今も同じです。また何か見つけたら、つらつら書いていくつもりです。どうぞ当てにしないで待っていてくださいね。

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天地人(6)

NHK大河ドラマ・ストーリー 天地人 後編 Book NHK大河ドラマ・ストーリー 天地人 後編

著者:【原作】火坂雅志,【脚本】小松江里子,【製作協力】NHKドラマ制作班,【編集】NHK出版
販売元:日本放送出版協会
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 皆様、お久しぶりでございますー。ふと気づけば9月も下旬。こ、こんなに書いていなかったんですね、私。それなりに元気ではあったのですが、どうも書くことに気力が向いていかなかったんです、ごめんなさい。頭の中では「聖なる黒夜」シリーズ、そしてもちろんBBMのことがちらついてるんですが、なかなか記事へと結実いたしません。

 といってる間に、「天地人」はいよいよ関が原に突入~! 切ないですね、結果がわかっているだけに。どうも石田三成は人望がなかったとしか思えない。秀吉に引き立てられたのが三献茶。心配りはすばらしいけど、大将向きの人材か? どこまでもNo.2というか、秀でた大将の補佐としては最適かもしれないけどねえ、と長らく疑問だったのですが。小栗旬って、そんな三成にぴったりの役者かも。(ついでですが、私は彼を見ているとヒースを思い出してしょうがないんですよね、なぜ?)

 毛利と小早川の不穏な動き。一方、真田親子は家康の息子・秀忠を足止めさせ、貢献度大、です。秀忠は家康にとっては不肖の息子なんでしょうね、二代将軍ですけど。いつぞやの大河(「春日の局」?)では、自ら「凡庸」とおっしゃってました、秀忠様。演じたのは中村雅俊だったかと。

 はあー、まだ番組途中なんですけど、もう、辛くて見てられないです、チャンネルを変え、記事をアップしちゃいますね、くすん。(こんなのアリですか?)こんなリアルな関が原@ドラマ、初めて見た気がします。家康が憎い~!

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天地人(5)

天地人 (NHKシリーズ NHK大河ドラマ歴史ハンドブック) Book 天地人 (NHKシリーズ NHK大河ドラマ歴史ハンドブック)

販売元:日本放送出版協会
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 しばらく見ていなかった「天地人」ですが。本日の「家康の陰謀」は良かったですね。いつの間にかひげを蓄えた妻夫木くん@兼継。ジャックかい? 最初は違和感ありましたが、もう慣れました。小栗旬@石田三成、ですもんね。そして今回は、ついに秀吉が逝去。三成の耳元に何事かささやく秀吉、よいわー。享年63でしたか、演じた笹野さんも実年齢が近いだけに、&大河ドラマに出るなら秀吉くらいしかないだろう、とおっしゃっていただけあってハマリ役でした。さらにハマリといえば、松方弘樹の家康ってドンピシャ! ねちねちと三成を追い詰めていくあたり、ハマリすぎですー!(涙)

 今回は、いよいよ活躍の舞台が近づきつつある城田優くん@真田幸村。上地雄輔@小早川~、も出演(顔見世程度でしたが)。小泉くんもオヤジになりましたねー、弟より兄役が似合います、などなど。

 そして、忘れちゃいけない松田龍平@伊達政宗。ツンツンした態度がかわゆい松田政宗ですが、そうか。家康は舅殿だったのですね。馴れ馴れしく肩を揉む態度といい、「大戦の予感」といい、家康と相性ぴったり。三成と秀吉のコンビも良かったけど、こっちもお似合いじゃないですか、なんて何を腐れたことを書いておるのじゃー、ですけど。久々に「天地人」の記事を書く気になったのも、若手と老獪組のあまりのお似合いぶりに「はぁと」だったせいですー。

 正統派の「天地人」ファンの方、あきれてくれて結構です。邪道組のファンの方、今後も楽しみに見ていきましょうねー。

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ブロークバック・マウンテン(354)

ブロークバック・マウンテン [DVD] DVD ブロークバック・マウンテン [DVD]

販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2009/07/08
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 暑中見舞いのご挨拶もしないうちに本日は立秋です、早いですね。空にはいわし雲? やはり秋なのでしょうか、というわけで、残暑お見舞い申し上げます。季節の変わり目、どうぞご自愛ください。私もやっと復調してきましたので、またせっせと記事を書いていきたいです。どうぞよろしくお願いします。

 さて。BBMの日本公式サイトが閉鎖されたようで、アクセス不可となっております。残念ですがリンクから外しましたのでご了承ください。イタリアの公式だけは健在のようですが、やはりさびしいですね。DVDの方は廉価版がまた出ましたが、特典映像は予告のみ、これまたさびしいです。今後お求めの方は、最初に出た2枚組を中古ででもゲットされることをお勧めします。特に日本版だけのリー監督のインタビューは必聴です。

「聖なる黒夜」にはまっている間も、イニスとジャックは頭の片隅にはちゃんとおりまして、ただ、どう形に(記事に)なるかが分かりませんでした。そんなとき、さる方から「愛し合いながら、相手に求めるものが違うとき、葛藤が生まれる。私はその精神的な闘いに燃えます」と伺いまして、なるほどー、だったのですが。そして「BBMも多少その傾向がある」とのご指摘に、深くうなづいてしまったのです。

 確かにイニスとジャックは愛し合っていました。が、その方向性が違いましたね。ジャックは再会後、具体的に2人の将来のビジョンを語って聞かせましたが、イニスにとって、それは恐怖でしかない計画でした。しかもイニスがジャックを愛している(ずっと愛していた)と気づいたのはジャックの死後ですから。イニスとジャックの葛藤にもやきもきしますが、あの結末には絶句、でした。最後に「確かに自分たちは愛し合っていたのだ」とイニスが認識したことは救いなのですが。

 まだまだ、書き足りた、とは思えないBBMの世界。また折に触れて書くと思いますので、気長に待っていてくださいー。

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所轄刑事・麻生龍太郎

所轄刑事・麻生龍太郎 (新潮文庫) Book 所轄刑事・麻生龍太郎 (新潮文庫)

著者:柴田 よしき
販売元:新潮社
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「聖なる黒夜」と出会って1ヶ月がたちました。バレエモードだった他に多忙だの不調だのと、記事が書けない理由はいろいろありましたが、最大の原因は「聖なる黒夜」&関連作品に没頭していた、書きたいことは山ほどあるのに記事にしにくい話ばかりで、と言い訳ばかりですみません。が、拙記事がきっかけで「聖なる黒夜」を手に取りハマッてしまいましたー、とのご連絡を頂き、望外の喜びです。先日、文庫化されたばかりの「所轄刑事・麻生龍太郎」も興味深く読みました、こちらも読んでいただくと、さらに麻生に愛着が増すのでは。

 麻生25歳、新米刑事時代のエピソード、短編集です。一生、家庭はもてないだろう(女は愛せないだろう)と思い悩み、自分には何かが欠落している、と一種、あきらめの心境も描かれます。血の通った生身の人間、しかも弱く、だらしなく、どうしようもない面を抱えているんだと思うと、ほっとしますし、そんな麻生だからこそ好感がもてるんです。完全無欠のヒーローは、私には無用です。

 この時期、もちろん麻生は「彼」とはまだ出会っていません、「彼女」とも。その後の麻生は「聖なる黒夜」でご存知のとおり。そして実は、この作品の前に書かれた「聖母の深き淵」「月神の浅き夢」では、麻生と彼のその後が描かれていたのです。もちろん「聖なる黒夜」を先に読んで正解ですよね。紆余曲折はあっても、彼との絆は深まるばかりで、でも未来なんてあるんだろか? と、ふと考えてしまいますが。やはり出会えたこと自体が奇跡だし、二人はこれでいいんだよね、と思うしかないんでしょうね。

聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫) Book 聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)

著者:柴田 よしき
販売元:角川書店
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月神(ダイアナ)の浅き夢 Book 月神(ダイアナ)の浅き夢

著者:柴田 よしき
販売元:角川書店
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聖なる黒夜(2)

聖なる黒夜〈下〉 (角川文庫) Book 聖なる黒夜〈下〉 (角川文庫)

著者:柴田 よしき
販売元:角川書店
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 この小説の主人公2人に振り回されるうちに、早くも8月になってしまいました、ご無沙汰しております。

 前の記事で「男ふたりの恋物語」と書いたのは不適切だったような。韮崎や及川や、田村のことを忘れていました、すいません。それほどにメインの2人は運命的なカップルなんです、はい。

 さて、私、バレエ熱が再燃しておりまして、いろいろ興味深い映像をYouTubdeで見ておりますうちに。私がぐたぐた書くよりも、映像(バレエ)でもって「聖なる黒夜」の世界を少しでも理解いただけるのではないか、とふと思いました。

 メインは、この男2人の踊りでしょうか。イケメン(髪が短いほう)なマチュー・ガニオの解釈はこちらです。もちろん「聖なる黒夜」の2人は大文字付きのLoveなのであって、lustだけではありませんが。マチュー@サン・ルーの解釈を読んだあとで見直すと、あの切なげな表情はやはり愛そのものだと。一方のモレル@ステファン・ブリヨンは、サン・ルーを憎んでさえいるような。もちろん愛憎は表裏一体ですけどね。

 なにが言いたいのかわからないですが、とりあえず復活報告まで、でした。

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聖なる黒夜

聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫) Book 聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫)

著者:柴田 よしき
販売元:角川書店
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 正直、小説を読む意欲が失せていた昨今。余生は短い。読みすごしてきた古典を読むだけで精一杯だと。でも、ミステリーとしても優れているが恋愛小説として読める。それも男ふたりのラブストーリー。と知って、きっとこれは当たりだ! と手にとってみました。予感は当たっていました、怖いくらいに。

 この表紙。聖なる夜とはバレンタインデー。その未明とは2月15日。当日の始発はおそらく午前4時台。暗黒の世界、が文庫の表紙なのだと気づいたのは、読了してしばらくたった頃でした。

 具体的に言うならば小田急線、参宮橋駅。彼は凍りつくような冷たい線路に身を横たえ、始発を待っていた。それが何を意味するのか、分かりますね。それが1989年2月15日の明け方のこと。前年まで、その付近に住んでいた私には、「参宮橋駅」というだけで、なんともいえない感慨が沸き起こります。

 竹林がある壮大なお屋敷。しゃれたブティック。新旧さまざまなマンション群。そのなかに点在する個性的な飲食店。ほんの数分歩いただけで、こんなにも毛色の違う世界があったのだ、と、まだ若かった私はどきどきしながら散歩を楽しみました。やがてバブル期に突入。近隣する西新宿は地上げラッシュで空き家が増え、ついでにカラスが不気味なほど増え、私の住んでいたアパートの部屋代は限りなく上がりそうな気配、ついに私はその地に住むことを断念しました。

 てな昔話はどうでもいいのですが。

 そんな経緯があるだけに、この小説はいっそう深く胸に沁みたのです。

 ある「陰謀」がなければ出会うはずがなかった、二つの魂。不幸すぎる再会。じゃあ、出会わない方がよかったのか? いいえ、NON,,としか私には言えません。きっと彼は再会したかったのだから。たとえその人が自分を覚えていなくても。どんな形であっても、自分がそのひとから犯罪者だと断罪されるとしても、二度と会えないよりはよかったのじゃないですか?

「彼」はあまりにも魅力的。「MW」の余波で、つい、実写なら誰が合う? と考えてしまうのですが。ちょっと無理でしょうねえ。下手に映画化して夢を潰されるよりは、ファンのひとりひとりが小説を読んで妄想をふくらますのがいいのでは? そんな魅力的な「聖なる黒夜」です。

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女囚701号 さそり

女囚701号 さそり [DVD] DVD 女囚701号 さそり [DVD]

販売元:東映ビデオ
発売日:2002/07/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 今になって水野美紀主演でリメイクされたという「女囚さそり」。梶芽衣子じゃないと似合いませんが、思い出のある「さそり」です。何故パリ・オペラ座の前で「女囚さそり」の話になったのでしょう? 2003年暮れ、現地で知り合ったバレエファンの女性と「さそり」話で盛り上がったのは確かです。以来、パリ・オペラ座=恨み節、になってしまいました。

 そもそも、私はなんで「さそり」を見たのか。おそらく映画「忍ぶ川」と2本立てだったのだと思います、同じ72年の作品ですから。どういうわけか当時、淡い思いを寄せていた1学年下で剣道部のKが同じ映画館に居合わせていて動揺した記憶もあります。彼は「さそり」目当てだった? いや、インパクトの強い映画でしたね、いまだに「恨み節」は覚えてます、

♪花よ きれいと おだてられ 

咲いて見せれば すぐ散らされる

バカな バカな バカな女の 恨み節

 サン・セバスチャン映画祭関連で、ビルバオのグッゲンハイム美術館で、この「女囚701号 さそり」が上映されたのですって、へええ。ビルバオといえば、大好きなバスク人ダンサー、Igor Yebraの出身地。YouTubeってすごいですね、こんな映像があったんだ。今はじめて彼の声を聞きました、どきどき。5年前、ボルドーで彼のジゼル(アルブレヒト役)を見て大ショック、いまだにあれが最高のアルブレヒトだと信じていますが、出待ちする気力・体力がなかったです。スペイン語もやらないとなー、なに言ってるか理解したい。

 Igorのおかげでバスクへの関心も高まりました。フランコ政権の下では話すことも禁じられたバスク語。サン・セバスチャンも、バスク語では「ドノスティア」です。

【上映後、20歳代の女性は「1972年と言えば私たちの国スペインではフランコ政権下で、エロティックなシーンはもちろん、女囚が暴動を起こすような映画はまず上映出来なかった。その同じ時代に、日本でこんな映画が作られていたなんて驚きました。国旗などがシンボリックに出て来るのが良かった」と満足げに会場を後にした。

 当初は「36年前の映画のことをいつまでも持ち出されてかなわん」とボヤいていた伊藤監督も、現地の若者たちからの好反応に「次にこの映画祭に寄せていただくときは、ぜひ僕の『誘拐報道』を皆さんに観てほしいと思います」としっかりアピールしていた。】

 伊藤監督、ぜひバスクの歴史にも触れてみてくださいね。

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破軍の星

破軍の星 (集英社文庫) Book 破軍の星 (集英社文庫)

著者:北方 謙三
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 北方謙三といえば、かつてハードボイルド小説で一世を風靡した方、私、けっこうファンでした。ン十年前ですが、某出版パーティに仕事でたまたま出席した私。彼がゲストで登場と知り、舞台に駆けつけてみれば、今で言うところのメタボ系で、がっくりした記憶が。そんな彼が歴史小説に活躍の舞台を移したのは意外でした。

 私は何故「破軍の星」を読むに至ったのか? 思い出せません。北斗七星が破軍星【(陰水・「耗」)………殷の紂王。暴虐無人な暴君。妲己のそそのかしによって国を傾ける。「破損」「消耗」「破壊」「激変」を主宰。】であることは後に知りました。滅びの美学に弱い私。しかも、彼の末裔が何故か南部藩に居を移し、津軽藩の誕生とともに滅びたという史実がありました。とにかく主人公の北畠顕家は滅びる運命にあったということです。美貌を謳われた彼は、21歳の花の盛りに落命。NHK大河ドラマ「太平記」でこの役を演じたのは後藤久美子でした。

 昨日書いたように、彼の父親は北畠親房でございまして。近藤正臣が演じておりましたー。弓の達人として登場したゴクミ@顕家の最期は「弓がのうては戦えぬ」でしたか。訃報を知らされた親房は、「顕家」と絶句。期待の長男だったんですよねー。なにゆえゴクミが演じたのか、今ならきれいどころの若衆は大勢いますが、当時(91年)は、人材不足だったのかな、と。

 Wikipediaによれば、

【南朝方公家・武将北畠親房(後醍醐側近の長):近藤正臣 (当初は平幹二朗の予定だったが降板。)
北畠顕家(親房の長男):後藤久美子
天才的な美少年であったと言われ、その人物像に近付けるべく女性アイドルの抜擢となった。
千種忠顕(後醍醐の側近):本木雅弘 】

 モッくんにはぜんぜん気づきませんでした、ごめんねー。

 伊勢北畠家が本家なんでしょうけど、なんだか複雑でわからん。南部の北畠家と同じころに滅亡したようなんですが、一応命脈は保たれているのでしょうか。わけのわからない記事になってしまいましたが、ラストは「明日に向かって撃て!」風の、ちょっと明るい救いのあるもの、とだけいっておきます。本当に忘れられない小説です。今の俳優なら誰が似合うでしょうか、小説には顕家が「蘭陵王(らんりょうおう)」を舞ったという記述もありました。曲の由来としては、

【むかし、中国に「北斉(ほくせい)」(549~577)という国がありました。 その国に長恭(ちょうけい)という王がいたのですが、あまりに顔が美しく、 戦場で兵士の士気が上がりませんでした。そこで長恭は、 いかめしい仮面を付けて、戦の指揮をとりました。するそのかいあって大勝利を得たのです。 これを喜んだ部下たちが作ったのが、この舞であると伝えられています。】

 てさあ。王が美形だと士気が上がらないっつーのが、よくわかりません。とりあえず「ブ」な面をつけて勝利したわけですね。実演も見られるなんていい時代ですね。お面の下は超美形だと信じてご覧ください。

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MW(4)

MW(ムウ) (1) (小学館文庫) Book MW(ムウ) (1) (小学館文庫)

著者:手塚 治虫
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 スクリーンで見て数日たって、思い出すのは山田孝之のことばかりですねー。あちこちで「同性愛の役だから引き受けた」(挑みがいのある役だから、と私は解釈してます)、とか、撮影中の繊細な演技とか監督に異議を唱えたり、と、役者として意欲的な人なんだな、と、今まで特に注目してなかった私は、目からうろこがボロボロ落ちまくりです。Wikipediaによると、彼には息子がいるんですね、びっくりしました。

【公式サイトにて、「女性とは2年前から交際していた。妊娠を知り、結婚、出産について話し合いを重ねたが自分が父親になり、家庭を持ち、役者を続けていくこと、どうしても自分自身の中で折り合いがつかなかった」とし、結婚せずに山田が子どもの養育費・生活費を支払うことで相手側家族とも合意したと発表した。(日刊スポーツ2006年2月16日・公式サイト)。 】

 正直な人なんですね、私は好感をもちました。結婚、同居はしなくても、彼が父親であることは変えようがないのですが、無理して家庭をもつこともないと思います。

 さて、「MW」の話題に戻ります。彼なら確かに結城も演じられたとは思いますが、神父でありながら同性である結城を深く愛する、という役は、玉木宏には無理だったと思われます。彼のファンには酷な書き方をしますが、何を演らせても彼は無難にこなすけれど、それだけ、という気がしてしまうのです(ごめんなさい)。「MW」も、あのいい人役が似合う玉木宏が、世紀の悪役に! という話題性はありますが、それほど悪い(もしくはいい人そうな面とのギャップ)感じがなくて、ですね。

 もちろん、ルックス的には申し分ないカリスマ性を備えていますので、賀来が、「助けてもらったから裏切れない」と漏らしても、「ウッソー! 結城の魅力から逃れられないんでしょ」と突っ込みたくなります。今度は山田孝之に失礼ですが、ちょっとカリスマ性のあるルックスではないんですよね、彼は。恋する神父の苦悩の演技は最高でしたけど。やっぱりこの役でよかった! こちらのレビューに同感です

 それにしても、長編が原作の映画は、どう頑張っても評価されにくいような気がします。アン・リーも「長編小説(コミックを含めていいと思いますが)の映画化は負け戦ばっかり」と言ってますね。でも短編なら? BBMも「ラスト、コーション」も短編の映画化で大成功だったと思います。

 手塚治虫の短編にも映画化してほしい作品があります。タイトルも覚えていないのですが、浪岡城の落城を描いたものです。私が高校生のころ発表されたのです(リアルタイムで雑誌で読んだ記憶あり)が、浪岡町(現・青森市)に、そんな城があったことさえ知りませんでした。私が物心ついた時期、すでに津軽と南部は仲が悪かった。その前からずーっと不仲でした。原因はそもそも津軽藩が、南部藩の浪岡城を落とし、豊臣秀吉の承認を得て成立した藩だったから、と後に知りました。それで高校の日本史の教師が「津軽には裏切り者の血が流れている」と言ったんですね。「忠義者」より「裏切り者」と呼ばれた方が、私はなんだか気楽ですが。太宰治の「津軽」にも浪岡城は出てくるようです。

 とにかく、手塚先生は、あんなド田舎の歴史まで作品にしてくださっていたわけで。浪岡城の城主が、北畠顕家(あの「神皇正統記」の北畠親房の息子!)の末裔であり、彼を主人公にした小説「破軍の星」を読んで以来、妙に気になる北畠家なのでした。

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ブロークバック・マウンテン(353)

Clipartbrokebackmountainhathawaygyl  すっかり邦画専門(?)になってしまった昨今の拙ブログですが、もちろんBBMのことは忘れておりません。それどころか、最近見た邦画には「?」な箇所が多く(音楽やナレーション過剰、脚本への疑問etc.)、「?」を感じるたびに思い出すのはBBM。いかに優れた映画だったか思い知らされる毎日です。

 さて。この画像を使ったからには、今日の話題はこれです、ジェイクとアンが再共演? お願い、実現させてえええー! バイアグラでもなんでもいいです、この際。まだうわさの段階ですが、IMDbにも「Love and Other Drugs 」の情報は載っていますね。頼むから実現してくださーい! でもって日本公開、ヨロシクです!

 もう私、いっぱいいっぱいというか、早くジェイクをスクリーンで見たい! 過去の作品をDVDで見るだけじゃ我慢できないー! と禁断症状が出始めてつらい状態です。だからこそ、このうわさの段階に過ぎない2人の共演情報にも過剰反応! だってもう、ジェイクとヒースの共演は不可能なんだし。せめてジェイクとアンには、ねえ。

 はなはだしく無内容な記事ですが、どうか実現しますように! と、それだけ書きたかったのでした。皆様も実現を祈っていてください。しみじみBBMを見て、また記事を書きたいと思っております。

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追想(2)

Fireul8  もう2度と戦争映画は見たくない! と血を吐くような叫びを上げた(心の中で)、この映画。だってだって、あの美しいロミー・シュナイダーが黒焦げですよ、いやだー! が、「狼は天使の匂い」がDVDリリースされるもので、調子こいて検索してみたら。なんと、「46億年の恋」同様、分割&ロシア語解説ですがネットで見られるではないですか! 思わず見入ってしまいました。私の前回の感想はこちら

「Le Vieux Fusil(古い銃)」という原題が沁みます。きっと、こんなことがなければ、一生、手にすることもなかった銃だった。

 ナチが文字通り、根城にしたのはジュリアンが子供時代、遊び場にしていた古い城。その隅々まで彼は知っている、どこにどんな罠があるかも。だから一人きりで戦えた。この画像はラスト付近、炎を上げる城ですね。住民が消化に奔走しています。

 アメリカと違って、ヨーロッパは住みなれた町や村が戦場にされた。その記憶を風化させまいと、殊に70年代までは、こうした映画が本当に多かったです。ヴィスコンティは69年に「地獄に堕ちた勇者ども」を撮ったけど、戦後25年。記憶を風化させないために撮った、と明言していました。こうした映画は、つらくとも見るのが義務だろうと私も思っていました。キャスト、スタッフは思い入れのある人が多いしね。今は勘弁してくださいよ、なんですが。

 ロシア語解説完全版、は未見の方には却ってストレスかも。衝撃シーンは、こちらがわかりやすかと思います、よろしければご覧ください

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MW(3)

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「MW」を見て1日たちました。んー、あまりずしんとしたものは残ってないですね。「ハゲタカ」の時は、かなりひきずったのですが。できればもう1度見たい「ハゲタカ」ですが、行けるかどうか?

「MW」も賛否両論のようですね。私は腐女子的な期待だけで見たものですから、その点では申し分ありません。ほとんどはじめて玉木宏がかっこいいと思いましたし、山田孝之の苦悩の演技、と暗く熱っぽい瞳に感心しました。どうでもいいけど、同世代の石橋凌は、ちょっとメタボ気味だったなあ。あの体で酷暑のバンコクを走りぬいた気概は認めますが。

 彼は元ロッカーなんですよね。ARBはけっこう好きで、上京した直後、渋谷のライブハウスに勇んで出かけました。田舎じゃ彼らのライブなんて拝めません。が、ちっともノレなかった。総立ちの中、私だけがテーブルの椅子に腰掛けてました。石橋凌が私の小さな丸いテーブルの上に立ってシャウト(挑発?)してたけど、私はシラケる一方。負けて立つほどの迫力でもなかったし。なーんて石橋凌を見ると、青春の苦い記憶を思い出してしまうのです。

 彼が走りに走ったバンコクの街は、1度だけ強制連行(=社員旅行)されたことがあります。4月がお正月なんですよね。でもって、いちばん暑いときなんですよね。私が行ったのは5月。やっぱり暑かったです。のんびり走っていたように思えるトゥクトゥクも「MW」では大変な疾走感がありました。バンコクのシーンは暑苦しい色使いで、なかなかでしたね。その中で玉木@結城の白いスーツが映えるわけです。しかし彼、あそこまで細くならなくてもよかったのでは? もともと太いわけでもないし。筋トレだけで十分だったような? それとも筋トレしたら7キロ落ちてしまったのでしょうか? ヌード、綺麗でしたが、腰から上だし、「ウォーターボーイズ」では水泳パンツ一丁になってるんですよね。でも二十歳そこそこの頃と、28,9の色香はまた違うか、と思ったり。なにせあのシーンだけでもチケット代を払って惜しくないと思える眼福モノです。未見の腐女子はシネコンにGO!

 それにしても、「MW」の何が映像不可能、だったのでしょうか? やはり幼い少年を××してしまうシーンでしょうか。罪の意識から、その彼は神父になるわけですが。そこがもう映画「MW」とは大きく違ってますね。原作はちょこっとしか読んでいない私ですが、あのシーンの衝撃といったら! でもってラスト。モンスター結城はどうなったのでしょうか? 映画館で是非、確かめてみてください。最後に、主演の2人は同じ年の設定? 少年時代の彼らはそう見えましたが、玉木宏と山田孝之は3つほど年が離れてますね。役者としても玉木が先輩。その差が、役柄の設定以上に主従の関係がほの見えて興味深かったです。

 そうそう、プロデューサーが私と同郷というのも嬉しい。「善悪とは何か?」ですか。何が善で、何が悪か。それらは分けることができるのか? なんてことも考えてしまいましたね。玉木宏と山田孝之のインタビューもなかなかです。(簡単な登録で映像が見られます。)

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「また玉木宏か」。

「ハゲタカ」を見に行ったとき、「真夏のオリオン」の予告が流れ、となりの年配の男性がぼそっと一言。確かにご多忙の玉木氏です。特にファンでもないし、「MW」は原作とかなり違うと聞いて見ないはずだった、と前の記事に書きましたが。玉木氏のヌードと主役2人の怪しい関係に惹かれて見たくなった、とは前の記事に書きましたが。彼の声は、けっこう好きなんですが、どうしても松茸のお吸い物のCMを思い出してしまうんですよね。松茸スパゲッティとか一人鍋、とか。「MW」に出てしまったからには、もうあんなCMに出てはいけませんよ、といいたくなるほどカッコよかった!

 ねー、私いままで玉木宏が素敵なんて、ほとんど思ったことないですよ。「のだめ」はぴんとこなかったし、ドラマ「鹿男」は「???」な出来だったし。が、今回はウルトラビューティなぬうどといい、ワルな演技といい、すっかりやられました! あの低い声には松茸のお吸い物のCMより、こんな役の方が絶対に合います! しかし玉木宏が「ウォーターボーイズ」に出ていたなんて気づかなかった。あのボンバーヘッド佐藤を演じていたとは。金子くんに惚れられる役でしたよね、うふふ。(妻夫木くんが主演だし、いま思うとすごい豪華キャスト。また見たくなりましたー。)今回はドラマ版「ウォーターボーイズ」で一緒だったたはずの山田孝之との本格的な共演です。

 その山田孝之、ちらっと見たドラマ「ウォーターボーイズ」はまあいいとして、最近、とても濃くなってしまって、なんだかなー。正直、あまり期待はしてませんでした。が、本編での彼は神父スタイル、けっこうさまになってます。眉間に縦じわが似合うー。結城を見つめる瞳はいつも暗く、しかし熱を帯びたものでした。なかなか良かったです、。原作とは設定が違うけれど、それ故の映画版・賀来裕太郎の苦悩。神父としても、一人の人間としても許されない行為の数々。さあどうする、賀来?

 アクションもなかなかですし(バンコク、なつかしー。て、1度行ったきりですが)、腐女子としての見所も満載です。原作はちらっと読んだきりですが、映画だけ見ても楽しめると思います、腐女子を自認する方は見なきゃソンソン。帰りの電車の中で「MW見た?」女子高生の話題になっていて、にやにやしちゃいました。

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MW

MW ムウ (小学館文庫) Book MW ムウ (小学館文庫)

著者:司城 志朗
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 映画はまだ見ておりません。というか、見なくてもいいか、でした、シネコンで予告を見たときは。そそる部分のまったくない予告。二人の本来の関係も描かれず、原作からはかなり遠い感じがしたので無意味ダス? が、公式サイトのトレイラー! シネコンで見たのとぜんぜん違います。なんですか、玉木のこの美麗なヌードは! でもって、二人の関係がはっきり判りますね。うーん、シネコンで見たのは「ハゲタカ」「剱岳 点の記」のとき。あの予告ではヒットは無理、とおいしいシーンを追加したんでしょうか、腐女子向けに

 とどめは、この画像。 【7月31日(金)まで、渋谷109-2の入り口脇の看板に掲示される】てさあ。いいんですか、公衆の面前に、こんなの晒しちゃって! わざわざ看板を見に行きたくなるじゃないですか!

 あ、私、決して「MW]初心者ではありませんよ。以前、こんな記事で「MW」を取り上げておりました。しかし当時は、これが映画化されるとは夢にも思わず。神父がいたいけな少年に、て、犯罪ですよ(よくあるケースなのかもしれませんが)。原作通りの設定なら、映画化は不可能だったろうと思います。私としては2人の年が近いほうが好き、ですが。それにしても聖職者のこうしたスキャンダルは多いのですかねー。「司祭」なんて映画もありましたね、司祭がゲイではいけないのか? 真摯な問いかけでございました。私の感想はこちら

「MW」では結城と賀来との関係ははっきりとは描かれていませんが、公式サイトのトレイラーだけでもう、判ります。つーわけで「絶対見る!」とやる気満々です。そのうち、感想をUPできると思いますので、乞うご期待?

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